2017年7月31日月曜日
ドライヤーから火花!
ちょうど一週間前の話になるが、日本から持ってきたドライヤーが壊れて使えなくなってしまった。
いつものように風呂上りに髪の毛を乾かしていた時のこと。
突然電源が落ちてしまい、温風が出なくなってしまった。その時はまさか壊れたとは思いもしていないので、どうしたんだろう…??とスイッチを切ったり入れたりしてみた。しかし、ドライヤーはうんともすんとも言わなくなってしまった。
でもまだ乾かし途中なのに。どうしよう…
これで最後、と思い、もう一度だけスイッチを入れてみた。
いつもよりだいぶ弱々しいけれど温風が出てきた。
これで何とか乾かしきれるといいんだけど…
つむじの近くの髪の根元にドライヤーの吹き出し口を向けたその時、パンッと弾ける音とともに青い火花が飛び散ったのを鏡越しに見てしまった。そしてそのドライヤーはそのまま二度と電源が入ることはなくなってしまった。ちゃんと変圧器に繋いで使っていたにもかかわらず。
その時同じバスルームの中にいてシャワーを浴びていた夫も、シャワーカーテン越しに何やら閃光が見えたので驚いたらしく、でものんびりとした調子で「どうしたの~?」と声をかけてきた。
※我が家のバスルームは四畳半ほどのスペースで、シャワー・お手洗い・洗面台が一緒になっています。
「いやぁ~、今ね、ドライヤーが爆発したよ」言うと、夫はかなり驚いたようだった。
その日は仕方なく、もう一台日本から持ってきていた小型のトラベルドライヤー(20代のころに無印で買った電圧調整機能が付いたもの)を使って、なんとか髪の毛を乾かし終えた。
このドライヤーだってもう15年くらい使っているし、アメリカ国内で旅行するとき用にと思って持ってきたものなので、本当はあまりハードに使いたくないのだが今回は仕方ない。と思いつつ、もう一週間使い続けている。
時間が経って冷静に思い出すと、結構怖い出来事だったなとじわじわと感じ始めた。
もし髪の毛に引火してしまっていたら…。
もし頭皮・地肌にやけどしてしまっていたら…。
洗面台の蛇口が目の前にあるのに、きっとパニックしてしまって、水を出してとにかく消火!なんてできなかったかもしれない。あのときは火花が出たことにただ驚いて、なんだか薄笑いしてしまっていたけど、もし本当に髪の毛が燃えてしまっていたらかなりショックだっただろうな。しばらくは外に出たくなくなるだろうな。そうは言っても実際そうはいかなくて、余計につらい惨めな気持ちになっていたかもしれない。
変圧器に繋いでいても、時にはこんなことも起こる。
今回はいい経験になった。
日本から持ってきてダメになった物、第一号はドライヤーでした。
2017年7月30日日曜日
夫、肉を焼く
日曜日のお昼。
何となくお肉が食べたいねと二人の意見が一致した。それにまだここに住んでからオーブンでステーキを焼いていない!せっかく大きなオーブンがあるのに!
ということでスーパーへ肉の買い出しに出かけた。
夫が選んでくれたのはこちら。牛もも肉のかたまり!
3.03ポンド(約1.5キロ)で12.09ドルという安さ。さすがアメリカ。
あまりに大きいので思わず定規を当てたくなる(笑)。
※定規の長さは15センチです。
さっそく調理開始~。
大胆にザクザク切っていく夫。そうそう、せっかく家で食べるのだからお店だと躊躇するような大きさで食べるのもいいよね、ということでかなりの厚切り。
表面を焼いていく。味付けはバターと塩コショウのみ。
あぁ、もうこの時点でよだれが…。
付け合わせはズッキーニ。
調理してくれている夫には感謝しつつ香ばしいにおいの中、待たされるのはとても過酷…。
どのくらい待っただろうか。ついに完成。
あぁ、おいしい。普段は太るからと控えめにするバターだけど、ここぞというときはたっぷり使わないとね。
我が家は夫も私も赤身の多いお肉が好きなので、思った感じのお肉が買えて良かった(まだまだ肉関連の単語には苦戦している)。家でこんなにうまく焼けるなら今度は奮発してサーロインステーキ、焼いてみようかな。
やはり私たちももう若くないみたいで。
お昼に食べたステーキでなかなかお腹が空かない…。
夕飯はさっぱりとろろそば。
そば(乾麺)は近所のスーパーで4把入っているものが3ドルで購入できる。
2017年7月29日土曜日
郵便局へハガキを出しに
おととい購入した絵ハガキ。
さっそく夫と私、それぞれの家族にあてて書いたので切手を買いに近所の郵便局へ出かけた。
アパートからいちばん近い郵便局は土日も営業しているので、この地域では大きな規模の支店にあたるのだろう。私たちとしても今後どのくらいお世話になるかはわからないが、便利な分にはありがたい。
建物を入ってすぐのところにタッチパネル式の機械があった。恐らくこれで切手は買えるのかもしれないが、せっかくなのでできればアメリカっぽい絵柄の切手を貼って出したいと思い、人がいるカウンターの方へと歩いて行った。
やはり土曜日なので出勤している人数は少ない。
窓口はたくさんあるが、二つしか空いていなかった。
「切手が欲しいんですけど」と言って、赤字で大きくAirmail JAPANと書いたハガキを見せた。モデルのようにきれいな女性の職員がパソコンを操作し始める。が、私がデビットカードで支払おうとしているのに気が付くと、手を止めて「すごく簡単に切手が買える方法があるから教えます」と先ほどの入り口近くにある機械の前に案内されてしまった。
途中までどんどん操作を進めていく女性。
「ここから先は(送り先の)国を選んであとは画面の指示通りに操作していけば買えますので」
そう言うと、スタスタと早足でカウンターの方へと戻っていってしまった。
もはや取り付く島もない…。
土曜日だけど、結構絶え間なくお客は来るし、だけど出勤人数は少ないってことで、たかだか切手くらいで手をわずらわせてほしくないってことかな。今回は仕方なく、なんの可愛げもない印刷の切手を貼ってハガキを投函した。いや、次回はもうちょっと自己主張しなければ。可愛い切手すら手に入れられない。
郵便局を出て、夫はクラスメイトの男の子だけで男子会をするということで出かけて行った。
私はアパートに戻ってスコーンを焼いた。
トレジョのこのスコーンミックス、ベリーのドライフルーツがゴロゴロ入っていてとてもいい香り。これくらい具だくさんだとお店で出来合いのを買うより全然満足できそう。
2017年7月28日金曜日
Tempo Cafeでランチ
5月に始まった英語プログラムもいよいよ終わりが近づいてきて、ここのところ、大げさでなく山のような宿題に追われていた夫。しかし、もう一か月後にはついに大学院のプログラムが始まってしまうし、ますます忙しくなってしまうだろう。
先輩方から聞いた話だと夜もかなり帰りが遅くなるみたいで、これでは日本で会社勤めしていたときと同じような生活リズムになりそう(笑)。そんな訳で時間のあるうちに気になっていた店に行っておこうと、アパートから歩いて3分ほどのところにあるTempo Cafeでランチをすることにした。
ここは地球の歩き方2016~17年版に掲載されていた24時間営業のカフェなのだが、とある日曜日の朝お店のそばを通りがかった時にものすごい行列を見かけて、それ以来その人気の理由が何なのか気になっていたお店なのだ。
夫の授業が午前中で終わって、お店に到着したのは1時を少し過ぎたころ。ランチのピークはとっくに終わっていたのか、お客さんは少なめですぐに席に着くことができた。こちらのお店はテラス席もあるのだが、この日は初めての来店で店内の雰囲気を知りたかったので、店内のテーブルをお願いした。
席に着くとすぐにメキシコ人のおじさんがコーヒーでいいかい?とやってくる。とりあえずコーヒーは何杯でもおかわり自由なので、何も考えずにお願いしてしまったが、少し暑い日だったので一つはジュースにすればよかったかなと後から少しだけ後悔…。
少ししてからウェイターが注文を取りに来てくれた(イタリア?アルゼンチン?よくわからないけどとにかくラテン系のイケメン!)。私たちは事前にホームページのメニューを見てなんとなく決めてから行ったのですんなり注文できたのだが、とにかくここのお店はメニューの数が多いので、それをしていなかったら、メニューを一通り全部見るだけでもひと苦労だったと思う。実際、隣の席の老夫婦はとても大変そうだったし。
コーヒーを飲みながら料理が来るのを待つ。店内ではメキシコ系のおばちゃんたちが元気に働いている。今の時間はテラス席がちょうど日陰になるので、外のほうが混んでいるようだ。忙しそうに出入りしている。
店内の様子。
料理は割とすぐに運ばれてきた。
まずは、ランチタイムなのだけど朝食メニューの中から選んだ3 egg omelettesの「Omni(Ham, green pepper, onion, swiss & cheddar)」。なんと豪快にスキレットのまま運ばれてきた。一緒にサーブされたのは、ギリシャ風トースト2枚、自家製マーマレード、ホイップバター、イチゴ・ブドウのジャム。ゴマがパンの耳にまぶされているのがギリシャ風の特徴なのか?
オムレツの下に敷かれてカリカリに焼けたジャガイモ(ハッシュブラウン)がおいしい。もちろんオムレツも。だけど何も味付けはされていないのでケチャップや塩コショウで自分好みに味付けして食べる。思いのほか具がたくさん入っていて大満足。
自家製マーマレードはオレンジの皮の苦みがほとんどなく、甘さも控えめのさっぱり系。こちらもおいしいが、あの苦みが好きな私はちょっとだけ物足りなかったかな。
そしてもう一つの料理はPancakeの中から「Fresh Blueberry Pancakes」。三枚が一度にサーブされる。写真で見える部分には全然写っていないのだが、こちらもオムレツと同様にブルーベリーがゴロゴロ入っていて大満足。
どちらも結構なボリュームだったので、食べきれなかったら持ち帰って夕飯に食べようなんて話していたのに、おいしくてあっという間に完食してしまった。接客もつかず離れずでちょうどよかった。高級店のようにあまりに何度も何度もいかがですか?と聞きに来られるのは夫も私も苦手なのだ。コーヒーのお代わりもほどよいタイミングで来てくれたので、とても居心地が良かった。ここはまた来てしまうな、きっと。
今日のお会計はチップ込みの35.0ドル。中華街で食事するのと変わらないなんて!
なんてリーズナブル。
そういえば初めての出来事があったので。
食事の途中でウェイターが「もうすぐ退勤する時間なので、先に会計をしてもらいたい。ゆっくり食事はしてもらって構わないのだけど」と言ってきた。24時間営業の店なので、そういうこともあるよね~などと夫と話しながら先に会計を済ませた。
自分が担当したテーブルの客のチップは自分がもらって当然なのだろうけど、他の人に取られないように自分でここまでしないといけないのだなと。これがもし日本だったら、○○時に入店したお客さんだから、●●さんが担当した時間だなと伝票で確認して、もし先に退勤してしまったとしても従業員同士お互いに融通をきかせると思うのだが。
チップが収入に対してとても重要とは聞くが、それを肌で感じた出来事。
店に場所を借りてサービスを提供する個人事業主のような感覚なのかな。
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Tempo Cafe(朝食)
6 E. Chestnut St.
(1-312)943-4373
最寄り駅:レッドラインChicago
ホームページはこちら。
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。
2017年7月27日木曜日
Chicago対決で上原登板
24(月)から今日27(木)まで、Cubs対White Soxの試合がシカゴで行われていた。我が家はどちらかと言えばCubsびいき、とは言え、どちらもシカゴのチームなので応援せずにはいられない。
ちなみに、ここシカゴではCubsの本拠地球場がダウンタウンより北側に、White Soxの本拠地球場は南側にあるため、地元の人たちは住んでいる地域によって何となくどちらのチームのファンかわかれていると夫の英語プログラムの先生が教えてくれたことがある。
北側のエリアは白人が住んでいる割合が高く、南側はアフリカ系の人たちや低所得者層が住んでいる割合が高い。そして、White Soxの本拠地周辺は治安にも気を配らないといけない場所、という…。なんだか楽しいはずのスポーツ観戦一つとってもアメリカの縮図という感じで少々複雑な気持ちになる。しかし実際にWhite Soxのファンらしき人(Tシャツやレプリカユニホームを街着にしている人)はやんちゃそうに見える人が多いのも事実(※あくまでも私個人の意見です)なので、中華街に買い物に行く電車の中ではいつも緊張してしまうのが正直なところ。
今夜は夕飯を食べながら、夫と試合観戦。
私はいまだに上原投手が投げている場面を見ることができていないので、そろそろ出てきてくれないかしら…と思いながらおかずを口に運ぶ。
8回が終わったところで6-2とCubsがリードしていたので「これは上原出てくるよ、きっと」という夫の言葉通り、9回裏上原投手がマウンドに表れた。
ソロホームランで1失点したものの、Cubs勝利で試合終了。
上原投手、お疲れさまでした!
ますます球場でもう一度観戦したくなってしまった。イチローを見た時もそうだったが、同じ日本人として、日本人が活躍している姿を見るのはとても嬉しいし気持ちの良いものだ。
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両親に手紙を出そうとWalgreensでハガキを購入。
うちはこんなに高層階に住んでいるわけではないけれど、ちょうど窓から見える同じ方角の景色が使われているハガキがあったので、こちらを選んでみた。
シカゴって聞いても何のイメージも湧かないであろう両親に少しでも街のイメージをつかんでもらえればよいのだけど…。
2017年7月26日水曜日
China Townで食品の買い物・2
およそ一か月ぶりに買い物にやって来た。
前回持ちきれなくて諦めたとろろ芋を、今回は絶対に絶対に買って帰るのだ!
まず始めに、チャイナタウンゲートとは反対方向の、小さな商店街にあるセントアナベーカリーへ向かう。いつものようにあんこ系のパンを買おうと思ったら、残念なことに品切れ中だったので、他の惣菜パン1個と菓子パン1個を買って店を出た。めずらしく空いていたし、ほんとはもっとゆっくり選びたかったのだけど、店員のオバサマの急かすような眼力に負けてしまった…。
スパムとコーンのパン。
スパムの塩気がほとんどないせいで、コーンの甘みを強く感じる。
パンも日本のバターロールのようなほのかな甘みがあってふわふわしているので、こどものおやつパンみたいな感じ。1ドル。
あんこ系の代わりに選んだのは、カスタードパイナップルパン。
パンの生地は上のパンと同じと思われる。上に重ねられているのはクッキー生地。さっぱりと甘すぎないカスタードクリームがおいしい。が、パイナップルの味はどこへ行った??クリームパンと思えば、最高!1ドル。
次に向かったのは、Mayflower Foodというスーパーマーケット。ここに来たのは以前、一度だけ品ぞろえを見に来たとき以来だ。あらためてじっくりと観察してみると、野菜などの生鮮品はChinatown Marketよりやや種類が多いような気がした。日本のかぼちゃもあったけど、サイズが大きくて(もちろん丸々1個で売っている)消費しきれる自信がないので、今回は見るだけ。
価格はChinatown Marketとほぼ同じくらいに感じた。肉や魚の売り場もあるが、やはり衛生面が心配で手が出せない雰囲気。しかし、調味料や菓子はとても充実している。
Mayflower Foodで購入したのはこの3点。
念願のとろろ芋!1ポンド4.99ドルで、今回は6ドル(1.22ポンド)。
ところでレシートを見ると、中国語でとろろ芋は日本准山というらしい。
ネギは近所のスーパーより全然鮮度が良くて安かったことに驚き。
そして、1束づつ袋に入れて陳列されていた丁寧さに更にびっくり。0.39ドル。
クリーム状のコーンの缶詰は意外と近所で見かけた記憶がなかった。
これがあれば、中華風コーンスープもすぐ作れる!1ドル。
最後にChinatown Marketへ。
今回もまた揚げ豆腐を買いたかったのだ。1.79ドル。
そして今回の新たなチャレンジは、魚売り場で量り売りされているつみれ団子。火が通っているので大丈夫なはず…、と信じてひとまず今夜食べる分だけ購入。Fish Ballとあるが何の魚かはよく分からない(笑)。1ポンド4.9ドルで、今回は0.95ドル(0.2ポンド)。
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譲っていただいたそうめんがあったので、晩御飯に中華街で買った食材を使ってとろろにゅう麺を作ってみた。とろろもネギもたっぷりのせて。Fish Ballがこれまた意外とおいしいくて(かまぼこととても似たような味)即リピート決定!
2017年7月25日火曜日
夫の散髪
2週間ほど前から、アタマが暑い!アタマが暑いよー!と夫が騒いでいた。
ここのところ気温の高い日が続いているので、伸びた髪の毛のせいで頭の中に熱気がこもって、暑くて仕方ないのだそうだ。夫流の表現で言うと、「毛糸の帽子をかぶせられているような気分」らしい。
確かに夫を見ていると、最近オデコやらこめかみ周辺から汗をたらたら流していることが多かった。日本を出発するかなり直前に最後の散髪に行ったのに、男の人って大変だ。
以前、バックパック旅行中にも夫はヨルダンとフランスで散髪をしたことがある。仕上がりは…。正直良くない。特にフランス。でもそれぞれに特徴があって、私としては楽しませてもらった。
しかし、今回は学校に行ったりするし、旅行とは違うのであまりにへんてこな仕上がりになっても困るんじゃないかと思い、少々金額は高いが日本人が切ってくれるサロンか、中華街にあるサロンに行ったらいいのではないかと夫に伝えていた。
私としてはAirB&Bに滞在していたころ、レッドラインClark/Division駅の近くで見つけたSHO STUDIO(W.Division St.とN.Wells St.の交差点そば)という日本人技術者がいるサロンがいいのでは、と思ったのだが、夫は地元のサロンに行くつもりで、Yelpの書き込みをこの数日間見ていたようだ。
アパート周辺には様々なヘアサロンがたくさんあって、選び放題のような気がするものの、個人経営っぽいおしゃれなBarberは敷居が高い感じもするし、宣伝過剰・クーポンをばらまいているチェーン店はイマイチそうな気がするし。やっぱり参考になるのは口コミだ。
で、最終的に夫が選んだのは何とお向かいのアパート1階にあるサロン。
家を出てから15分くらいで帰ってきた。
日本みたいなやり方でないことは想像していたけれど、カットが終わった後ドライヤーで切った髪の毛をブーンと蹴散らしただけで帰されたとあって、首やシャツの襟周りは落ちた髪の毛でいっぱいのままだった。もしこの後、用事があるとかだったらどうするんだ?シカゴの人に聞いてみたいものだ。
散髪前
散髪後
やはり海外で散髪するとテクノカットは避けられないもののようだ。夫はとても恥ずかしがっているが、いいじゃない。毛糸の帽子、やっと脱げたんだし。
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料金のこと、書き忘れていました!
チップ込みで22.5ドル。日本人の感覚からすればこれでもじゅうぶん安いと思うけど、チャイナタウンの床屋さんに行くと、10ドル程度でできるのだとか。ただし仕上がりは最近の韓国アイドル風になってしまうようです…。
2017年7月24日月曜日
Moving Saleにて
私たちの住んでいるところは大きなアパートなので、人の出入りも頻繁でしょっちゅうMoving Saleが行われている。しかもそれはネット上で。
アパートの「住人専用ホームページ」があるのだが、その中に不用品を譲ります・譲ってくださいというコーナーがあり、そこには連日のように新着情報が投稿されている。家具や身の回り品の処分(有料・無料どちらもある)、あとは梱包用の空き箱を探していますという投稿が多いが、時にはコンサートチケットが出ているときもあって、夫などは授業がなければ行けるのに…と残念がっていることもしばしば。
で、もうあと10ヶ月ほどしかここには滞在できない私たち。家具なんて追加で買わなくとも何とか我慢&工夫すればうまく過ごせそうな気がしていたのだけど、日本から持ってきた夫の書籍はまだ段ボール箱に収められたままだし、大学院のプログラムが始まれば教科書も増えるだろうし、どうしたものか…と思っていたところに目に留まった新着情報!
「引っ越しのため、家具を無料で差し上げます。ただし、部屋まで取りに来てくれる人に限ります。品物は、タンス、本棚・大、本棚・小、ランドリーバスケット、などなど…」
本棚!そして、ランドリーバスケット!
全て今の我が家が必要としているものではないか。しかも無料だなんて。
すぐさま夫に相談して、現物の様子を見に行ってみようということになった。投稿者にコンタクトをとると、夕方5時に希望者に一斉に集まってもらって譲渡会をするというので、5時に投稿者の部屋を訪ねてみた。
投稿者は、アジア系中国人と思しき男の子で、大学を卒業し就職するので引っ越しするのだそうだ。さっそく希望の品のコンディションを見せてもらうと、傷も汚れもなく全く問題なさそうだった。ランドリーバスケットなんてほぼ新品。買ったものの使わなかったのかもしれない。
本棚・小は私たち以外に中国人の兄弟も希望していたようで、話し合いで決めてくれと言われたのだが、先方がすんなり辞退されて帰って行ったので、無事に私たちの手元に来ることに!
一瞬なんだか申し訳ない気持ちになったが、よくよく見ていると中国人兄弟はカウンター用チェア2客をすでに抱えていて(かなり重たそう)もうこれ以上持てないから諦めようというような雰囲気を出していたので、素直に喜ぶことに。やったやった♪そして、超日本人的な振る舞いだなと思いつつも、譲っていただいた彼にはほんの気持ちとして10ドルを渡した。あまりに満足したので、夫も私もそのまま帰ってくる気にはなれなかったのだ。
さっそく部屋に戻って本棚に雑巾がけをする。見た目よりも重量があってがっしりした造り。あの男の子の部屋でも重たそうな教科書や辞書がたくさん詰め込まれていたものね。
サイズも予定していた位置にぴったり。段ボール箱に収められたままだった夫の書籍もぴったり収まって、本棚が来ただけで部屋が見違えるように片付いた。
ランドリーバスケットは二つ譲ってもらったのだが、一つはバスルーム用、一つは洗濯機の前に置く用でこちらもいい感じ。
今後もMoving Saleのチェックはしておこう。念のため。
2017年7月23日日曜日
comEDの支払いのこと
アパートでの生活が始まってから、早一か月半。
5月27日にPSIDを取得し、comEDの契約手続きをして、すでに二度電気代の支払いを経験したので、その方法についての覚え書き。
【前提】
留学生である夫と帯同家族である私は現在のアメリカのルールでは、一定条件をクリアしない限りSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)を取得することが出来ない。そのため、comEDのホームページでアカウントを作成することができず、自動引落や明細確認がウエブ上では出来ない(イリノイ州の運転免許証があればアカウントを作成できるとの情報もあるが、私たち夫婦はいずれにも該当しないため、詳細は不明)。
【支払方法】
①請求書が郵送されてくる。
締め日が毎月10日ごろなので15日前後に送付されてくる。
②comEDのホームページにアクセス
ホームページ上で契約者ナンバー(請求書に書かれている)と契約時に登録した電話番号を入力すると、画面に請求額が表示される。請求書に書かれている金額と同じか念のため確認して、都度払いを選択する。
③支払方法を選択する。
・クレジットカード(手数料として別途2.5ドル)
・デビットカード(手数料として別途2.5ドル)
・カレンシーエクスチェンジのようなショップ窓口に直接払いに行く(手数料として別途2.0ドル)
我が家の場合はデビットカード支払いを選択している。生活費をデビットカードの引落し口座に集約しているという理由もあるが、クレジットカードは日本で発行されたものしか所有していないので、請求時にドル→円への上乗せ手数料が発生してしまうのを避けるため、ここでは利用していない。
④支払い手続き完了!
2017年7月22日土曜日
桃を食べてみる
少し前に買っておいた桃がやっと熟してきたので食べてみることに。
海外でよく見かける平たい桃。
商品名の書かれたタグが見当たらなくて買ってしまったので、正しい名前は不明なのだが、ネットで調べてみるとdonut peache(ドーナッツ ピーチ)やflat peache(フラットピーチ)というらしい。日本だと蟠桃(ばんとう)という名前の桃に似ているかな。
テニスボールくらいの直径だけど、平ら。
ちょうど手のひらに収まる大きさ。
切ってみるとこんな感じに黄色い。
種は大きなサイズの梅干しの種みたい。
じゅうぶん美味しかったけど、もう少しだけ時間をおいた方が尚良かったかもしれない。
ちなみに、アメリカでは黄色い桃が一般的なのだそう(ある程度固さがあるので缶詰などの加工品にはちょうどいいという理由のようです)。
2017年7月21日金曜日
アメリカ暮らしには鈍感力が必要?
最近立て続けにあった不快、というか悲しい出来事。
食器を買おうと入った近所のとある小さなお店。
店員は年配の白人女性。偶然にも私以外のお客さんが白人ばかりだったので気づいたのだが、私のことを完全に無視していた。気のせいと思いたかったのだけど、まるで私がそこに存在しないかのような態度に悲しくなって、手にしたお皿は買わずにお店を出た。
アパートのロビーでエレベーター待ちをしていたある夕方。
私たち夫婦と、同年代くらいの白人男性、そして従業員のメキシコ人が同じ空間に居合わせた。エレベーターが来ると、従業員であるメキシコ人が先に乗り込んでドアが閉まらないように押さえてくれている。ありがとうと声を掛けて私たちも乗り込む。しかし、白人男性は乗ってこない。それどころか、偶然見えてしまった彼の表情は苛立ちを全く隠さない苦々しいものだった。
私からの一方的な視点・感じ方だから、相手からしたらそんなつもりはなかったのかもしれないが、これがアジア人差別(=アジア人とは一緒の空間にいたくない)なのだなと直感的に感じた。
食器店の女性店員も、一緒にエレベーター待ちをしていた男性も、もしかしたら過去にアジア系の誰かに嫌な思いをさせられたことがあるのかもしれない。その経験が彼らにそんな振る舞いをさせてしまっているのかもしれない。
などとなるべく良い方向に考えて、自分の中のもやもやを打ち消したかったのだけど、今回はなぜかできなかった。
シカゴに来てからこれまでにも似たような出来事はあった。
例えばスーパーのレジで。Helloとこちらから挨拶しても無視されたり、クスリと笑われたり。でも当時はまだシカゴに来て間もないころだったので、私にも旅行者のような雰囲気があったり(つまりはよそ者、一見の客と思われたのだと思う)、きっと挨拶自体にも自信なさげな気持ちが表れていたのだと思う。だから仕方のないこと、と水に流すことができていた。
更にさかのぼれば。
過去AirB&Bで部屋を借りるのにも散々苦労した経験があった。予約は空いているのに理由を教えてもらえることなく断られ続ける。あれはなかなか辛い経験だった。
実際のところ、今回シカゴに来る前に一番不安に感じていたことは言葉の問題でも食事や体調のことでもなく「マイノリティとして生活すること」だった。これはずっと日本のなかで生活していたら絶対に分からないだろうし、旅行で数日過ごしただけではなかなか気付くことができない感情だろう。
言わずもがな、アメリカの社会には見えないピラミッドが存在する。そのことを頭に置きながら行動したり発言したりしないと白い目で見られたり、更にはアジア人の印象をもっと悪くしてしまうのではないか。漠然とそんな不安に取りつかれていた。トランプ氏が大統領になったことも少しは影響しているかもしれない。
しかし、こればっかりは仕方のないことなのだ。私は私らしくいつものように歩んで行こう。相手の感情の問題なのだから。そう思えるまでに2週間くらいかかってしまったのだが、ある時ふと分かった。そもそも自分が差別されたことを「気が付かなかったこと」にしてしまえばいいのだと。
確か少し前に「鈍感力」って言葉、流行っていなかったっけ?
そうそう今こそ持つべきものは鈍感力。そう思えたら、もう一度あの食器店にも行けるかもしれない気がしてきた。私がよそ者であることはずっと変わらない事実だから。
2017年7月20日木曜日
キムチ三昧
先週の我が家でのパーティ。
夫のクラスメイトの子が作ってくれた韓国料理はおいしかったなぁ。
そんな気持ちを引きづったままスーパーに行ったら、ついついキムチに手を出してしまった。ちょっと贅沢かしらと思ったが、約1ポンド入りで6ドルほどなのですごく高いわけでもない。こんなことならこの前韓国スーパーに行ったときに思い切って買っておいても良かったな。気温が高めだったので、買うのに躊躇するものが他にもあったのだ。
さて。
せっかくのキムチ、どう楽しもう…。
しばし考えて、まずは普通にそのまま、ご飯のお供としていただく。
日本で食べるキムチより酸味が強い。というか酸っぱい!しかし、夫のクラスメイトによると辛いのではなく酸っぱいのが本来のキムチの味なのだそうだ。なので、今回買ったキムチは合格ということかな。
まだ半分残っているので、豚キムチ炒めを作ってみた。
日本のような薄切り肉が近所では手に入らないので、Pork Shoulder Blade Stake(豚肩ロース・ステーキ用)を買って食べやすい大きさに切って炒める。このお肉は生姜焼きを作るのにも使ってみたのだが、柔らかいし程よく脂身があるので、日本で食べる豚肉を思い出させてくれるのだ。
あぁ、おいしい。言うまでもなく白いご飯とよく合う。結構多めに作ったつもりが完食してしまい、翌日のお昼ご飯用には残らなかった。
かなり汁気がたっぷり入っていた今回のキムチ。漬け汁と細かい白菜がまだ瓶に残っている。恐らく日本にいたらもう捨てているところかもしれない。しかし、今回はポテトサラダの味付けに。最後まで余すところなく使って、瓶は空っぽになった。
ここまですれば全然贅沢でもなかったな。また来月買おうっと。
2017年7月19日水曜日
塩についての学び
そろそろ塩がなくなりそうなので買っておかないと。
そう思いふらふらっとスーパーに行ったものの、見慣れない単語の書かれたラベルに出くわしてしまった。お陰で、何も買わずに一旦帰宅。しかし、調べてみるとなかなか興味深いことが分かった。
写真左の「Kosher」がユダヤ教の戒律に従った食材だというのは知っていたのだけど、右の「Iodized Salt」という謎の塩はやたらとたくさんの種類がある。そして量のわりに値段が安い。例えば写っている商品は737グラムで2.49ドル。なぜなのか??
Iodized Salt
辞書で調べてみると「ヨウ素添加塩」とある。
日本では昆布、ワカメ、ヒジキ、海苔などの海藻類を当たり前のように食べているのでヨウ素(ヨード)を自然に摂取しているのだが、日本以外の国では普通の食生活ではこのヨウ素が不足してしまうらしい。そこでヨウ素を塩に添加することで、日頃の食生活で摂取しやすくしているようだ。
日本ではヨウ素を食品に添加することが認められていないので、スーパーで見かけないのは当然で、逆にオーストラリアでは塩だけじゃなくパンにもヨウ素が添加されているらしい。
じゃあ、そこまで必死になって海外のみなさんが摂取しているヨウ素が不足するとどうなるのか。気になったのでさらに調べてみると、ヨード欠乏症という病名がつく症状があるらしい。甲状腺機能の低下が起こってしまうようだ。
ふーん。なるほどー。
では、しばらくシカゴ暮らしをする私たちも日本で生活している時よりはヨウ素が不足気味な状態になるのだろうか。Iodized Saltを選ぶべき?少し気になったので、夫の意見を聞いてみることに。すると「確かにヨウ素不足になるかもしれないけど、日本にいたら摂取することのない添加物を摂取することのほうがイヤだな…」というご意見をいただいた。うん、そうね。その通りかも。
という訳で、今回我が家は地中海の塩を購入。あとは先日の韓国スーパーで買った乾燥ワカメでみそ汁やサラダを作ればいいよねということになった。近所のスーパーで山本山の海苔も買えるしね。
2017年7月18日火曜日
キッチンにまつわる諸々
先週購入したマフィンのキット。
最初にブルーベリーのを焼いてみたら意外にもおいしくてあっという間に食べ終わってしまったので、今日は第二弾としてチョコチップのを焼いてみた。
これも卵と植物油だけ用意すれば後は混ぜて焼くだけ。ただしアメリカの1カップは240ccなのでそこだけ気を付けなければ。
ところで、このアパートに引っ越してきてからもう一か月半が過ぎた。
入居したばかりの頃はアイランドキッチンに感激したものだが、実際に日々の調理で使用していると私には少々使い勝手が悪いことが分かってきた。
とても単純なことなのだが、切った野菜や特に水気の多い食材(とうふなど)を鍋に入れる時にはしょっちゅう床に水滴がこぼれてしまうのだ。これはシンク&調理スペースとアイランドに設置されているコンロが背中合わせになっている造りなので、仕方のないことなのだけど。
こんな造りになっていなければ…と思ってしまう面倒臭がりな自分。
まだ、床がタイルで良かったと思うけど。
あと、コンロがベランダの方を向いているけど景色なんて調理中は見ないよね、というのも薄々気づいてはいたけれど、実際もそうだった(笑)。
日本の自宅のようにシンク、調理台、コンロが一直線に並んでいる、もしくはL字に配置されているのが、私には使いやすいようだ。L字タイプのキッチンはバルセロナを旅行している時に泊まったホステルで使ったことがあるのだが、短い距離の横移動で作業がとてもしやすかった。そうそう、夫の実家のキッチンもL字なのだ。
バックパック旅行をしている時にホステルやバックパッカー宿で色々なタイプのキッチンを使ったことも、今から振り返ってみるととても楽しくて良い経験だったなと思う。
2017年7月17日月曜日
郵便小包 第2弾
お義母さんにお願いしていたものが郵便小包で届いた。
お願いしてからわずか1週間という早さ!なんともありがたい。
先週Targetでセミダブルサイズの掛け布団を2枚購入したのだが、布団は売っているのにカバーは店頭に置いていないという不思議な状態で…。夫はカバーなんて無くても平気平気!気にならないよ~というけれど、いやいやそれはあり得ないから!MarshallsやRossでも探したのだが、私たちが購入した掛け布団に対応するサイズのカバーは見つけられなくて、結局日本にSOSを送ったのだ。
※デパートに行けば売っているのだが、たった一年間、いや今からだとあと10ヶ月しか使わないものに一枚50ドルや60ドルは高いと思う私たちの価値観の問題でもあります。決してシカゴで購入できないということではありません。
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先週までは日本から持参した寝袋や譲っていただいた布団・毛布(どちらもクイーンサイズ)を使用していた。しかし、分かっていたことだが私は寒がり、夫は暑がりなので一緒の布団を使うことは難しい。いや、日本の自宅でだって掛け布団は別々にしているのだから仕方ないのだ。体調を崩さないことがいちばん!
ちなみに、こちらの寝具売り場(おもにディスカウントストア)では軒並みキングサイズ、クイーンサイズのものばかりが陳列されていて、シングルサイズは見当たらなかった。一番小さくても今回購入した日本のセミダブルサイズに当たるもの。でもそれも売り場にはごくわずかな数しか陳列されていなかった。こんなことなら日本でニトリなどの安い布団を買って、船便で送ったら良かったのかもしれない。
今回初めて見た、ダウンとポリエステルMixの詰め物の布団。しかも洗濯機で洗える上に乾燥機もOKという。ホントに??日本にもこんな商品あるのかしら。
ついでに書いておくと、カラーコーディネイトがとても重要視されているようで、掛け布団カバー+枕カバーのセット(シーツは別に買う)、もしくは全てのカバーがセット(ベッドスカートまで含んでいるものもある)という形で販売されているものがほとんどだった。
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そんなことがあって買ったはいいが、なかなか使うことができなかった掛け布団。
カバーが届いたので、やっと今夜から使うことができる!
お義母さんの梱包、いつものことながらピッタリ収まり具合がスゴい。
そうそう、これを待っていたの!!
購入した布団は66インチ×88インチでセンチに直すと、167.6センチ×223.5センチ。
日本のセミダブルサイズ170センチ×210センチとほぼ同じ。
他にもお願いしためんつゆ、麦茶のほかにご飯のお供になるものがたくさん!
そして夫のリクエストの文房具。
アメリカはなぜか文具が高い。そして、紙製品が軒並み高価なので…。
いやー、こんなに早く救援物資をお願いすることなるとは。
こんなことでも「旅行で知るアメリカ」と「生活するアメリカ」の違いを思い知らされる。
お義母さん、ありがとうございました。
2017年7月16日日曜日
CHINATOWN FESTIVAL
先週のテイストオブシカゴに続き、私が楽しみにしていたイベント「チャイナタウンフェスティバル」へ。
中国獅子舞が見たい!ついでに夫に良いことがあるように獅子に頭を噛まれたい!と思い、シカゴ市やチャイナタウンのホームページをマメにチェックするようにしていたのだが、イベントのタイムテーブルが発表されることなく今日になってしまった。
結局詳細はよく分からないまま。でもまぁお昼くらいに行けば盛り上がっている頃なのでは…と勝手に予想をして出かけることに。
レッドラインCermak-Chinatown駅に降り立つと、今まで見たこともないくらいの人でごった返している様子に驚いた。もちろん中国人、アジア系の人が多いのだけど、メキシコ系の人などなど観光に来ている方がたくさん。お祭りらしくて良いなぁと思いながら、チャイナタウンの中心にある広場へ向かう。
催し物の情報があるのではないかと思ったのだが、宗教的?な行事が延々と行われているだけで、ここでは何も情報が得られなかった。
仕方ない。
お腹も空いたのでランチをしようとお店に入ることにした。
今回は「MingHin」というこちらも飲茶なのだが、ネットの口コミで評判が良かったお店に行ってみたいと考えていたのだけど、お店の前で並んでいる人の多さに撃沈。というか、本当にどこのお店も(小さな小さな食堂でさえも!)ものすごい混雑で、困ってしまった。
どうせ待つならハズレ無しのPhoenixへ行くことにした。パーティーをしているグループがいたのでやはり混んでいたのだが、並んでいたのに諦めてフェードアウトしていくお客さんも多くて、なんと私たちは奇跡的にたったの10分待ちで席に通してもらうことができた。獅子舞いは見れていないけどツイてる!
今日も全ての料理がおいしい。
マーラーカオがとにかく巨大!日本で食べている甘いだけのとはちょっと違う味。食べきれなくて半分は持ち帰り容器に包んでもらった。
お腹いっぱいになった後は、中華門をくぐってWentworth Ave.の商店街をぶらぶら。道の両脇には露店が出ていてこちらもたくさんの人でごった返している。食べ物の屋台と同じくらいなぜかミリオンバンブーを売っている店が多い。縁起物だから?昔、日本でも流行ったよなぁと懐かしく思いながら通り過ぎる。
こちらの通りの中央辺りにはステージが設けられていて、若い女の子の司会でダンスグループのライブが行われていたりと賑わっていた。最初にこちらに来れば良かったのかもしれないな。
その後も露店を冷やかして歩きながら、もうお腹もいっぱいだし帰ろうかと話していたその時。
獅子舞を発見!!
でもこれはリハーサルだったようで、短い時間で終わってしまった。以前、横浜中華街で見た中国獅子舞がとても面白かったので、今回も期待していたのだけど。うん、また春節に来よう。
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広場にあるモザイク画。何年前に作られたのかは知らないけれど、いつも中央の赤いネクタイの男性がトランプ大統領に見えて仕方ない。なんだか予言めいてて(と勝手に思っているだけだけれど)不気味…。
2017年7月15日土曜日
韓国系スーパーマーケットで食品の買い物・1
昨日我が家に遊びに来てくれた夫の韓国人クラスメイトのおススメを受けて、お休みの今日さっそく夫とふたりで韓国系スーパー「Joong Boo Market」へ出かけてきた。
実は先輩奥様からも「日本の食品の品揃えがいいよ」と聞いていて、私は一人でも行く気満々だったのだが、初めて行く場所は治安がわからないからと夫に散々止められていたのだ。心配し過ぎだよーと思う反面、やはり何かトラブルがあったら夫だけではなく色々な方面に迷惑をかけてしまうので、私も盛り上がる買い物欲を中華街で紛らわせていたのだが、やっとこの日が来た!
場所はブルーラインBelmont駅から歩いて5分ほど。
今日は電車がなかなか来なくて、地図もきちんと確認しておらず道を間違えて、お店に到着するだけで1時間以上かかってしまった(本来なら30~40分ほどで到着できたはず)。おまけにとても暑い日だったので、ようやく看板が見えた時はもうへとへと…。
入り口にはお米や辛ラーメンなど、馴染みのある韓国の食品が山積み。
店内は土曜日ということもあってか、かなりの混雑。肝心の品揃えだが、とても良かった。あっちを見てもこっちを見ても欲しいものだらけで、夫も私も興奮が収まらないままだった。
参考までに書いておくと、
・ダウンタウンや中華街にない野菜もあり。キノコの種類が豊富。
・こんにゃく、白滝、おでんの具あり。
・パック詰めされている薄切り肉あり。カウンターで注文もできそう。パッと見た感じでは中華街より衛生管理がされていそうな印象。あくまでも印象だけ!
・調味料、菓子は韓国製品が多い。
・量り売り惣菜は全品キムチ?と思うくらい赤いものしかない。瓶詰めキムチの品揃えはものすごい。
・日用品、調理器具もあり。
・支払いにカードも使える(中華街のスーパーは現金のみ)。
・マイバッグ持参で10セント割引。
本日の戦利品。
ダウンタウンで売られているインスタントラーメンはカップの場合がほとんど。夫の希望で。一袋79セント。
譲っていただいたアメリカの包丁が使いにくいと思っていたら、なんとMade in JAPAN(しかも新潟・燕三条!)の品を発見。これはもう即決。23.99ドル。
そして特筆すべきはこちら。
カボチャ!大福!!ついに見つけた料理酒!!!
カボチャは中華街でも売っているのだが、大きすぎて…。もちろん日本のスーパーのようにカットされて売っているわけではないので買うことができずにいたのだが、やっと小ぶりなサイズを発見。1ポンド69セントでこれは1.37ドル。
大福はただ食べたいというだけで(笑)。パッケージの日本産やら新潟産やらの表記は本当だと信じたい。ちなみにこれは半冷凍状態で売られていて、自分で解凍するもの。1.29ドルと1.49ドル。
そして、これまでどこでも見つけることができなかった料理酒。無くても何とかなるけどあった方がやっぱり料理がおいしい気がして。まさかここで出会えるとは運命?なくらいびっくりした。750ミリリットル3.99ドル。
本当はコチュジャンも買いたかったけれど、日本で売られているような小さいものはなかったので、今回は見送り。
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アジア系の店でありがちな、中国製の品をさも日本製に見せかけてそうと分からない人に売ってしまおうという手法はこの店でも見られた。
例えば先ほどの包丁。
これは日本人なら気が付くであろう、明らかにおかしなネーミング「肉片の刀」。価格も10.99ドルと見た目の割には安いので変だなと思うはず。
しかし、これだと気が付きにくいかも知れない。
×モリブデソ鋼
〇モリブデン鋼
外国人にとってはカタカナってやっぱり難しいんでしょうね。モリブデン鋼は本当にある材質の名前だし、値段も29.99ドルなのでこれは注意深く見ないとだまされてしまうかも(夫のように・笑)。
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こちらは中華街とはまた違う品揃えでとても楽しめた。ホームページからデジタルチラシも見ることができるので今後はチェックしておかないと。
それにしても、この辺りは韓国人とメキシコ人が行きかう移民の街というのを今回訪れて初めて知った。スーパーでも韓国人とメキシコ人が和気あいあいとした雰囲気で働いているように見えて楽しそうだった。ちょうどエッセイの宿題のヒントになるようなものを夫も見つけたようで。今日の買い物はいいことばかり。
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Joong Boo Market(スーパーマーケット)
3333 N. Kimball Ave.
(773)478-5566
最寄り駅:ブルーラインBelmont
ホームページはこちら。
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