2017年5月31日水曜日

Argyleのベトナム人街



昨日に引き続き、夫の先輩の奥様とベトナム人街でフォーを食べる約束をしていたのだが、上手く連絡が取れていなくてひとりレッドラインArgyle駅に到着してしまった。

どうしようかな…。
しばらく駅のホームから街の様子を観察する。ベトナム人街なのにアジア系の人よりもアフリカ系の人の方が歩いている割合が多い気がする。交通量もそこそこある。



少しの緊張感はあるが、日の高い真っ昼間だしせっかく来たのだから少し散策してみようと思い駅を出た。

ベトナム人街はチャイナタウンと同様に、アジア食材が安く手に入る場所としてネットで情報を見て知っていたのだが、治安に関してはネガティブな印象もあり(特に夜間)、本来なら初訪問は一人で来るべきではなかったのかもしれない。

今日はArgyle St.とNorth Broadwayしか歩かなかったのだが、しかし、危険な雰囲気は感じられなかった。むしろランチ時だったので、多くの食堂はアジア人で混み合っていた。

私も一通り歩き回ってから、超群餅家というベーカリーに入ってみた(資生堂の看板の一軒奥)。子供の頃に食べていたような飾り気のない素朴な見た目のパンやクッキーから、派手なデコレーションのケーキまで25~30種類くらいの品がガラスケースに入っていた。



他のお客さんを見ていると、みんな10個くらいのまとめ買いを当たり前にしているので、ここは人気店なのだろう。

今回は自分の昼食にDumpling Bun(餃子の中身と同じ味付けのお肉入りパン)とAlmond Cookie、そして自分と夫へのお土産にRedbean Paste Cake(あんこをやわらかめの月餅の皮で包んだ中華風アンパン)を購入した。これで4ドル程度なのだからありがたい。

その後、もう一軒Vet Hoa Plazaというスーパーマーケットへ。中華街のスーパーよりもさらに安くて、当然ながらタイやベトナムの調味料・菓子の種類が多かった。食器や調理器具なんかも街中では見かけないアジアのものがたくさん!

色々買いたいと思い手に取るが、まだAirbnbの仮住まいなので思い止まり棚に戻す。唯一ヱスビー食品の「ゴールデンカレー・5皿分」が2.37ドルと近所のスーパーの半額以下だったので、2箱買ってしまった。いつかHomesickならぬCurrysickになった時のために。

最後に、次回訪れたときに立ち寄りたいバインミー屋とレストランをチェックして帰宅した。

久しぶりのあんこはとても美味しくて、ほっとする味。
いつもアジアの皆さんには助けていただき感謝感謝。



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超群餅家(ベーカリー&スイーツ)
1127 W. Argyle St.
(773)907-8888
最寄り駅:レッドラインArgyle
ホームページはこちら
チャイナタウンにも店舗あり。

2017年5月30日火曜日

Argo Tea



夫のシカゴでの先輩ご夫婦には、こちらに来てから何かとお世話になってばかりなのだが、今日は奥様に誘っていただきアルゴティーへ行ってきた。

アルゴティーはシカゴ発祥の紅茶専門店(でもコーヒーもある)で、ぜひ行ってみたいと思いながらなかなか機会がなかったのだ。スタバほどではないけれど、あちこちにあるカフェっていつでも行けると思いがちになってしまうものだ。

訪れたのは温室のように素敵な店舗。
店内にはソファー席もあってゆったりくつろげそうな雰囲気。
暖炉もあって、冬には火が入り本当に使用されるのだそうだ。


レジの近くに試飲できる紅茶が2種類置かれていて、注文の参考にできる。試飲したジャスミン・ティモサがとてもいい香りでおいしかったのだが、結局迷ってハイビスカス・アップルサイダーをオーダー。あまりハイビスカスティーの風味は感じなかったけれど、今日は気温が高めだったので少し甘めの味がおいしく感じられた。

事前に教えてもらって、アルゴティーのアプリをダウンロードしていたのだが、初めての来店時に5ドル分まで無料の特典が付いているので、今日は無料でいただくことができてしまった。

他にも10回以上の来店で4ドル分無料とか、お誕生日特典とかいろいろあるみたいなのだが、初回の5ドルはダウンロードするだけでもらえる特典なので、旅行で訪れる人にも利用価値がありそう。

店頭ではたくさんの種類の茶葉も販売されているので、次回はそちらも買ってみようと思う。



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Argo Tea(カフェ)
871 N. Wabash Ave.
(1-312)649-9644
最寄り駅:レッドラインChicago
ホームページはこちら
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。

2017年5月29日月曜日

Gold Coastのお屋敷街



二軒目のアパートに移って三日目。
高級住宅地の中にあるここは、驚くほど静かで毎晩よく眠ることができる。というか、ご近所の家、ほんとに人が住んでいるのかしら…と疑いたくなるくらいだ。

アパートのある通り。
この並木道を(他の地域よりは)上品な身なりの方たちが犬を散歩させている。


こんなお屋敷が連なって


庭先の植え込みに噴水なんかあったり


おまけに街路灯は電球ではなく、写真ではわかりづらいが火が入っている!!柱の中にガス管でも通っているのだろうか。


ちなみに、フリーペーパーに掲載されていた不動産広告によると。
5ベッドルーム、車3台分のガレージがあるリノベーション済みヴィンテージハウス、4,950,000ドル(現在1ドル≒110円)だそう。

ため息しか出てこない。

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一昨日、PSIDを取得した後。
ComEDのWEBサイトを利用できるようにするにはどうしたらいいのか、という件で担当者と夫の間で電話連絡が取れて解決した。

利用できるのは、ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)もしくはDriversLicenseを持っている人だけなのだそうだ。というわけで、私たちは利用できないが、アカウントは登録されているので、間違いなく使用開始日から使用できるということを教えてもらった。

ComEDのWEBサイトが利用できないため、今後は請求書が送られてくる都度、自分で支払いをしなくてはならない。うっかり忘れないようにしなくては。

2017年5月28日日曜日

中近東・地中海料理のファストフードRoti



今日のランチがとても安くて美味しかった!
日本にはあまりないと思われるジャンルの店だが、地球の歩き方を頼りに行ってみた。

ループ内メイシーズに近いRoti。


すごいボリュームだが、肉は一切使用してなくて、野菜・穀物・豆料理だけで作られたプレート。ソースもヨーグルトベースに刻んだキュウリ、少しピリ辛の味つけととてもヘルシー。



先日のスーパーマーケットでホンモスを購入した時のように、一口でヨルダンやトルコを旅行したときの楽しい思い出が蘇る美味しさだった。シカゴにいる間に絶対また来よう。


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近所のスーパー。
メモリアルデーにちなんでベーカリーコーナーも大賑わい。
菊も青いインクで染められちゃって。



いやー、しかし。
青い食べ物ってやっぱり見慣れない…




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Roti(地中海&中近東料理・ファストフード)
33 N. Dearborn St.
(1-312)263-9000
最寄り駅:ブルーラインWashington
ホームページはこちら
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。

シカゴの定番観光スポット



3連休の真ん中。
夫の希望でダウンタウン観光に出かけることにした。

まずは、State St.を南にシカゴ川まで下りてきた。
双子のトウモロコシビル、ことマリーナシティの見えるここからの景色は何度見ても飽きない好きな場所。





マリーナシティの反対側。
切れてしまっているが、写真左に写っているのがミースがデザインした最後の作品、IBMビル。そしてお隣はトランプホテル。



そのままループ内まで歩き続ける。
デイリーセンターの広場まで来ると、ピカソ作の彫像が見えてきた。



そして同じ広場の片隅には花環が。
昨日のメモリアルデーパレードで置かれたものだろうか。



昼食の後、ミレニアムパークそばのカルチュラルセンターへ。
ここを訪れるのは今回が初めてだ。

ここはもともと図書館としてオープンした建物で、クラシカルな雰囲気とティファニー製のガラスドームに思わずうっとりしてしまう。




今日はインドの富豪らしきカップルの結婚式が行われるようで、通路が制限されていたが、それでもドームの美しさは十分堪能できた。




お次はミレニアムパークへ。
ちょっと空模様が怪しくなってきたが、「ビーン」をどうしても見たかった夫は他の観光客に混じって写真撮影に夢中だ。



雨に降られながらも、高層ビルと自分の姿が映り込んだ一枚が取れて納得した模様。



クラウンファウンテンでは、念願の水が口から飛び出す場面も見れた!




たくさん歩いてシカゴの定番を満喫した一日。

2017年5月27日土曜日

PSID numberの取得



入室可能となる15時までの間、リンカーンパークZooを訪れる以外に今日はもうひとつ大事な用事を済ませてきた。電力会社との契約に必須なPSID numberの取得だ。


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いよいよ来週にアパートへの入居を控えて、まだ電力会社との契約ができていなかった。アパートのマネジメント担当者からは、ComEdと契約したら発行される顧客アカウントを知らせるようにと言われてから早10日。ソーシャルセキュリティナンバー(SSN、日本のマイナンバー制度のようなもの)のない私たちはどうしたらよいものか…と夫が日々ネットで調査を続け、「PSIDなるものを取得すれば契約ができる」というところまではたどり着いていた。

しかし、実際にPSIDが「どこで」取得できるのかについては様々な経験談が綴られたブログを当たってもよく分からないままだった。できることならこれもアメリカ生活の経験のひとつとして自力で乗り越えてみたかったのが、もうあまり時間もなくなってきたので、夫が先輩ご夫婦に質問(卒業前のお忙しい中ありがとうございました)。すると、今までの時間は何だったの~と脱力するくらい簡単に答えを出していただいた。

先輩ご夫婦もPSIDの取得に苦労して、アパートのマネジメント担当者から指示を受けたそうなのだが、その時の記録が残っていたのでプリントをそのまま引継ぎさせていただいた。
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まず必要な持ち物は、身分証明書(パスポート)、夫の学生証。
最低でも2種類の写真付きIDを用意する必要がある。

そしていざCurrency Exchangeへ。
これは街中にあるCurrency Exchangeならどこでもいいというわけではなく、アパートのマネジメント担当者から指定されたショップへ出かけた。私たちの場合は、アパートからだいぶ遠い場所にあるブラウンラインDiversey駅周辺のショップだった。

# Clark Diversey Currency Exchange
# 2735 N.Clark Street, Chicago
#(情報は変わっている可能性がありますのでご注意ください)

窓口でPSID numberを取得したいと伝えると、よくあることなのか先方もすぐに手続きをしてくれる。持参した2種類のIDを確認後、契約するアパートの住所と連絡先電話番号、あとは使用開始日を口頭で聞かれた(住所を証明するものを出せと言われて困らないようにアパートの契約書を持参していたが必要なかった)。

それから少し待っていると、PSID numberが印字されたレシートを持って窓口の担当者が戻ってきた。そして、「この電話番号(ComEdのコールセンター)に24時間以内に電話してPSID numberを伝えるとComEdのアカウントが発行されます」と教えてくれて、終了。

帰宅後、夫がComEdに電話をしてくれて無事に顧客アカウントが発行された。これであとはアパートのマネジメント担当者に報告をするのみだ。

#実際の手続きとしては以下の通り。

#①CurrencyExchangeで聞いたコールセンターに電話
#②担当者にPSIDや各種個人情報とSSNが無い旨を伝える
#③アカウントナンバーを発行してもらう
#④使用開始日に利用できるように登録してもらう

#ちなみにComEdのWEBサイトを利用(月額使用状況を見る、自動引落設定をするなど)
#できるようにしたいため、どうすればいいか聞いてみたが、分からない
#ので後日連絡するとの返事を受けた。

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Currency Exchangeでの対応で思ったことを少し。
PSIDの取得について様々な方のブログを読んでいた中で、写真付きIDのほかにクレジットカードの提示を求められたとか、手数料として現金の支払いを求められたという記事を見かけたことがあったが、私たちはどちらもなかった。

夫が学生証を提示したときに「ああ、学生さんなのね」と言われたので、もしかしたら学割的なものがあって免除されたのか??もしくはCurrency Exchangeの各ショップごとにその辺りのルール(担保が必要な条件の人)はまちまちなのかもしれない。実際、夫の隣の窓口で同じくPSIDの取得に来ていた人はお金を払っていたようだったので。

Airbnbアパート移動とリンカーンパークZoo



夫のシカゴでの大学の先輩ご夫婦の帰国が一週間延期になったため、私たちのAirbnb滞在ももう一週間延長となった。今朝まで滞在していたアパートは次の予約が入っているようで延泊が不可能だったため、次のアパートへ移動することに。結局最後まで電球の交換はしてくれなかったし、連絡も取れなかったので、むしろ移動できて良かった。

今度のアパートのオーナーは、昨年11月に学校見学に来た際にもお世話になった女性。前回の部屋(一軒家の中の一部屋+共同バストイレ・キッチン)が掃除が行き届いていて、とても過ごしやすかったので勝手に期待していたのだが、今回もやはり素敵なアパート!



古い物件のようで、天井が低くエレベーターも動くが少々あやしい感じ(笑)。
入り口はなんだかバウハウスを思い出させるフォントで部屋番号が書かれていて、学生寮のような雰囲気。

室内も写真で見た通り、広くてきれいな部屋。建物が古いせいかお湯が出るまでに2分ほどかかるのだが、その点を除けばまたしても文句なし。






部屋に入ることができるのが15時以降というルールになっていたため、先にスーツケースだけ移動させた後、リンカーンパークZooへ再度訪れてみた。



ここは無料なのに定番のライオン、キリンからフラミンゴ、カンガルーにアルパカまでものすごい展示の充実度。滞在中ぜひ何度も来たい!と思い、少しばかりだが寄付をしてきた。

なるほど、と思ったのが屋内での展示が多いこと。夏は蒸し暑く、冬はマイナス20度にまで下がるシカゴで世界各国の動物を飼育するのはさぞかし大変だろうし、市民も冬は屋内じゃないと楽しめないものね。

先日は曇り空で満喫できなかった景色をもう一度。
今日は最高にきれい。



結婚式の写真撮影をしているグループをたくさん見かけた。
こんないいお天気に恵まれて、きっと忘れられない一日になるでしょうね。
みなさんお幸せに!



2017年5月26日金曜日

銀行口座を開設する



今日はメイシーズでランチを食べて終わり、ではないのだ。
アパートの契約も無事にできたし、いよいよ来週末には入居して郵便物も受け取れるようになるので、銀行口座の開設に行くことにした。

銀行もいろいろある中で、夫がChase Bankにすると決めた。ネットの口コミで行員の対応が比較的親切であるというのを多く目にしたかららしい。私は特にこだわりがなかったのと、アパートの近くに店舗があるからいいかなと思って夫の意見に賛成した。

アパート最寄りの店舗に到着して、窓口の女性に口座を開設したい旨を伝える。少し待っていると奥からにこやかに男性の行員がやって来て、席に案内してくれた。

当座預金口座(Checking Account)を開設したいと伝えると、口座維持手数料やサービス内容の違う3種類を案内されたが、維持手数料がいちばん安いものにした。公共料金の支払などで小切手が必要な場面があるのかどうか、正直、今の時点ではわからないので。あと、せっかくアメリカに住んでいるので日本ではできない連名口座(Joint Account)を作ることにした。

必要書類を出すと、入力はすべて彼がやってくれた。そう、印鑑を押すという作業がないのでアパートの契約書と同じく、ペーパーレスなのである。

ちなみに必要書類は、
パスポート、ビザ関連の書類一式、学生証(夫のみ)、アパートの契約書。

身分証明書は、パスポート以外にアメリカの運転免許証でも可。私たちはソーシャルセキュリティナンバー(日本のマイナンバー制度のようなもの。アメリカ国内で収入を得て納税している立場の人が取得できるもの)を持っていないので、ビザに加えてI-20を持って行った。また、住所を証明できるものとしてアパートの契約書を持って行ったが、公共料金の請求書などでも可。

入力の後、説明を受けて電子署名をし、パスワードとPINコードの設定をする。日本のネット銀行と同様に通帳がないので、パスワードはChaseのホームページで残高確認をするのに、PINコードはキャッシュカードに付いているデビットカード機能で支払いをするときに必要なのだ。

最後に、持参した5000ドルをさっそく入金してもらった。この現金は、日本を出発する前に両替して持って来た米ドルのうち、手元に残っていた分だ。私が家から持ってきたのだが、シカゴでこんな大金を持って歩くとは思ってもみなかったので、無事に入金できてひと安心。

待っていると、なんともうキャッシュカードも作成してくれた。受け取りは郵送で一週間くらいかかると思っていたし、夫の大学の事務員さんにもそう言われていたから、なんだか拍子抜け。しかし嬉しかった。

口座開設の手続きは1時間ほどで終了した。
担当してくれた男性行員が、何とかついていける速さで話してくれたのも良かった。
少しずつ、でも着実に生活の準備が整ってきている。やはりバックパック旅行と1地点での長期滞在とでは、しなければいけないことが全然異なることを実感。

Macy'sフードコートのメキシカン



夫の学校、第一週目が終了。
金曜日の授業は午前中の一コマだけなので、メイシーズで待ち合わせて一緒にランチを食べることにした。

地下1階と7階のフードコートを見て歩き、何を食べようかかなり悩んだが、結局2人の好物メキシカンで落ち着いた。

Frontera Frescoの温かいサンドウィッチとトルティーヤ。
オーダーしてからパンを焼くので少々時間がかかる。が、冷凍ではないフレッシュなアボカドが挟んであり、おいしい。



サンドウィッチにはそれぞれサルサソースが付いていたのだが、すでにかかっているソースで十分辛い。後半戦はコーラなしでは乗り切れなかったかも。

アメリカは来週月曜日がMemorial Dayの祝日なので、明日土曜日から3連休だ。どうりで街全体が浮かれた雰囲気に包まれている。

戦没者追悼の日だから厳かに過ごすのかというと全くの逆で、あちこちの店ではセールが始まるし、夏の始まりということでキャンプに行ってバーベキューをしたり、家の中や庭を夏仕様に変えたり、アクティブに過ごすのだそうだ。

明日はメモリアルデーのパレードがループ内であるのだが、2軒目のAirbnbに引っ越しするので残念ながら時間が重なってしまい、見に行けそうにない。

メイシーズの吹き抜けに飾られた星条旗。
どんだけ大きいんだか。




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Frontera Fresco(メキシコ料理・ファストフード)
Macy's 7F 111 N. State St.
(1-312)781-4483
最寄り駅:レッドライン、グリーンライン、ピンクライン、ブラウンライン、オレンジライン,パープルライン(月~金の通勤時間帯のみ)State/Lake
ホームページはこちら
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。

2017年5月25日木曜日

China Townでランチ



夫のシカゴでの先輩ご夫婦に中華街ランチに誘っていただいた。
残念ながら夫は学校なので欠席。しかし事前にネットでアジア系食材が調達できるとの情報を仕入れていた私は、ぜひともその真相を確かめたかったので、大喜びで参加させていただいた。

レッドラインCermak-Chinatown駅で下車すると、もうすぐそこに中華街の景色が広がっている。



駅は小さいけれどしっかり中国風の装飾が。



ランチはご夫婦のお勧めでPhoenix Restaurantへ。ここは地球の歩き方などガイドブックにも多数掲載されている飲茶の有名店。11時半過ぎに到着したが、平日にもかかわらずものすごい混雑で、テーブルの7割ほどは埋まっていた。そのうち1割強はアメリカ人の家族連れだった。

オーダーは写真付きのメニュー用紙に頼みたい数を記入してウェイターに渡すだけ。値段も4種類しかないし、とても分かりやすかった。

おしゃべりに夢中でもちろん味も美味しくて、すっかり料理の写真を取るのを忘れたことに食べ終わってから気付く…。しかし窓際のテーブルに座れたので、ループ方面の景色を撮影。ウィリスタワーはここからでもばっちり見える。



大人3人で満腹になるまで食べて(飲み物はポットのジャスミン茶)、1人15ドルという安さ。中華はほんとに素晴らしい!

食後はスーパーマーケットなど、食材や調味料を調達するのに便利な店を案内してもらった。さすがに肉や魚は衛生的に不安を感じたが、調味料やお米、お菓子は問題なさそうだった。日本の2~3倍の値段はするものの、郊外の日系スーパーに行く時間とコストを考えたら、電車で一本で来れるこちらが我が家の場合は断然便利そうだ。夫婦ともにどうしても和食じゃないと…というこだわりがないので、タイや韓国の物も買える中華街はとても魅力的に感じた。

日本の、とくに横浜やサンフランシスコの中華街なんかと比べると寂れた感はものすごいが、どうしてもアジアの味が恋しくなったときはここに来れば、という場所を見つけられて良かった。

そうそう、夫にものすごく心配された治安のことだが全然問題なし。
でもまだ慣れていないうちは明るい昼間のうちに来るようにしよう。



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Phoenix Restaurant(中国料理・飲茶)
2131 S.Archer Ave.
(1-312)328-0848
最寄り駅:レッドラインCermak-Chinatown
ホームページはこちら
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。

2017年5月24日水曜日

シカゴ独自のAirbnbルール



昨年11月に学校見学に来た時と今回で、買い物の際の税金のこと以外にもう一つ違いに気付いたことがある。どうやらシカゴ市独自のAirbnbルールができたようなのだ。

それは「最低宿泊数を30日とする」というもので、このルールを破ってしまった場合は貸した側が1泊につき400~500ドルの罰金を支払わなければならないというのだ。最低宿泊数というのが29泊30日なのか、30泊31日という意味なのか定かではないのだが、借りる方にも貸す方にもなかなかハードルが高いと思う。

Airbnbの登場によって既存の宿泊施設が影響を受けているのだろうが、シカゴの宿泊費は、たとえユースホステルでも1泊1万円以上と高いので、借り手側としては選択肢が狭まってしまい残念なことだ。

半分グチのようになるが、現在のアパートに入る時にちょっとした出来事があった。

ここは入り口にデスクがあって、セキュリティ兼事務応対をしてくれる人が必ずいるアパート。で、入居時には気がつかなかったのだが、ドアには小さく『Airbnbお断り』の張り紙が掲示されている。

スーツケースを3個も抱えてやって来た私たちは当然呼び止められて、事情を聞かれた。対応してくれた男性は親身になって話を聞いてくれたものの、パスポートのチェックをされたり電話番号を確認されたり、部屋を貸してくれた女性に電話したり…(でも繋がらなかった)。

最終的には彼がシカゴでのAirbnbのルールについて教えてくれて(罰金のことも)、でも君たちにはまったく非がないからと部屋に入ることを許可してくれた。

そして今日まで問題なく部屋は使用できているのだが、貸してくれた女性とはぱったり連絡が取れなくなった。というかムシされているのか…?

二週間も滞在するのにトイレットペーパーは5個しかくれないし(結局自分たちで買い足した・怒)、部屋の電球が切れて交換依頼のメールを出しても、もちろんOKよ!と調子のいい返事が返ってくるだけでもう一週間が過ぎた。

もしかして、アパートの管理側からみっちり怒られたうえに罰金も払わなきゃいけなくなって相当ご立腹なのだろうか。いやいや、それは私たちに関係のないことだ。とはいえ、私たちの滞在中の罰金400ドル×14日分はイタい出費だろうなぁ。予約を埋めようとちょっと色気をだしたばかりにね。

今回部屋を貸してくれた女性には残念な気持ちしか湧かないし、私たちもまだAirbnbの利用自体が二度目なのでこういうオーナーもいるんだなと勉強になった。でも、シカゴ市には現在のルールはできれば見直してほしいところ。

2017年5月23日火曜日

学生向けのサービスいろいろ



夫の午前の授業開始時間は10時からと少し遅めに設定されている。シカゴの電車の混雑もなかなかのものなので、これはありがたいことだ。

で、夫が出かける前に様々な支払いの処理をしてしまうことにした。お金が関係する作業は一人でやって間違えると怖いので、いつも2人で確認しながらするようにしているのだ。

まず、英語プログラムの学費の支払い。
Flywireという留学生向けの国際送金システムがあるので、そちらを利用する。Flywireのホームページからクレジットカード決済で支払うことができた。

※日本の銀行口座からFlywireに振り込むという方法もある。この方がクレジット決済よりも手数料が安く抑えられる。しかし夫の場合は、出発前の時点で英語プログラムの授業料が確定していなかったので、クレジット決済を利用した。
加えて、日本の銀行から海外送金する場合のチェックが厳しくなっている状況なので、本人確認書類等の準備や窓口へ行かなくてはならないなどのデメリットもある。


そして、健康保険への加入。
先週の15日月曜日に質問した際には、キャンパスの担当者には必須ではないと言われていたが、その後話し合って加入することに決めた。本プログラムが始まると加入は必須になるのだが、それまで4か月弱もある。何か起こって嫌な気持ちに囚われることを思えば2人で616ドル(3ヶ月分)の保険料は安いかもしれない。学校指定の保険会社のホームページからネット申し込み、クレジットカード決済。


最後に、学生証にHawk cashのチャージ。
IITのイメージ動物キャラクター?が鷹(Hawk)で、学生証のことをどうやらHawk Cardと呼ぶらしい。そしてまたその学生証にSuicaと同様の機能がついていて、お金(Hawk cash)をチャージしておけば学食などで小銭要らずで会計ができるという。へぇーすごい!と思ったが、いまどきは日本の大学でもこれくらいはやっていることなのか。IITのホームページからクレジットカード決済。

2017年5月22日月曜日

夫の英語プログラム、いよいよスタート



いよいよ夫の英語プログラムが始まる。

初日の今日はオリエンテーション。事前の案内でなぜか、奥様もよろしければ
ぜひご参加くださいとの案内をいただいていたので、「学校見学もできるし学食が無料で食べれる~♪」くらいの気軽な気持ちで出かけたのだが、結局私も他の学生さんたちに混じってグループワークに参加。まるまる一日、濃密な英語のシャワーを浴びることになった。しかしそのおかげで私もやっと英語のスイッチが入った気がする。

最初はこんな感じで説明を聞いていたのが…



4,5人ほどのグループに分かれて課題について話し合う時間がほとんどだった。
なかなかの疲労感…。でもこれから夫のクラスメイトとなる学生さんたちの様子も分かったので、学校のはなしを聞くのが楽しみになりそう。

午後からのキャンパスツアーでは、敷地内の様々な建物を紹介してもらったが、中でも有名なのがこちら。




ナチスによってバウハウスが閉鎖され、アメリカに亡命してきたミースが設計した校舎だ。そしてなんと、同じくミースがデザインしたバルセロナチェアの本物もここではふつうに使用されている。黒はよく見かけるが、キャメルだとまた全然違う印象だ。やはり家具は使ってこそ。なのね。



地球の歩き方によると、他にもシカゴにはミースの作品がいくつかあるらしいので見に行こうと思う。せっかくドイツでバウハウスについて学んだことだし。

クラスメイト、教職員のみなさんと集合写真。
我が夫も若く見える方とはいえ、さすがに若者ばかりで目立ってるなぁ…





ところで。
夫の通学開始に合わせて、二人分のVentra Cardを購入してみた。これは日本のSuicaとまったく同じ仕組みで、カードは5ドルで購入しなくてはならない。これまで旅行の際には乗り放題のCTAパスしか使ったことがなかったので、なんだか地元民のようで嬉しい。

チャージや残高確認は券売機でもできるし、CTAのホームページからクレジットカード決済でもできる。夫は今回100ドルの30-day passを購入。CTAは距離に関係なく、1回2.25ドルの運賃なのでかなりお得になっている。


夕方、教科書をどっさり買って帰宅。
明日からがんばれ、夫よ!

2017年5月21日日曜日

オールドタウン方面へ散歩



日本を出発してから一週間が過ぎた。朝、目が覚めるのも6時くらいになってきたのでだいぶ時差ボケも解消してきたようだ。

さて、明日からはいよいよ夫の英語プログラムが始まるので、のんびり過ごしていられるのも今日が最後。到着から一週間の間で、ひとまずやらなければならないことは終えたので、今日は私の好きなインテリア用品店Crate&Barrelのセカンドライン、CB2のお店へ行ってみることにした。

一昨日も歩いたオールドタウン(Wells St.)をNorth Ave.にぶつかったところで西に向かって歩いて行く。途中交通量や歩行者が減って、一瞬不安になりつつも、Clybourn Ave.とぶつかる辺りまで来ると一気に人やお店が増えて、賑やかな雰囲気に一変した。

のちに聞いた話だと、この辺りは再開発が進んでいる最中だそう。若者がたくさん訪れるようにおしゃれなお店が多数出店しているのだとか。

CB2はワンフロアの小さめな店ではあったが、Crate&Barrelより購入しやすい値段で日本の住まいにも合いそうな雑貨がたくさんあった。ふつうに旅行で訪れていたら爆買いしてしまったかも。無事アパートに引っ越しが終わったらまた来よう。

オールドタウンはレンガ造りの建物がたくさん。
ダウンタウンからは離れてしまうけど、こんな静かな所に住むのもいいかも。