2017年6月30日金曜日
セドナ旅行 Day1 移動日
いよいよ出発である。
自分たちで決めたスケジュールとは言え、今日はとても慌ただしいのだ。
夫が学校から帰宅(13時半ごろ)したら昼食。
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荷造り、持ち物の最終確認。
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14時半、自宅を出る。
ブルーラインで空港へ向かう。
国内線だし、昨日のうちにWEBチェックインしてあるとはいえ、最近の「オーバーブッキングで乗客引き摺り下ろし事件」のニュースを見ていると、やはり早く着いておくに越したことはない。
とは言っても、今回は16:50搭乗開始、17:20離陸予定の飛行機で、空港へはブルーラインで1時間くらいかかるので余裕は全くないはずだったのだが、預け荷物がなかったため、チェックインカウンターでのやり取りが省略できて、最終的には搭乗口でコーヒーを飲みながら待つ時間が作れた。
シカゴ、オヘア空港の搭乗口へ向かう通路。
国旗が飾ってあるけど祝日とは関係なく、ここはいつもこんな感じ。
しかし、アメリカンエアライン。毎回のように予定通りの時間に離陸しない。搭乗時刻もたいてい送れるし。それなのに目的地には当初の予定通りの時間に着けちゃうのだから不思議で仕方ない。
今回も予定を大幅に遅れて18:30に離陸したのに(座席に着いたらすぐに眠ってしまい、一眠りしたなぁと思って外を見たらまだシカゴの地にいた!)、フェニックス国際空港にはたったの15分遅れで到着するという。なぜなぜ?
フェニックス国際空港からの夕日。19時半ごろ。
シカゴで見る夕日よりもオレンジが濃い気がする。
さて、ここからはシャトルバスでセドナへと向かうのだが、飛行機の遅れも考慮して20:45の便を予約していたため、しばし待ち時間。
シャトルの乗り場を確認しておこうと空港の建物から出てみると、むわっとした熱気に包まれて一気に夏の日本へ連れ戻されたような感覚に。後から聞いた話だと、この時期のフェニックスは夜になっても気温が30度を下回らないのだそうだ。少し後に来るモンスーンシーズン(雨季)に入ると、気温もやや落ち着くらしい。
シャトルの係の若い女の子もどこか涼しい場所で待機していたらしく、20:30を過ぎてから乗り場に現れて私たちのチェックイン業務をするとまたすぐに建物の中に消えていった。確かにこんな暑さのなか、屋外にずっといたら大変なことになってしまうものね。
シャトルは21時ごろ私たちの待つ乗り場にやって来て、そのあともほかのターミナルを巡回して、ようやく一路セドナへ。
順番にホテルを回って、次々に乗客が少なくなっていく。23:30ごろ到着予定といわれていたのだが、私たちの宿泊先Sedona Motelに着いたらちょうどそのくらいの時刻だった。荷物を降ろしてくれたドライバーのおじさんが、「明日の朝起きたらすごい景色だからね、ふふふー」とめちゃくちゃ期待させる言葉を残して去っていった。
到着がこんな夜中になってしまったので、当然宿のスタッフは誰もおらず。代わりにカードキー入りの置手紙がドアに貼ってあった。こんな対応、日本じゃ絶対あり得ないよねと夫と苦笑い。
部屋はホームページで見たままの状態。だいたいホームページの写真って実際より見栄えよく写っているものだけど、ここはほんとにきれいで驚いた。しかもモーテルなのにアメニティがここまで揃っているなんて。
さて、明日はさっそくカセドラルロック&ベルロックのハイキング、その後夫のスピリチュアルカウンセリング(リーディングというらしい)なので、4時半には起きなくてはならない。というか寝坊が怖くて眠れない夜…。
2017年6月29日木曜日
セドナ旅行の準備
月曜日の午後から予約作業を進めていたセドナ旅行。
現地旅行会社さんとのやり取りも時差のおかげでかなりスムーズに進んで、100パーセント希望通りとは行かなかったものの、かなり日程調整をしていただいて親切に対応してもらった。とてもありがたい。
私たちがやりたいと希望していたことは、①サンライズ鑑賞のハイキング、②サンセット鑑賞のハイキング、③ボルテックス巡りのハイキング、④時間があればスピリチュアルカウンセリングなのだが、このうち②サンセット鑑賞のハイキングはもう空いている枠がないということでキャンセル。ほかの3つは予約決定。
アメリカトラベルファクトリーのホームページからメールにて直接予約。
①サンライズ鑑賞のハイキング(ドーメサ)
③ボルテックス巡りのハイキング(カセドラルロック・ベルロック)
④スピリチュアルカウンセリング(夫のみ)
合計で 780.0ドル。
税金等諸々込。
そして持ち物の用意もしないと、ということで近所のMarshallsへ。
この留学期間中に旅行はするつもりでいたが、ハイキングは想定していなかったので、速乾Tシャツは一枚も持って来ていなかった。この時期のセドナは最高気温が40度くらいになるそうなので、とりあえず10ドル程度のものを一枚購入。ハイキングから帰ってきたらすぐ手洗いすれば乾くだろう。
靴もトレッキングシューズを持って来なかったが、ランニング用のスニーカーで代用。
あとはドラッグストアでウェットティッシュ(こちらでは20枚入りで3ドルもする!)と小サイズの歯磨き粉を買って持ち物の準備も完了。
地球の歩き方を読み込んでだいぶ旅行気分も高まって楽しみになって来た。
セドナのパワースポット、私はなにか感じることができるだろうか。
2017年6月28日水曜日
もうすぐ4th of July
日本人である私たちにとっては、もうすぐ連休だなぁくらいの感覚でしかないのだが、やはりアメリカ人にとっては特別な日なのであろう独立記念日がもうすぐそこまで迫ってきている。
テレビでもバーゲンセールのコマーシャルがたくさん流れているし、通販では連休中のバーベキューのためにソーセージのセットや冷凍保存できるケーキのセットの宣伝、それにもちろんバーベキューグリルを新調しましょうというような広告も。
街へ出かければ、あちこちで星条旗が販売されているし、スーパーではビールをケースで買うと、ホットドッグ用のパンとソーセージが1セントで買えちゃうという太っ腹な企画が。
アメリカ人の夏にとって、バーベキューは本当に欠かせないものなんだなぁということがよくわかる。メモリアルデーの時もすごかったし。
スーパーの花売り場。
売られているバルーンや鉢植えの鉢を包んでいるペーパーが星条旗柄に。
アジサイは色水を飲まされて星条旗色に!これはちょっとかわいそうかな。
スーパーのチラシを見ても。
……。
うーん。言葉をなくすとはこのことか。
おいしくはなさそうだけど、見てみたい(笑)。
というか、毎週ベーカリーコーナーはインパクトある商品が掲載されていて、私の密かな楽しみになっている。
今週デビューしたJewel OscoのキャラクターJOJO。
なかなかの破壊力。モンスターズインクへのオマージュ??
2017年6月27日火曜日
ホワイトニング歯磨き粉
アメリカに住んだら色々なデンタルケア製品を試してみたいと思っていた。
よくアメリカはデンタルケアが日本よりも進んでいると言われる。医療費が高いせいもあるのだろうが、それでも歯の健康は全身に関わることだからとても良い習慣だと思う。
コーヒーや紅茶が好きで頻繫に飲むのだが、歯に色素が付くのが前々から気になっていた。そこで、ドラッグストアでホワイトニング効果のある歯磨き粉を買って使ってみるのだが、いまいち効果が感じられないことが多かった。
アメリカだと、日本では歯科医院で処方してもらわないと買えないようなホワイトニング商品が街なかのドラッグストアで買えるという情報を事前にネットで見ていたので、実際WalgreensやTargetに行ってみるとものすごい商品が棚に並んでいて圧倒されてしまった。歯磨き粉もフロスも、とにかく種類が多い。高額な品物は鍵のかかったケースに入っていて、わざわざ店員さんに言って出してもらうようになっている。
高いのを買えばきっと効果はバツグンなのだろうけど、とりあえず迷いに迷って購入したのはこちら。99g入りで3ドルくらい。
スパークリングミント味と書いてあるのだが、ちょっと日本のミント味とは違って歯医者で塗布される薬のような感じ。夫はあまり好きではないと言って使いたがらないが、私はすぐに慣れてこの一か月ほど継続して使ってみた。
何となーくではあるが、前歯が白くなったような。
でもまだ自分にしか変化がわからないくらいのレベル。
パッケージには一週間後には…とあるけれど、そんなに早く効果が出たらある意味怖いと思ってしまうのは日本人的発想かしら。
2017年6月26日月曜日
セドナ旅行の予約
急に現実味を帯びてきたセドナ旅行の話。
週末にいろいろと話し合って、結局行くことに決めた。
出発は夫の授業が午前で終わる6/30(金)、帰りは7/3(月)。連休最終日は家でゆっくりできるようなスケジュール。
と言っても、夫はずっと行きたかった場所だけあって航空券や空港からのシャトルバスについてはすでにリサーチ済。連休はもうこの週末からなので、さっそく予約作業に取り掛かった。
まずは航空券。
予約サイトとアメリカンエアラインのホームページから直接予約するのと価格が同じだったため、アメリカンエアラインのホームページで購入。
特にアメリカンエアラインが好きなわけではないのだが、ワンワールドのマイレージカードがあるのでついつい…。それに、最近乗客引き摺り下ろし行為のあったばかりの航空会社を何となく使う気になれなくて(思いっきりネットニュースに影響されてるな~)。
2人でシカゴ・オヘア⇔フェニックス(アリゾナ州)往復 652.8ドル。
税金等諸々込。国内旅行なので安い!
次に、フェニックス国際空港からセドナまでの足。
これは選択肢がなく、空港シャトルバスのみ。旅行会社などで送迎を手配するというのもあるが料金が高くなるし、別に日本人(日本語)ガイドにこだわりがないので。セドナ・フェニックスシャトルのホームページから直接予約。
2人でフェニックス国際空港⇔セドナ往復 212.0ドル。
税金等諸々込。宿泊先の建物前で降ろしてもらえる。
ここまでは夫の事前リサーチのおかげで簡単に終了。
問題は宿泊先と現地でのツアー(移動手段)だ。
まずは日本から持ってきた地球の歩き方(と言っても少し古い2014~15年版)に掲載の宿からネットで調べていく。私たちは徒歩しか現地での移動手段がないので、The Yという交差点付近に泊まったほうが食事や買い物に便利そうなことがわかった。
エリアを絞ったので、設備と料金でSedona Motelに決定。車がないのにMotelに泊まるのも不思議なものだが、Motelは安いのにホテルより客室が広い場合が多いので好きなのだ。Expediaのサイト経由で予約。
Sedona Motel 3泊 520.0ドル。
税金等諸々込。
そして最後は現地ツアー。
これも地球の歩き方を参考に旅行会社のホームページを順に見ていく。私たちが現地でしたいことといえば、サンライズ鑑賞のハイキング、サンセット鑑賞のハイキング、ボルテックス巡りのハイキング、時間があればスピリチュアルカウンセリングも受けてみたい、とまあ3泊4日の工程にしては割と盛りだくさん。
アメリカトラベルファクトリーという現地の旅行会社がホームページも見やすくて、催行しているツアーが割と希望に近いものが多かったので、問い合わせのメールを送ってみた。一旦返事待ち。
ひとまずセドナに行く下ごしらえはできた。あとは私も旅行に向けて気持ちを高めていかないと。
2017年6月25日日曜日
CHICAGO MARIACHI FESTIVAL
夫が英語プログラムの先生から「週末、ミレニアムパークでマリアッチフェスティバルがあると聞いたよ」とのことで、午後から観に出かけた。
メキシコに旅行をした際は、マリアッチの聞けるレストランで食事をする機会はなく、街中で演奏の待機中という感じの楽団のおじさまたちを見かけただけだった。ただ、あの衣装の派手さだけは今もよく覚えている。
ミレニアムパークにつくと、例によってビーンの前にすごい人だかりができている。演奏が見れるのかと思って近づいていくと、ちょうどいいタイミングで子どもの楽団が入場してきた。
ちょっとしたスピーチがあって、演奏を披露してくれる。緊張しているからなのか、歌声が小さいところがかわいらしい。人だかりの正体は演奏している子供たちの保護者や在住のメキシコ人たち。すごい近い距離で大人がたくさん見ていたらそりゃあ緊張するに決まっているよね。
マリアッチは意外とどこかで聞いたことがある曲があって、親しみを感じるなぁ。
二組目の楽団は衣装が凝っていて素敵。曲は知らないものだったけど、家に帰って来てからもずっと耳に残っていて夫と2人でずっとリピートしてしまう。軽い地獄だ…(笑)
その後、野外音楽堂のほうに移動してみると、すでにたくさんの人が座席についていたので他の楽団の演奏も見れるかしらと思い、しばらく待機。
30分以上待ってみたものの、ステージ上では何も起こらず…。
まぁ、自分でイベントの内容を調べもせずに来てしまったので仕方がない。
しかし、周りの人たちも辛抱強く待っているので私たちもそのまま待ち続けてみる。それにしても、シカゴにこんなにたくさんのメキシコ人が暮らしているとは思いもしなかった。シカゴはアフリカ系の方が圧倒的に多いから。
なんてぼんやり思っていたら、ラテン系マッチョの司会者が現れてスピーチが始まった。残念ながらすべてスペイン語だったので、私には冒頭のあいさつ程度しか理解できなかった。みんなすごい笑って盛り上がっていたから、何を話しているのか余計に気になるではないか。
割と長いスピーチの後、先ほどの子供楽団二組が大人の演奏家と一緒に入場してきて演奏が始まった。しかし数曲聞いた後で、もうギブアップ。長いこと立ち見でいたので、すっかり足が疲れてしまった。大人の楽団の演奏を見たかったけれど帰ることにした。
結局あの後はどうなったのか。分からないけど、子どもたちの一生懸命な演奏で感動できる私たちは、まだ意外と心が汚れていないことがわかってひと安心。マリアッチは留学の帰りにメキシコに寄って聞きに行こう。
2017年6月24日土曜日
お風呂掃除のこと
シカゴに来る前に、疑問に思って調べたことの一つがお風呂掃除についてだった。
今までの旅行の経験から、アメリカ国内どこへ行っても大抵の場合シャワーは固定式だったので、掃除をして水を流すとき、アメリカの主婦たちや在住日本人の主婦たちはどのようにしているんだろうとふと思ったのだ。
ネットでさまざまな記事を見ていると、ぞうきんやモップで拭き取る、バケツで水を汲んで流す、の二つが主なやり方のようだった。
確かに、以前Airbnbの部屋に滞在していたときに偶然バスルームの掃除の場面に出くわしたことがあったのだが、その時のおばさまはモップで全体を拭いていたようだった。全体というのは、壁を含む浴槽内、そして浴槽外のタイルまで、ほんとに全部!さすがアメリカ!掃除の仕方も豪快だなぁと感心したのを覚えている。
バケツで水を汲んで流すという方法は、恐らくそうしているんだろうなと想像はできたけれど、まさかこの時代にそんな面倒くさい方法で?!という感じだ。でもこの方法をずっと当たり前のこととして受け入れてきたアメリカ人たちには、特別面倒なこととは感じないらしい。
そして実際のところ。
私はどうしているかというと、夫の先輩の奥様から日本の洗面器を譲っていただいたので、壁はぞうきんで拭き取り、浴槽内は洗面器で汲んだ水で流すというハイブリッド方式でやっている。バケツももちろんWalgreensやTargetで売ってはいるが、何しろサイズが大きすぎて、水を入れたら軽々と持ち上げて水をかけるという動作をするのは不可能に思える。私には洗面器くらいがちょうどいい。
それよりも掃除に使う洗剤のほうが驚きだった。洗剤はカビキラーのような漂白剤(ブリーチ剤)を使うのが一般的なようで、日本のように泡立つ洗剤でこすって汚れを落とすという発想は一旦忘れなくてはならない。
最初はこれにも違和感を感じまくっていたが(だって掃除のたびに塩素臭との戦い…)、3週間が過ぎて、だんだんとその意味が分かってきた。
石鹸カスなどの汚れを落とすというよりも、「カルキを落としているのだな」と。
シカゴは水道の水が硬水なので、蛇口のステンレス金具が白くなっていることに気が付いた瞬間があったのだ。台所や洗面台の蛇口の周りは使うたびに拭き取るから気が付きにくかったけれど。そうでない風呂場は、カルキの水玉の跡がくっきりと残っている。
そこで、口コミで知ったCLRという洗剤をスプレーして軽くこするとステンレスもピカピカに、そして浴槽の白さも見事によみがえるという訳だ。
ついでに、CLRはCalcium(カルシウム)、Lime(石灰)、Rust(サビ)のことらしい。
なるほどー。
ついでに、日本でもおなじみのジョンソンエンドジョンソンのお風呂掃除用洗剤も売っていて、こちらはパッケージのイラストから想像するに泡が立ちそうな商品なのだが、在住日本人の口コミでは全然汚れが落ちないというのをいくつか見かけたので、まだ試したことがない。しばらくはこの方法で落ち着きそう。
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トイレ掃除に関しては、道具も洗剤も日本と何ら変わらず。むしろウォシュレットのついていないトイレを掃除するのって何年ぶりかしら?というくらい新鮮(笑)。そしてとてもラク。ウォシュレットって便利だけど細かいところまで拭き掃除するのはなかなか大変なのでね…
2017年6月23日金曜日
連休の過ごし方
来週末のアメリカは4連休なのである。
7/1(土)
7/2(日)
7/3(月)??
7/4(火)独立記念日
3日はよくわからないが、連休にしてしまえということなのか、お休みになっている。
これまで3連休というのはあったけれど、近場のイベントを見に行ったり、夫の宿題が山ほど出されたりとかで、遠出はしていなかった。
せっかくだから国内旅行したいわー、ニューヨークでもぶらっと行きたいわーなんて想像はするものの、どうせ今回も宿題をもりもり出されるんじゃないかと思って、特に期待せずに私からは何も言わなかったのだが、意外や夫の方から旅行の話を持ち掛けてきた。
場所はセドナ。9年前のバックパック旅行時には隣町のフラッグスタッフ(グランドキャニオンの最寄りの町)までは行っていたのだが、セドナはすでにオフシーズンで現地ツアーが催行されておらず、訪れることができなかった。
それ以来、何かとタイミングが合わず、テレビや雑誌でセドナの景色を見るたびに2人で行きたいねぇ~と何度も話してはいたけれど。いよいよ今こそ行くときではないかと夫が言うのだ。
まぁ確かに。この数年の間、旅行したい場所リストの上位には常にはいっていたけれど…。私の気分は大自然に向かっていないのよね(いまのところ)。
でもパワースポットでエネルギーをもらいに行くのもいいかな。せっかく夫の留学の夢が叶ったことだし。夫には更にパワーアップしてもらわないといけないしね。
国内旅行に備えて、日本から持ってきた地球の歩き方を読んでみる。連休はもう来週なので、明後日の日曜日までには決断しないと。
2017年6月22日木曜日
NISHIKIと巨大ナス
月曜日に下見に行ってきたお米のなかから、いろいろ悩んだ末に、錦(NISHIKI)と国宝(KOKUHO ROSE)を試しに買って来た。
そして今日は錦(NISHIKI)の味見大会として、白ごはんのお供にナスとひき肉の味噌炒めを作ることにした。
近所のJewel Oscoでは、アメリカの一般的なナスと日本のに近い大きさのナスの2種類が売られている。当然アメリカンサイズのほうが安いのだが、先日みそ汁を作る時は皮の分厚いアメリカのナスが嫌で日本サイズのほうを買ってしまったのだが、今回はアメリカンサイズのほうにチャレンジしてみることにした。
とはいえ大きい…
炒め物を普段より多めに作ったとしても、半分以上残るな(汗)
先日、中華街で買ったマルコメみそ。
よく見てみるとマルコメ君は「MARUKOME BOY」になるのね。
今回炊いたお米、錦(NISHIKI)。無洗米なのでラク。
普通の水加減だとちょっと固めに感じたが、炊飯器が古いので水加減と吸水時間で調整すれば、良くなるかもしれない。味は日本のお米と大して変わらないように思えた。粘りは少なめだけど合格点。
ナスもいつもより小さめの拍子木切りにしたら皮の厚さが気にならずに食べることが出来た。アメリカに来てから、なんとなく野菜の味自体が日本と少し違う(甘み、風味?)ので、思った通りの味にならないことが時々あったのだが、今回は大丈夫。KIKKOMANとMARUKOME BOY、それに日本から持ってきたほんだしに助けてもらった。
次回は国宝(KOKUHO ROSE)の試食会。
2017年6月21日水曜日
船便の荷物が到着
ここ数日、テレビの気象専門チャンネルではトルネード「CINDY」の話題が続いていた。
通過ルートとして予想されていたのはアメリカ南部なので、シカゴには関係ないかというとそんなこともなくて、雨こそ降らないもののやや蒸し暑く、晴れたり曇ったりの天気が続いていた。とは言っても、日本の湿度に比べたら全然なんてことはない。日本の蒸し暑さは本当に過酷だ。
さて、今日は船便で送っておいた荷物がアパートに届いた。日本を出発する直前の5月8日に出荷して、6月17日にはシカゴに到着している旨の連絡を受けていた。当初、届くまでには55日~60日くらいかかるとのことだったので、今回は40日ほどで届いたことになる。
なんてツイているんだろう!
シカゴに来るときの手持ちの荷物には夏物衣類をほとんど入れてこなかったので、船便に入れてある半袖シャツの到着を心待ちにしていたのである。
事前に受け取ったメールでは、「13時から14時の間に伺います」とのこと。
おぉ、さすが日本の配送会社らしくきっちりしている。なので、私も午前中のうちにスーパーで買い物を済ませてスタンバイ。
ところが12時半。電話がかかってきた。
現地の事務員らしき女性だった。
「もううちのドライバーが到着しているので今から行きます」
あぁ、早く着いちゃったということね。全然問題なし。
「わかりました。待っています」
実はスーパーから帰ってくる時、アパートの下にクロネコヤマトの制服を着たおじさんがいたのでうちの荷物かなぁ…と薄々思っていたのだ。そもそも普段ダウンタウンでクロネコヤマトの配送員を見かけることがないので。でも私もその時は特にIDを持ち合わせていなかったので、声をかけてややこしいことになるのも面倒だと思い、そのまま帰って来てしまったのだ。
電話を切って10分もしないうちにドアをノックする音がした。
ドアを開けると、日本で見慣れたクロネコヤマトの制服のおじさん。あぁ、やっぱりさっきの人だ!無駄に待たせてしまって悪かったな。
12箱もの段ボールを台車2台で一度に持ってやって来た。
5月8日以来、再会した荷物たち。全く箱が傷むことも、シミがつくこともなく無事に到着した。
箱数に不足がないか、確認しながら受け渡し作業をして、受取完了のサインをして終了。最後に特典として便利帳の最新版をくれた。
ちなみに、一応チップは用意しておいたが丁重に断られてしまった。ここはアメリカだけど、ヤマトさんは受け取らない方針なのか、それとも料金がチップ込みとなっているのか?
今回利用したのは、クロネコヤマトの海外引越の「海外引越単身プラン」というもの。これは別に単身者でなくても、規定の箱数に収まる量の荷物を送りたい場合には誰でも利用できるプラン。
梱包資材はすべてもらえるし、途中で箱数の変更もできるから、最初に注文した箱数で入りきれなかったらどうしよう…なんてこともなく。
我が家は三段階あるうちの真ん中(レギュラーコース・14箱・107,500円)にしておいたが、結局は12箱で収まった。荷造り作業やパッキングリストを作成するのは大変だったが、通関手続きもしてくれて、荷物の扱いも丁寧だし、結局は日本の会社って安心できるのだ。
さてさて、これで荷物がそろったのでやっとシカゴ生活本格スタートという感じ。
2017年6月20日火曜日
日本から送った食品の郵便小包
先週土曜日の午後に食品の小包を受け取った。これはあらかじめ日本を出発する前に自分で梱包して実家に送っておいたものだ。シカゴで生活が落ち着いて、日本の味が恋しくなってきたころに親に発送してもらうように頼んでおいたのだが、そのタイミングは意外と早くやって来た。
やはり旅行とは違うので、アメリカンな食事を続けているとすぐに飽きてしまうし、胃も疲れる。特に夫は、学校のカフェテリアでのランチが若い学生に合わせたボリュームと味付けなので、家ではそういうものを避けた食事がしたいと言い始めた。
さっそく実家の親に、例のブツを郵便小包の航空便でお願いしますと連絡したのが日本時間の10(土)。で、12(月)の午後には郵便局に行ってくれたようだった。そして、シカゴ時間の16(金)にはもうアパートのクリーニング屋さん(荷物受け取り場所)に到着していたので、めちゃくちゃ早く届いたことになる。こういう時は都市部に住んでいてよかったなぁと思う。
さて。
箱の外観を見てみると、大してつぶれてもいないし思いのほかきれいな状態で届いた。が、一か所だけアメリカの郵便局のガムテープが貼られているところがある。
テープをはがしてみると、思った通り、切り込みが入っている。
中身をチェックされたのだろう。その辺りはここ数年で検査が厳しくなっていると知っていたので想定通り。
しかし、開けてみると、自分で梱包した出発前のあの時の状態と変化なし。
ぱっと見、抜き取られているものは無さそう。
9年前のバックパック旅行の経験を踏まえて送ったもの。
・お茶関連
一保堂茶舗のティーバッグセットとすみだ珈琲のドリップバッグは、大事な友人からの頂き物。今回わざわざ買ったのは、ほうじ茶ティーバッグだけ。緑茶や紅茶はこちらでも手に入れやすいのだが、「香ばしい系のお茶」はなかなか見当たらないので。ほかは自宅で使い切れなかった残りもの。
あと、こちらでは金属のストレイナーが主流のようなので、いちいち洗うのが面倒だなーと思ってしまう私には、お茶パックは送ってよかった一品かも。
・だし関連
これらもほぼ自宅で使い切れなかった残りもの。和風だし、中華だし、コンソメと一通り。コンソメはこちらでも手に入りやすいがチキンコンソメが主流なので少しだけ。インスタント味噌汁は緊急用に。
・乾物、保存のきくもの
これらもほぼ自宅で使い切れなかった残りもの。簡単にできる白ごはんのお供をメインに。でも御飯に混ぜるおにぎりのもとはもっとたくさん入れておいてもよかったなぁと後悔。
・おやつ
以前のバックパック旅行中、食べたくて仕方なかったのがあんこ系のもの。なので、もうあんな我慢はしなくて済むようにと缶詰のあんこを。栗ようかんと栗鹿の子のお菓子は夫の実家からの頂き物。
せんべい・おかき系のものは値段を気にしなければ、割とどこのスーパーでも売っているので送らなかった。
・夫のスノースパイク
モンベルで購入した、靴に取り付けることのできる簡易かんじき。「軽量コンパクト」と箱には書いてあるがそこそこ重さがあるので、スーツケースに入れると重量オーバーになりそうな予感があった。そこで小包で送ることにしたのだが、もし中身をチェックされたら一番怪しまれて抜き取られるかもしれないと心配していた一品。なので無事に届いてほっと一安心。夫はこれをL.L.Beanのビーンブーツに付けて冬の通学時に使う予定らしい。果たして出番は来るのか。
これだけの量が入って重さ約6キロ。
郵便小包の航空便で送料はおよそ11000円。
2003年にアメリカで施行されたバイオテロ法という法律があるそうで、現在アメリカに食品を持ち込む方法としては、手持ちの荷物やスーツケースで自分で運ぶ、もしくは郵便小包で送る、の二つとなる。
私たちはヤマト運輸の海外引越を利用して、船便で荷物を送っているが、その荷物の中にも食品は一切入れてはいけないとのことだった。
2017年6月19日月曜日
お米の価格チェック
夫の先輩の奥様から譲っていただいたお米も残りわずか。それもカリフォルニア産とはいえコシヒカリなので、15ポンド(6.8kg)で30ドル以上(Amazon)もする。
確かにおいしいのだが、ずっとこんな高いお米を買い続けるのは今の我が家の暮らしには贅沢すぎる気がして、ほど良い価格でおいしいお米は買えないものかと近所のスーパーに探しに出かけた。
近所には、Whole Foods Market、Treader Joe's、Jewel Osco、そしてすこし離れた場所にTreasure Island Foodsというスーパーマーケットがある。
まず、Whole Foods Marketへ。
こちらはそもそも高級スーパーだし、扱っているのもオーガニック商品がほとんど。米の品ぞろえは10種類くらいあって多い方だと思うが、平均価格も高め。2ポンド(0.9kg)で6ドルくらいか。継続的に買うにはちょっと…。それにせめて5ポンド(2.26kg)入りくらいのサイズがあってほしい。という訳で、今回はナシ。
つぎに、Treader Joe's。
こちらも一応高級系オーガニックスーパーだけど、オリジナル商品が豊富なためかWhole Foods Marketより割安に感じる。が、近所にある店舗は面積が小さいためか米の品ぞろえが2種類しかない(涙)。それも玄米。アメリカ人ほんと玄米(というかダイエットが)好きだなー。という訳で、残念だけどこちらもナシ。
そして、Jewel Osco。
庶民的な値段と雰囲気。オーガニックだけじゃなく一般的なメーカーの商品もたくさん扱っているので、実は選択肢がいちばん幅広いんじゃないかと期待して来店したものの、米の品ぞろえは3種類ほど。ジャスミン米(タイ米)、玄米。アジア系の調味料はたくさんあるのに日本人のお客さんは少ないのかしら。という訳で、泣く泣くこちらもナシ。
仕方ないので、Treasure Island Foodsまで遠征することにした。今回訪れたのは、以前Airbnbに宿泊していたときによく利用していたElm St.の店舗ではなく、ストリータービルというエリアにある店舗。ミシガン湖がもうすぐそこに見える。
この辺りは割と治安が良くて、住んでいる日本人も多いと聞いたことがある。以前に洗剤を買いたくて一度来ているのだが、その時は調味料しかチェックしていなかったな。調味料の品ぞろえは中華街の次にいい!という印象だったので(だってめんつゆがあるしー!)、お米にも期待してしまう。
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こちらがそのめんつゆ。
300mlで5.49ドル。当然高いのだけど、郊外の日系スーパーまで行かずとも買える場所があるなんて、と感動~。ちなみにビンにはうっすらとチリが積もっていたが、滅多に売れない商品なので仕方ないでしょう。賞味期限が大丈夫だから、そこは気にしない。
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売り場を見つけて近づいていくと、おぉーあるある!わざわざやって来た甲斐があったなぁ。Whole Foods Marketと同じく10種類くらいの品ぞろえの中から日本語表記のあるものをメインに見ていくと、かえってどれを買おうか悩んでしまい、今日は価格のチェックだけして帰ることにした。
・玉錦(たまにしき) 4.4ポンド(2㎏)で9.99ドル
今回ある中で最高値。パッケージに短粒米と書いてあるので日本のお米と同様の粘り気が期待できると思われる。
・国宝(KOKUHO ROSE) 5ポンド(2.26kg)で10.39ドル
譲っていただいたコシヒカリと同じくらいの価格帯。これはいわゆるカリフォルニア米でなんと無洗米。SUSHI RICEというのはどういう意味なのか??
・富貴花(BOTAN) 5ポンド(2.26kg)で7.49ドル
これもカリフォルニア米。味には全然関係ないが、中国風に見えるパッケージがなんだか好みではない。
・錦(NISHIKI) 2ポンド(0.9kg)で3.79ドル
タイ米を除いて最安値。これもカリフォルニア米で無洗米。やっぱりこれにもSUSHI RICEと書かれているが??
帰宅後、参考までにAmazonのサイトを見てみると、国宝と意外や錦に日本人から?と思われるコメントが付いていた。100%信じる訳ではないが、「普通においしい」との評価だ。という訳で、近日中にこの二つを買って食べてみることに決めた。Amazonで大きなサイズも販売しているので、おいしければ今後は配達も頼めるし。
久しぶりにきれいな夕焼けが見れた今日。
シカゴは夜8時半を過ぎて、やっと暗くなり始める。この明るさに惑わされていまだに晩御飯を食べるのが遅くなりがち…
2017年6月18日日曜日
CHICAGO PRIDE FEST
9年前のバックパック旅行中にサンフランシスコやドイツ・ケルンでプライドパレードを見たり、ゲイのカップルと仲良くなって行動を共にするうちに、気がつけばLGBTと思われる人たちに対して自然と接することができるようになっていた夫と私。
六月に入り、市内のあちこちでレインボーフラッグを見かけるようになったので調べてみると、ここシカゴでもプライドフェストがあることが分かった。ついでに、シカゴのあるイリノイ州は、2013年11月に国内では16番目に同性婚が合法化された州だとのこと。どうりで街を歩いていると仲睦まじい様子の同性カップルを見かけるわけねー。
シカゴのプライドフェストの会場は、Cubsの本拠地があるのと同じレッドラインAddison駅から10分弱の場所。球場があるのとは反対側の、住宅街の中の通りを通行止めにして会場が作られていた。駅からは人の流れについて行ったので迷うことなく到着。入り口で荷物のチェックとイベントへの寄付として20ドルを渡して入場。
レインボーカラーの洋服を身に着けた人やペットにおしゃれさせて参加している方々などなど。もちろんそこかしこにいる同性カップルの方々も楽しそうにイチャイチャ♪
この方は今日の進行役。商店街会長みたいな方なのかしら…
とても背が高い男性なのだけどかわいいミニワンピースとバレエシューズで頑張っていらっしゃった。ちなみに風の強い日だったので、何度もパンチラ(笑)
出店を見たりしながらうろうろしていたのだが、肝心のパレードが始まる様子がない(帰宅後に調べてみたら、このフェストとは別日でパレードが行われることがわかりがっかり。今回はちゃんと調べたつもりだったのに・涙)。で、ステージ周辺でうろうろしていると突如、ドラァグクイーンのライブが始まった。
二番手のお姉さまの迫力はビヨンセの真似をする直美ちゃんみたい。
三番手のお姉さまは超盛り上げ上手。おひねり?チップ?をたくさん手渡されていた。こういう場所でもみんな普通にチップ渡すのねーと夫と関心。
最後はシシドカフカに見えなくもない(笑)キレイなお姉さま。
はるな愛が以前テレビでものまねをしていた時のように、女性ボーカルの曲で口パクで歌い、踊り、終わると男性の声でトークするそのギャップが面白くて大いに盛り上がった。
帰りには私たちの手元にもたくさんのレインボーカラーのグッズが。
最近蒸し暑いので、うちわは正直助かります!
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