2017年7月24日月曜日
Moving Saleにて
私たちの住んでいるところは大きなアパートなので、人の出入りも頻繁でしょっちゅうMoving Saleが行われている。しかもそれはネット上で。
アパートの「住人専用ホームページ」があるのだが、その中に不用品を譲ります・譲ってくださいというコーナーがあり、そこには連日のように新着情報が投稿されている。家具や身の回り品の処分(有料・無料どちらもある)、あとは梱包用の空き箱を探していますという投稿が多いが、時にはコンサートチケットが出ているときもあって、夫などは授業がなければ行けるのに…と残念がっていることもしばしば。
で、もうあと10ヶ月ほどしかここには滞在できない私たち。家具なんて追加で買わなくとも何とか我慢&工夫すればうまく過ごせそうな気がしていたのだけど、日本から持ってきた夫の書籍はまだ段ボール箱に収められたままだし、大学院のプログラムが始まれば教科書も増えるだろうし、どうしたものか…と思っていたところに目に留まった新着情報!
「引っ越しのため、家具を無料で差し上げます。ただし、部屋まで取りに来てくれる人に限ります。品物は、タンス、本棚・大、本棚・小、ランドリーバスケット、などなど…」
本棚!そして、ランドリーバスケット!
全て今の我が家が必要としているものではないか。しかも無料だなんて。
すぐさま夫に相談して、現物の様子を見に行ってみようということになった。投稿者にコンタクトをとると、夕方5時に希望者に一斉に集まってもらって譲渡会をするというので、5時に投稿者の部屋を訪ねてみた。
投稿者は、アジア系中国人と思しき男の子で、大学を卒業し就職するので引っ越しするのだそうだ。さっそく希望の品のコンディションを見せてもらうと、傷も汚れもなく全く問題なさそうだった。ランドリーバスケットなんてほぼ新品。買ったものの使わなかったのかもしれない。
本棚・小は私たち以外に中国人の兄弟も希望していたようで、話し合いで決めてくれと言われたのだが、先方がすんなり辞退されて帰って行ったので、無事に私たちの手元に来ることに!
一瞬なんだか申し訳ない気持ちになったが、よくよく見ていると中国人兄弟はカウンター用チェア2客をすでに抱えていて(かなり重たそう)もうこれ以上持てないから諦めようというような雰囲気を出していたので、素直に喜ぶことに。やったやった♪そして、超日本人的な振る舞いだなと思いつつも、譲っていただいた彼にはほんの気持ちとして10ドルを渡した。あまりに満足したので、夫も私もそのまま帰ってくる気にはなれなかったのだ。
さっそく部屋に戻って本棚に雑巾がけをする。見た目よりも重量があってがっしりした造り。あの男の子の部屋でも重たそうな教科書や辞書がたくさん詰め込まれていたものね。
サイズも予定していた位置にぴったり。段ボール箱に収められたままだった夫の書籍もぴったり収まって、本棚が来ただけで部屋が見違えるように片付いた。
ランドリーバスケットは二つ譲ってもらったのだが、一つはバスルーム用、一つは洗濯機の前に置く用でこちらもいい感じ。
今後もMoving Saleのチェックはしておこう。念のため。
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