2018年2月27日火曜日

家賃トラブル、解決へ



ちょうど1ヶ月前くらいに発生した家賃トラブル家賃トラブルその後

日本で窓口役をしてくれている父がうまく対応できているか心配で心配で、この1ヶ月は気持ちが落ち着かない日が続いていた。

前回父とスカイプで話して作戦会議をした後、念のため家賃前払いに関する前大家さんとのやり取りの記録を用意して、日本の父のもとに送付しておいた(アメリカの郵便が当てにならないため、フェデックスを使ったら送料に60ドルもかかってしまい、これは痛い出費だった・涙)。

これらの証拠になる文書をシカゴに持って来ていたこと自体かなりの偶然だったが、もし万が一、やっぱり家賃払ってください、なんて言われたら父も困ると思ったので、一応払い込んだ証拠となるものはあった方が心強いだろうと思ったのだ。

まさかこんな風に出番が来るとは思ってもみなかったが、何が起きるかわからないので、証明書などの類はやはり手元に持っておくに限る。日本に置いてきてなくて、本当に良かった~。


しかし、昨日父からのメールで良い知らせが!
帰国するまでの家賃が振込済みだということが、新オーナーと管理会社の方で確認が取れたということだった。

あぁ、良かった。用意した証拠の出番は来なかったけれど、それで良かったのだ。それにしても、長く海外に転出するときは、思いもよらないことが起こるものだ(今回のようなケースは予想することができないけれど)。

2018年2月26日月曜日

野菜の価格、日本とアメリカ



日本で野菜の値段が大変なことになっているらしい。

ネットニュースを見ていると、キャベツ一玉700円とか、キュウリが一本100円とか、白菜四分の一カットでも300円とか…。見ているだけでも恐ろしくなってしまう数字のオンパレード。

特に葉物野菜がずいぶん高いようで、これでは寒い季節の楽しみ、鍋料理もできないじゃない…とシカゴにいても切なくなってしまう。もしこの冬日本で過ごしていたら、どうしていただろう。


ところで、日本のスーパーの場合、野菜の価格はかなりこまめに変化しているんだなということに、シカゴに来てから気が付いた。日替わりや期間限定の特売品があるし、今回のような天候の事情によっても、日々変動している。

しかし、こちらでは野菜の価格はほぼ変わらない。チラシに出てくるのはお肉、加工食品がほとんどで、旬の果物がちょこっと。野菜の特売は本当に少ない。何なら野菜が掲載されない週もあるくらいだ。

そこはやはり国土の広さのおかげなのだろう。シカゴのある中西部周辺で不作でも、国内の様々な地域から仕入をしているようだし、メキシコから入ってきている生鮮品も売り場ではたくさん見かける。

それを選ぶかどうかは別として、でも仕入れ先がたくさんある事により価格が安定するのなら、その方が家計へのダメージも少なくて済むからいいのかも。主婦の目線からは、最近そんな風に思うようになってきた。


とは言え、日本に帰ったらまた特売品から献立を考える思考パターンに戻ってしまうんだろうな…。

2018年2月25日日曜日

あちこちでEasterの準備中



最近は、買い物に出かける先々でイースター関連商品が目立つところに置かれている。1ヶ月以上も前からこんなに一生懸命にプロモーションするなんて、まるで日本のバレンタインやクリスマス商戦みたい。

もしかしたらシカゴの人にとっては、イースターというよりは春の訪れが待ち遠しい…という気持ちのほうが強いかもしれないが。

よく売られているのは、ウサギのチョコレート。
今日、イータリーにふらりと立ち寄ったら、高さ30センチ近くありそうなウサギに見下ろされた(写真いちばん右)。98ドルもする!どんな人が買うのだろう。
5ドルくらいの手のひらサイズウサギ(タマゴを抱えている)もいるけど、前歯が強調されているせいか、目が大きいせいか?かわいらしさに欠ける。


シカゴに来てから、ある何かを見た時にふと「かわいらしさが足りないなぁ~」と思ってしまうことが度々ある。お菓子のキャラクターだったり、街中の案内表示のイラストだったり。そんな時に、私、やっぱり日本人だわと実感するのだ。知らないうちに、かわいらしさ≒親しみやすさと感じるように脳みそができているらしい。


一方で、スーパーや量販店でよく見かけるのはスイス・リンツのチョコレート。こちらのウサギのほうが何だかホッとする顔つき。
ひよこも。そんな顔されると食べづらいよ…。
小分け包装の品は、やはり、不届き者によって味見されてしまう宿命を背負っている。


イースターとこれらの動物の関連については、ネットで検索してもらえればたくさん情報が出ているのだが、簡単に言うと、多産なウサギは春と豊作の象徴。そしてひよこは、つまりタマゴ。命や再生の象徴のようだ。何と言ってもイースターは復活祭ですから。ちなみに雑貨のジャンルになると、ニワトリモチーフものも売られている。

2018年2月24日土曜日

もう一度、アサイーボウルを作ってみた



夫が提出物の作成で忙しい週末。
どこにも遊びに行けないけれど、せめて食事くらいは楽しまないと。

先日はしっかり解凍し過ぎてしまい、理想通りにできなかったアサイーボウルに再チャレンジ。今回は流水で解凍して、アサイーのシャリシャリ感をちゃんと残すようにしてみた。ちょうど残っていたバナナとブルーベリーをトッピングしてみたら…

あらなんだかハワイで食べたアサイーボウルみたい!今回もはちみつは入れなかったけど、バナナの甘みで十分おいしかった。
(でもやっぱり、食後は冷えた…)


そして、お昼ご飯にはパスタ。もうずいぶん前になってしまったが、イータリーのセールで購入したバジルペーストを使ってみた。

このバジルペースト、とてもおいしくて驚いた。ニンニクがかなりたっぷりと入っていて、香りも味も最高。こんなことなら2瓶買っておいても良かったなぁ。

2018年2月23日金曜日

春節のチャイナタウンへ



ちょうど1週間前の16日は中国のお正月、春節だった。
その日の朝のニュースでは、チャイナタウンの超群餅屋Chiu Quon Bakeryから中継をしていて、月餅などお祝いごとの時に食べるお菓子を販売している様子が放送されていた。

それ以来、月餅が食べたいなぁ~という気分が頭を離れなかったのと、先日ジョンブーマーケットでゴム手袋を買うことができなかったこともあって、今日はかなり久しぶりにチャイナタウンへ出かけてきた。


いつもの中華街門。
次の日曜日(25日)には、中国獅子舞が行われるイベントがある。夫の宿題が忙しいので、恐らく見に来れない…(涙)。
普段はない、赤いランタンが通りに沿って飾られている。
いつものスーパーChinatown Marketも、ちょっとだけお正月飾りがされていた。

日ごろからシカゴの中華街では、ガイドさんに連れられてツアーで訪れている人をたくさん見かけるが、今日はかなりの混雑で驚いた。金曜日とはいえ平日だし、冬の観光オフシーズンだけど、みんなちゃんと調べて来ているんだなぁと感心。

肝心のゴム手袋はいつもの雑貨屋さんEK Housewear and Giftで購入。やや厚手で、裏側が起毛している、理想的なゴム手袋が買えて満足。1双で2.5ドル。

そしてその後、超群餅屋にて月餅などいつものあんこ系を4種類購入。テレビで見たような商品はすでになくて、普段通りの品揃えだった。もっと早く来ていたら、春節限定品?が買えたかもしれない。あぁ、残念。



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ロックンロールマクドナルド、その後。
屋根の部分がシートで覆われている。この後はどうなっていくのか??

2018年2月21日水曜日

電気代のこと



日本の気候で考えれば、一年でいちばん寒い時期を過ぎて電気代もだんだんと落ち着いて来る2月。ちょうど電気代の請求書が送られてきたので、シカゴ生活の電気代を振り返ってみることに。

アパートに入居したのは昨年6月2日。それからすぐに締日となったので、6月の請求金額は少なくなっている。

支払った電気代は、
6月   13.22ドル
7月   47.90ドル
8月   47.86ドル
9月   47.28ドル
10月  46.03ドル
11月  62.44ドル
12月  71.76ドル
1月   64.97ドル
2月   65.35ドル

シカゴは本当に涼しいので、夏の間でも冷房を付けていたのは昼間の本当に暑い時間だけだった。昼間でもブラインドの羽根の向きを調節して、日差しが直接部屋に入りにくくすれば、かなり暑さはしのげたし、何よりカラッとした暑さだったことが大きい。私一人で過ごす日は、ほぼ冷房は使わずに過ごしていた。

11月に入ると突然寒くなったので、暖房を使う日が多くなった。12月は旅行で家を空ける日もあったのに、寒さが厳しかったので、これまででいちばん電気を使用した月になっている。

そして現在。まだまだ朝晩は寒いし雪も降るので、暖房はかなり使用している。我が家は南向きに大きな窓があるので、太陽の日差しが強い日の昼間は、夏とは逆にブラインドを全開して日差しを取り込み、何とか暖房なしでも過ごすことができている。もしこれが南向きでなかったら、電気代はかなり違っていた可能性があるかもしれない。


日本で出発前に生活費の見積もりを立てた時には、全く見当がつかないながらも、電気代は月100ドル(年間の平均金額として)と想定していたのだが、それよりはかなり下回った金額で冬を越せたことに驚いている。

今年の冬は冷え込みが厳しかったようだし、暖房を使ったら、軽く100ドルなんて越えてしまうと思っていたから。やはり二重ガラスのおかげなのかもしれない。

2018年2月20日火曜日

「UGGのブーツ、クリーニングできます」



我が家の近所にいくつかあるクリーニング店では、こんな貼り紙を見かける。


日本でもおなじみ、アグのブーツをクリーニングしてくれるのだ。もしかしたら、すでに日本でも同様のサービスができるお店はあるのかもしれないが、アグは割といいお値段なので、クリーニングして長く履けるならとても良いサービスだと思った。

シカゴでも、アグのブーツを履いている人はたくさん見かける。LLビーンのビーンブーツといい勝負くらいだろうか。

日本だと、防寒の目的で履くのはもちろんだが、ファッション的な面もあるだろう。でもシカゴでの冬を体験して分かったのは、アグくらい防寒性の高いブーツを履かないと、ここでは冬が越せないということだ。

日本で小さな子供がアグのブーツを履いていると、おおっ、おしゃれな子だなぁ~なんて思ってしまうけど、小さな子供にも履かせざるを得ない寒さ。ビーンブーツにも言えることだが、「生活の道具」として必要なのだ。積もった雪で道路が水浸しなことも多いから、あの素材は必ずしも万能とは言えないのだが、それでもみんなアグのブーツを履いて街を歩いている。

私はと言うと、雪が降ったらどうせ履けないからと、そもそも日本から持っていくのを諦めてしまったのだが、激しく後悔している。代わりに持ってきたエーグルのラバーブーツで、中にくつ下を重ね履きしているから水はしみないし温かいしで不便はないものの、やっぱり晴れてお天気がいい日には軽いブーツで出かけたくなる。


これからもしシカゴで住まう方、すでにアグのブーツを持っているのなら、シカゴに連れて来ましょう。その方が絶対に快適です(雪の日用のブーツは別個に必要ですけどね)。

2018年2月17日土曜日

Cash Backの機能を使ってみる



アメリカに暮らす人にとっては常識かもしれない「キャッシュバック」。今更ながら気になって調べてみたら、とても便利な機能であることに気が付いた。さっそくスーパーで実践してみたので、今日はその感想を。


【注意】我が家はChase銀行のデビットカードを使用しています。
他行の場合は異なる点があるかもしれません。あくまで一例として、ご覧ください。



まず「キャッシュバック」とは何かという話。
とてもざっくり表現すると、わざわざ銀行へ行かなくても、スーパーなどでの会計時にレジで自分の口座のお金を受け取れてしまう、という超便利な機能のこと。


では、具体的にどうすればいいのかという話。
お店での会計時に、カードを端末機器に差し込むと、『キャッシュバックを利用しますか』というメッセージと『はい・いいえ』のボタンが画面に表示される。

『いいえ』を押せば、そのまま会計へ。

『はい』を押すと、キャッシュバックの金額を選択するために、金額ボタンが画面に表示される。$10、$20、$30、$40といったような感じで、お店によって金額の選択肢は3~4種類と異なる。

金額を選択すると、その後は会計に戻るので、暗証番号を入力して終了。そして、レシートと一緒に、選んだ金額の紙幣をレジの係員から受け取ることができる。

お店側は、客の買い物額にキャッシュバック額を合計した金額を銀行に請求し、口座から落ちるので、結果的に自分で銀行に行かなくても済む、ということになるのだ。


今回、私は20ドルのボタンを選んで、レジで20ドル札を受け取った。レシートにはどんな風に表示されるのかなと思い確認してみると、20ドルはおつりとして表示されていた。なるほどー。



アメリカの銀行で、日本の銀行のように長い行列ができることはまずないが、我が家の最寄りのチェイス銀行は土日が休みでATMコーナーにも入れなくなってしまうので、曜日を選ばず買い物のついでにお金を手に入れることができるのは、とても便利なことだと思った。しかも、わざわざ銀行に行くための時間も節約できるし、銀行に寄るためにあちらの通りから行かないと、みたいなことを考えなくても良いのだ。

これこそ、忙しい日本人のために日本の銀行でやってほしいサービスだなぁと感じた。お勤めしている人なんかは、お昼休憩にATMに並んでいたらご飯を食べる時間がなくなった!なんてことが絶対にあるはずなので(私も経験あり・悲)。このサービスを導入する銀行が現れたら、絶対にそちらに乗り換えると思う。

ただ、不便だと思った点も一つだけある。ATMなら20ドルを5ドル札×4枚でおろせるのだが、キャッシュバックで受け取ると、今回のように20ドル札1枚か、細かい紙幣でくださいと自己申告しなくてはならないので、嫌な顔をされても負けない、強い心臓が必要(笑)。アメリカにいると、チップの支払いや募金、割り勘で小額紙幣がないと困る場面が意外とたくさんあるので、この点は結構重要かも。

しかし、その点だけ解消できれば、キャッシュバックはとても便利で利用価値のあるものだと思う。日本の銀行にも導入してほしい!

2018年2月16日金曜日

警察官追悼のためのライトアップ



先日ループエリア内で起きた銃の事件
亡くなった警察官を追悼するために、今夜は市内のライトアップが青色で統一されている。

こういう時のアメリカの対応の素早さには感心させられる。

本当は銃がなくなればいいのだろうけど、建国の歴史を考えてみてもアメリカ社会から銃がなくなることは無理だろうなぁ。残念だけど。

韓国系スーパーで食品の買い物・6



1ヶ月以上ぶりに買い物にやってきたジョンブーマーケット
最近は帰国に向けて食品のストック量を減らすようにしているので、ここに来るのもあと何回?もしかして今日が最後になるかも?そんなことを思ったら急に寂しくなってしまって、やたらと写真をとってしまった。私にとってはこのスーパーがあったから、シカゴ生活を楽しめたといっても過言ではない大事な場所なのだ。
右のガラス扉が入り口。
入り口すぐの通路には、野菜や果物のお買い得品がワゴンで山積みにされている。いつもここで好みの大きさのカボチャを探す。
この日はジャックフルーツが出ていた。こんな風に中の果肉を見たのは初めて。
このスーパーがある周辺はメキシコ系の住民も多いので、トウガラシの品揃えがダウンタウンのスーパーとは比べ物にならないくらい豊富。日本では見たことないような品種も。
見たことがない野菜といえば、今回初めて気が付いた「ロングビーン」。長ーいインゲン?隣にあるネギでその長さがわかるだろうか。

今回、私の目当ての品は特売のとろろ芋だったのだが、残念ながら在庫切れ。日本の小売店のように、特売品だから通常よりも在庫を多めに持つ、みたいなことはアメリカでは気にしないみたい。ダウンタウンのスーパーでも、チラシの品が品切れしていることはしょっちゅうなのだ。郷に入っては郷に従えで、さっさと諦める。

もう一つの目当てはゴム手袋。食器洗いの必須アイテム。日本からいくつか持ってきたのが傷んでしまって、その後中華街で買ったのもうっかり包丁で傷つけて穴をあけてしまった。新しいのを買いたかったのだが、売り場に並んでいるのがオール韓国語表記!
手袋の裏側が起毛しているかどうかが判別できなかった。店員のおじさんに聞こうかと思ったが、「裏側が起毛していますか」ってなんて言ったら良いんだ??思い浮かばなかったのでこちらも今回は諦めた。

その後も店内をくまなく見て回る。2週間ほど前、ダウンタウンに新しく大型韓国系スーパー「Hマート」がオープンしたせいか、お客さんがこれまでよりも少ない気がした。

冷凍ケースにあったラーメン。食べたいなぁと思わず手に取るものの、トッピングに用意できるものが思い浮かばなかったので、やめておいた。そう、ラーメンは食べに行けばいいのだ。

今まであまりちゃんと見たことがなかった、量り売りのお惣菜コーナー。よく見ると、おいしそうなものがたくさん!瓶詰めのキムチを買うつもりでいたのを変更して、3種類購入してみた。



たくさんの荷物を抱えて、無事に帰宅。
今日もたくさん買ってしまった。とろろ芋を諦めたので、代わりにカボチャを購入。アジア系の店で時々見かけるSoboro Bread(下写真の左)。何かと思い買ってみたら、どうやら日本のメロンパンを模したものらしい。ふわふわパン生地の上にクッキー生地を被せて焼いてある。でもメロンパンのおいしさを知っている日本人にとっては、あまりおいしいとは思えないものかも。
貴重な薄切り肉。
でもでも。よく見ると骨が残っているので、調理の際は要注意。
(こちらではよくあることです)

今回初チャレンジの量り売りのお惣菜。右上の、もやしとネギをごま油で和えたものが一番おいしかった。左上は大根、下は韓国さつま揚げの細切りとパプリカ、にんじんをキムチで味付けしたもの。どちらも白いごはんに合う味付け。



今回が最後のジョンブーマーケットかしら…なんて寂しく思っていたけれど、惣菜がおいしかったので、夫からは早くも買いに行ってほしいとのリクエストが。良かった~、もう1回買い物に行ける♪

2018年2月15日木曜日

ループエリアで起きた銃の事件



今朝のニュースを見て、大きなショックを受けた。

一昨日、夫とランチを楽しんだラティーナシティのすぐ近くで、銃による死亡事件が起きたのだという。それが、まさに私たちが食事をしていた時間帯に発生したことだったので、ゾッとしてしまった。

場所はトンプソンセンターというビルのすぐ近く。このビルは建築物としても有名だし、イリノイ州政府役所の出張所やオフィス、飲食店が入居しているので、常にたくさんの通行人がいるし、私もよく通りがかる場所だ。

たまたま研修や会議などの用事で市内に来ていた警察官が、薬物などを持ってうろついていた男を取り押さえようとして、撃たれてなくなってしまったのだという。

今回は亡くなったのが警察の、しかも職位が上のほうの方だったので、特に大きくニュースに取り上げられたのだと思うが、シカゴで銃の事件はほぼ毎日起きていて、毎朝のように事件のニュースを目にしている。

たいていは貧困層が多く住む南側の地域かループの西側のことが多いのだが、大げさでなく「ほぼ毎日」なのだ。

シカゴで起きる銃の事件の頻度から想像するに、日本のニュースで目にするアメリカの銃の事件なんて、1%にも満たないほどの量だと思う。

しかし、毎日毎日そんなニュースに触れているうちに、やや鈍感になってしまっていた自分に今回の事件で気が付いた。心のどこかで、自分の行動範囲内では(夜遅くに出歩かなければ)大丈夫、と思っている自分がいたと思う。

でもやっぱり、絶対に大丈夫ということは有り得ないのだから、人が多く集まる場所かどうかに関わらず気を付けなければならない。残り少なくなってきたシカゴでの時間も安全に過ごせるよう、気を引き締めていかないと。

2018年2月14日水曜日

Valentine's Day



今日はAsh Wednesdayだけど、バレンタインデイでもある。

Targetのメッセージカード売り場は大混雑していたし、スーパーの花売り場でも、ブーケのオーダーのためにおじさん達がずらーっと行列を作っていた。皆さん、ちゃんと奥様?ガールフレンド?にプレゼントを用意するのね。日本も女性からだけでなく、互いにプレゼントし合うようになれば楽しいのになと思う。
アメリカでは、手書きのカードを贈る習慣がまだ残っていることに感心する。合理的なことが好きなアメリカ人も、その辺はきちんとしていたいのか。パソコンが当たり前の時代に産まれた若い人たちは違うかもしれないけど。


我が家のバレンタインはというと、ホールフーズマーケットで買ったチーズケーキをおやつに食べた。アメリカのケーキはおいしくないので、シカゴに来てから一度も手を出していなかったのだが(あ、ピーカンパイは一度だけ食べました)、ついに解禁!イータリーのティラミスを買いに行くつもりだったが、目の前にフルーツモリモリのケーキを見たら、ついついそちらに目が行ってしまって…。ティラミスはまた別の機会に。
(ハート型になっているのがわかるでしょうか)

4種類ものベリー盛り合わせなんて、とってもゼイタク!これで10ドルほどなのだが、日本だったらこの値段では買えないだろうなぁ。ホールフーズマーケットのチーズケーキ、さっぱりした甘さで日本のケーキのようにおいしかった。

Fat Tuesday と Ash Wednesday



昨日の朝のニュースを見ていて聞こえてきた「ファットチューズデイ」の話題。そもそも初めて聞いた言葉で、自分には関係とないと思うことは耳に入って来ないものだが、今日外出すると、おでこに黒い十字の印を付けた人をあちこちで見かけた(しかも、皆さんそのまま普通に仕事をしていたりする)。

街はすでにイースターの準備が始まっているので、もしや関連があるのかと思い、調べてみるとなかなか面白いことが分かった。



ここ数年、日本でも無理やりイベントとして根付かせようとしている風潮があるので(笑)、イースターという言葉はだいぶ知られるようになっているのでは。イースターは十字架に磔にされたキリストが復活したことを祝う「復活祭」のことで、キリスト教徒にとってはとても重要な祝日らしい。

そして、イースターは毎年日付が変わる移動祝祭日なのである。『春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日』、と決められている。以前ちょっとだけドイツ料理店でアルバイトをしたことがあり、春にはイースター限定メニューを出していたので、なぜかこれだけは覚えている私。他にもっと覚えておくべきことのために、脳みそのその部分を明け渡したい…。ちなみに、今年は4月1日がイースターとなる。

イースターにはサンクスギビングやクリスマスの時と同様に、ミサに行った後、家族が集まってディナーを食べるのが一般的な過ごし方のよう。

しかし、敬虔なキリスト教徒になると、イースターの40日前の水曜日(今年の場合は今日)から、日曜日を除く40日の間(四旬節)、肉食をせずに過ごすのだという。この期間のことをレントと言うそうだ。

で、昨日耳にしたファットチューズデイが何だったかというと、レントでお肉が食べられなくなる前に思いっきり脂っこいものを食べて楽しんでおこう~!ということを言っていたようだ。アナウンサーが「パンケーキチューズデイ」とも言っていたので、平日でもあるしアメリカでは簡単に調理できるもので済ませるのかもしれない。

ファットチューズデイに何を食べるかは、各国ごとに違いがあるようで、スペインではスパニッシュオムレツ、北欧の国だとクリームやジャムたっぷりの菓子パンを食べたりするらしい。いつものスーパーで見かけたのは、ポーランドの揚げドーナツ「Paczki」。日本のあんドーナツに見た目がそっくりで、パッケージを持ち上げたら手が油でギトギトに(涙)。思わず棚に戻してしまった。

そして、今日はアッシュウェンズデイ。教会に行って、額に灰で十字を付けてもらうのだとか。街で見かけた人たちの額に書かれていたのは、これだったのかと納得。しかし、ちゃんと教会でそういった儀式に参加しているということは、敬虔なキリスト教徒の方なのだろう。
参考までに、画像はこちら。ちょっと下の方です。

ということで、イースターはファットチューズデイからすでに始まっているということを今回初めて知った。それにしても、普通に街を歩いていたり仕事をしていたりしていたけど、一日中あの状態で過ごすのだろうか。戒律に従って真面目に過ごすのはなかなか大変そうに見える。

2018年2月13日火曜日

Latinicityでランチ



今日もシカゴは絶賛ツララ凍結中!
このくらいの大きさならまだいいが、時々ビルの上から雪や氷の塊がドサッと落ちてくるので、外を歩くときは足元だけでなく頭上にも気をつけないといけない。

少し前、実際に目の前にソフトボールくらいの大きさの氷の塊が勢いよく落下してきたときは、本当に心臓がドキッとしたものだ。あと何秒かのタイミングがずれていたら、私の頭に直撃していたかも…と思うと恐ろしい。「落氷注意!」の看板は侮っちゃあいけないのだ。



さて、夫が1時間目の授業だけで帰宅できると言うので、今日は以前から気になっていたフードホールでランチをしようということに。

やって来たのは「ラティーニシティ」というフードホール。ループエリアにあるメイシーズの向かいのビルBlock37の3階にある。

ところで、フードホールとフードコートは何が違うのか?ニューヨーク旅行に行った時には、フードホールという言葉がよく使われていた。あの時の経験と簡単にだがネットで調べた感じだと、フードホールはフードコートよりもやや高級路線の飲食店が集まった、大人向けの業態のことのようだ。フードコートはファストフード寄りだったり、カジュアルな飲食店がメインの業態という感じだろうか。

で、今回のラテンシティはどうかというと、特に高級感を強く感じることもなく、入りやすい雰囲気だった。でも小さな子供を連れたファミリー層は見かけなかったし、実際子供に向けたメニューもなかったように記憶している。

ラテンシティの会計システムが、ちょっと珍しかったので書いておくと。
①入口にいる係員からカードを受け取る。
②各店で注文時にカードを提示して、利用金額を入力してもらう。複数の店で注文をすると、その度に金額が加算されていく。
③帰りに出口の会計カウンターでカードを提示して、入力されている金額を支払する
という仕組みになっている。

なので、注文の都度財布を出す必要がなく、とても楽ちんなのだ。入口でカードを受け取った際に、夫と私で1枚のカードじゃダメなのかと聞いてみたら、一人一枚使ってくれとのことだった。恐らくは入場者数のカウントも兼ねているのだろう。しかし、会計時には合算して支払うことが可能なので、特にデメリットもない。

中の様子。最近流行りのインダストリアル風な内装。
座席数は多め。ランドルフ通り側の景色がよく見えて楽しい。
(こう見ると、確かにフードホールは高級感ある内装)


夫はMachefe Taqueriaのブリトー(メキシカンライス、ブラックビーンズ、チキン、レタス、フレッシュクリーム)を注文。
私は、Burguesaのバルバコアグリルドチーズ(チェダーチーズ、スイスチーズ、バルバコアビーフ、キャラメライズドオニオン、チポトレマヨネーズ、サワードゥブレッド)を。
本当はシーフードを欲していたのでセビーチェを食べたかったのだが、色々あって注文できず、仕方なく選んだのがこのサンドウィッチだった。しかし、あまりに感動的なおいしさで、セビーチェを食べれなかった残念な気持ちは忘れてしまうほど。挟んである全ての具が互いに引き立て合う、すばらしい組み合わせのサンドウィッチだった。パンを肉と一緒に鉄板で焼いていたのも、パンが油っぽくはなるが肉のうまみをパンにまとわせていたのかもしれない。本当においしかった。

日本人からすれば、たかがサンドウィッチなのだが、やはりパンの種類と具の組み合わせがちゃんと計算されたお店のものは本当においしい。



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Latincity Food Hall+Lounge(ラテン諸国料理、フードホール)
108 N. State St. 3rd Floor(Block37内)
(1-312)795-4444
最寄り駅:レッドライン、グリーンライン、ピンクライン、ブラウンライン、オレンジライン,パープルライン(月~金の通勤時間帯のみ)State/Lake
ホームページはこちら

アサイーボウルを作ってみた



昨日調達してきたアサイーピュレを使って、朝食にさっそくアサイーボウルを作ってみることに。

アサイーピュレは冷凍品。「食べる直前に冷凍庫から出して流水で溶かして食べてください」とパッケージの裏側に書いてあったのだが、朝からそんなに冷え冷えのアサイー食べれない…という私の勝手な判断で、夜のうちに食べる分だけ冷蔵庫に移し、解凍して朝を迎えた。

いや~、これが失敗のもとだった…。

朝、完全に溶けているアサイーピュレを食器に出してみると、ただのドロドロな紫の液体!ハワイで食べたアサイーとは余りにも違っていて、自分で解凍しておいたくせにちょっとびっくりしてしまった。

これが、我が家のアサイーボウル。かわいらしさゼロ…(笑)。
バナナがあったのでプラスしてみた。アーモンドバターに思いのほか甘みがついていなかったので、はちみつを加えるとよかったかもしれない。でも今回はバナナのおかげで、さっぱり甘いアサイーボウルになった。バナナの上にかかっているナッツのようなものが、カカオニブ。ハワイでこれを食べた時は、その正体をよく分かっていなかったのだが、コーヒーの香りが鼻に抜けて香りも良し、味も良し。日本に買って帰りたい。

もしパッケージに書いてある通り、流水で解凍していたら、ハワイで食べたようなシャリシャリ感の残るアサイーボウルになっていたんだろう。

それにしても、あの甘さを再現しようと思ったら相当なカロリーになりそう。なので、我が家の味はこのくらいでいいのかもしれない。次回は流水で解凍して再チャレンジ。

2018年2月12日月曜日

アサイーボウルのための買い出しへ



まだまだ寒さは続いているものの、久しぶりにきれいな青空、快晴の今日は買い物がてら近所をぶらぶら歩きまわってみた。

シカゴ川に架かる橋の欄干には、まだこんなに雪が積もったまま残っている。



ところで、楽しかったハワイ旅行から早くも約2ヶ月が過ぎた。夫も私も、あの時食べたアサイーボウルのおいしさがいまだ忘れられずにいたところ、トレーダージョーズのチラシでアサイーの冷凍ピュレが売られているのを発見。帰り道に寄って、アサイーボウルセットを購入♪
左下のが、冷凍のアサイーピュレ。一袋に4つ入りで4.49ドル。ホールフーズでもオーガニックで同様の品が売られているが、トレジョのほうがかなり手ごろな価格。そして、奥のココナッツクランベリーグラノーラはトレジョのチラシでアサイーピュレと合わせるのにオススメの品になっていたので。グラノーラの前にある容器はハニーアーモンドバター、そしてその前にあるのはカカオニブ、1.99ドル。カカオニブも、スーパーフードとしてここ数年流行っている食品。

ハワイで食べたアイランドビンテージコーヒーのホームページを参考にして買い集めてみたが、果たしてあの味は再現できるのか。

2018年2月11日日曜日

自宅でTEX-MEX



テックスメックス(TEX-MEX)という料理のジャンルを聞いたことがあるだろうか。私もシカゴに来てから初めて知ったのだが、これはメキシコ風のアメリカ料理のこと。また、メキシコに近いテキサス州で生まれたものらしい。

テックスメックスについて詳しくは→こちら

しかし、今では全国的に食べられる料理になっているようで、私がよく行くスーパーでもテックスメックスの売り場が設けられており、たくさんの食材が並んでいる。

私の好きな料理番組「パイオニアウーマン」でもよく紹介されていて、とてもおいしそうなメニューばかり。使われている食材が、米、豆、トマト、チーズやシラントロ(パクチーのこと)と日本人には馴染みのあるものばかりなので、受け入れやすいというのもあると思う。

メキシコ料理だと思っていたものが、実はテックスメックスだったなんてことはしょっちゅうで、私が時々作るチリコンカンも長年メキシコ料理だと思っていたのに、違ったらしい。

夫もメキシコ人のクラスメイトに「アメリカに来てから、元々好きだったメキシコ料理がファストフードで気軽に食べれるから、ますます好きになったよ」などと言ったら、軽く怒られたらしい(笑)。「ちょっと!もしかして○○の店のこと言ってるの?あんなのメキシコ料理じゃないからね~」

そ、そうだったのか…。ごめんなさい。私もずっと勘違いしていた!日本人が日本食店を名乗る店で出される料理を見て、「似て非なるもの」と分かった上で食べるのと一緒かな。アメリカでは中華料理でさえ、結構なアレンジがされているしね。


長々と書いてきたものの、結局言いたかったのは晩ごはんに作ったタコスのこと。タコスも実はテックスメックスの一種なのだ。

晩ごはんのメニューに悩んだ日は、タコスにすることも多い。メインの具になるお肉やエビを炒めるレトルトソースが安い上にとても便利なので(普通に炒めもののタレとして使える)、我が家には常に買い置きがある。

今夜は牛肉とスライスした玉ねぎをレトルトソースで炒めて、付け合わせにアボカド、チーズ(これもタコス用にかなり細かく刻まれたのが売られている。溶けやすい)、シラントロ、そしてブラックビーンズのリフライドビーンズを用意した。これらをトルティーヤ(もちろんグルテンフリーなトウモロコシ粉100%)で包んで食べる。

以前購入したワカモレサルサがこれにぴったり合う!使い切れるか心配していたが、むしろすぐに使い切ってしまいそうなほど。帰国する時に持って帰りたいと夫が言うので検討中。

分かりやすいリフライドビーンズの説明は→こちら

2018年2月10日土曜日

まだまだ、寒さは続く



今週は寒いとか、雪がとか、そんな話題ばかりになってしまった。しかし実際そうなので、仕方がないのだ。食品の買い物にもほとんど行かず、ストックをやり繰りして何とか過ごしている。

寒いのがイヤなので外に出ないことを選択しているのは自分なのだが、やはりずっとアパートの建物から出ないと、無意識だがストレスが溜まっているのかイライラする。もうジムで運動するだけでは足りないよ~と体が言っているようだ。

これはアパートの7階から見た、朝11時ごろの外の様子。
今日はウィリスタワーも全く見えない。


ついに最後のカレールーを使ってしまった!しかしおいしい。
最近は日持ちする野菜ばかりを選んでいるので、そう言えばレタスとか食べていないなぁ。



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シカゴカブスとダルビッシュが6年契約で合意した、というニュースをネットで見かけた。上原投手がカブスを去ってしまって少し寂しいと思っていたところだったので、また日本人選手が加入してくれて嬉しい。というか、やっぱり少しでも若い選手が必要とされるのは仕方のないことなんだな…。