2018年2月15日木曜日
ループエリアで起きた銃の事件
今朝のニュースを見て、大きなショックを受けた。
一昨日、夫とランチを楽しんだラティーナシティのすぐ近くで、銃による死亡事件が起きたのだという。それが、まさに私たちが食事をしていた時間帯に発生したことだったので、ゾッとしてしまった。
場所はトンプソンセンターというビルのすぐ近く。このビルは建築物としても有名だし、イリノイ州政府役所の出張所やオフィス、飲食店が入居しているので、常にたくさんの通行人がいるし、私もよく通りがかる場所だ。
たまたま研修や会議などの用事で市内に来ていた警察官が、薬物などを持ってうろついていた男を取り押さえようとして、撃たれてなくなってしまったのだという。
今回は亡くなったのが警察の、しかも職位が上のほうの方だったので、特に大きくニュースに取り上げられたのだと思うが、シカゴで銃の事件はほぼ毎日起きていて、毎朝のように事件のニュースを目にしている。
たいていは貧困層が多く住む南側の地域かループの西側のことが多いのだが、大げさでなく「ほぼ毎日」なのだ。
シカゴで起きる銃の事件の頻度から想像するに、日本のニュースで目にするアメリカの銃の事件なんて、1%にも満たないほどの量だと思う。
しかし、毎日毎日そんなニュースに触れているうちに、やや鈍感になってしまっていた自分に今回の事件で気が付いた。心のどこかで、自分の行動範囲内では(夜遅くに出歩かなければ)大丈夫、と思っている自分がいたと思う。
でもやっぱり、絶対に大丈夫ということは有り得ないのだから、人が多く集まる場所かどうかに関わらず気を付けなければならない。残り少なくなってきたシカゴでの時間も安全に過ごせるよう、気を引き締めていかないと。
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