2018年2月17日土曜日

Cash Backの機能を使ってみる



アメリカに暮らす人にとっては常識かもしれない「キャッシュバック」。今更ながら気になって調べてみたら、とても便利な機能であることに気が付いた。さっそくスーパーで実践してみたので、今日はその感想を。


【注意】我が家はChase銀行のデビットカードを使用しています。
他行の場合は異なる点があるかもしれません。あくまで一例として、ご覧ください。



まず「キャッシュバック」とは何かという話。
とてもざっくり表現すると、わざわざ銀行へ行かなくても、スーパーなどでの会計時にレジで自分の口座のお金を受け取れてしまう、という超便利な機能のこと。


では、具体的にどうすればいいのかという話。
お店での会計時に、カードを端末機器に差し込むと、『キャッシュバックを利用しますか』というメッセージと『はい・いいえ』のボタンが画面に表示される。

『いいえ』を押せば、そのまま会計へ。

『はい』を押すと、キャッシュバックの金額を選択するために、金額ボタンが画面に表示される。$10、$20、$30、$40といったような感じで、お店によって金額の選択肢は3~4種類と異なる。

金額を選択すると、その後は会計に戻るので、暗証番号を入力して終了。そして、レシートと一緒に、選んだ金額の紙幣をレジの係員から受け取ることができる。

お店側は、客の買い物額にキャッシュバック額を合計した金額を銀行に請求し、口座から落ちるので、結果的に自分で銀行に行かなくても済む、ということになるのだ。


今回、私は20ドルのボタンを選んで、レジで20ドル札を受け取った。レシートにはどんな風に表示されるのかなと思い確認してみると、20ドルはおつりとして表示されていた。なるほどー。



アメリカの銀行で、日本の銀行のように長い行列ができることはまずないが、我が家の最寄りのチェイス銀行は土日が休みでATMコーナーにも入れなくなってしまうので、曜日を選ばず買い物のついでにお金を手に入れることができるのは、とても便利なことだと思った。しかも、わざわざ銀行に行くための時間も節約できるし、銀行に寄るためにあちらの通りから行かないと、みたいなことを考えなくても良いのだ。

これこそ、忙しい日本人のために日本の銀行でやってほしいサービスだなぁと感じた。お勤めしている人なんかは、お昼休憩にATMに並んでいたらご飯を食べる時間がなくなった!なんてことが絶対にあるはずなので(私も経験あり・悲)。このサービスを導入する銀行が現れたら、絶対にそちらに乗り換えると思う。

ただ、不便だと思った点も一つだけある。ATMなら20ドルを5ドル札×4枚でおろせるのだが、キャッシュバックで受け取ると、今回のように20ドル札1枚か、細かい紙幣でくださいと自己申告しなくてはならないので、嫌な顔をされても負けない、強い心臓が必要(笑)。アメリカにいると、チップの支払いや募金、割り勘で小額紙幣がないと困る場面が意外とたくさんあるので、この点は結構重要かも。

しかし、その点だけ解消できれば、キャッシュバックはとても便利で利用価値のあるものだと思う。日本の銀行にも導入してほしい!

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