2017年5月24日水曜日
シカゴ独自のAirbnbルール
昨年11月に学校見学に来た時と今回で、買い物の際の税金のこと以外にもう一つ違いに気付いたことがある。どうやらシカゴ市独自のAirbnbルールができたようなのだ。
それは「最低宿泊数を30日とする」というもので、このルールを破ってしまった場合は貸した側が1泊につき400~500ドルの罰金を支払わなければならないというのだ。最低宿泊数というのが29泊30日なのか、30泊31日という意味なのか定かではないのだが、借りる方にも貸す方にもなかなかハードルが高いと思う。
Airbnbの登場によって既存の宿泊施設が影響を受けているのだろうが、シカゴの宿泊費は、たとえユースホステルでも1泊1万円以上と高いので、借り手側としては選択肢が狭まってしまい残念なことだ。
半分グチのようになるが、現在のアパートに入る時にちょっとした出来事があった。
ここは入り口にデスクがあって、セキュリティ兼事務応対をしてくれる人が必ずいるアパート。で、入居時には気がつかなかったのだが、ドアには小さく『Airbnbお断り』の張り紙が掲示されている。
スーツケースを3個も抱えてやって来た私たちは当然呼び止められて、事情を聞かれた。対応してくれた男性は親身になって話を聞いてくれたものの、パスポートのチェックをされたり電話番号を確認されたり、部屋を貸してくれた女性に電話したり…(でも繋がらなかった)。
最終的には彼がシカゴでのAirbnbのルールについて教えてくれて(罰金のことも)、でも君たちにはまったく非がないからと部屋に入ることを許可してくれた。
そして今日まで問題なく部屋は使用できているのだが、貸してくれた女性とはぱったり連絡が取れなくなった。というかムシされているのか…?
二週間も滞在するのにトイレットペーパーは5個しかくれないし(結局自分たちで買い足した・怒)、部屋の電球が切れて交換依頼のメールを出しても、もちろんOKよ!と調子のいい返事が返ってくるだけでもう一週間が過ぎた。
もしかして、アパートの管理側からみっちり怒られたうえに罰金も払わなきゃいけなくなって相当ご立腹なのだろうか。いやいや、それは私たちに関係のないことだ。とはいえ、私たちの滞在中の罰金400ドル×14日分はイタい出費だろうなぁ。予約を埋めようとちょっと色気をだしたばかりにね。
今回部屋を貸してくれた女性には残念な気持ちしか湧かないし、私たちもまだAirbnbの利用自体が二度目なのでこういうオーナーもいるんだなと勉強になった。でも、シカゴ市には現在のルールはできれば見直してほしいところ。
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