2017年8月5日土曜日

便利なトマト缶のこと



シカゴに住み始めてから、改めて食料品の買い物の際に文化の違いを感じ、驚かされることはとても多い。

とにかくやたらとバリエーションが豊富すぎて、例えばオレンジジュース一つ、クラッカー一つ、ジャム一つ買うにしても、ひとつひとつパッケージに書いてある説明をよく見て、違いをきちんと確かめてからでないと安心して買うことができない。

濃縮果汁還元である/ではない、果肉の粒々たくさん入り/控えめ/全くなし、塩分控えめ、薄焼き、一口サイズ、グルテンフリー、…などなどなど。

時には見知らぬ単語に出くわして、調べることもある。
だから日々の買い物は日本にいるときの倍くらい時間がかかっている。

しかしそんな中でもバリエーションがたくさんあることが有難いのが、このトマト缶。
すでに何度もリピート購入している。


売っているのは、シカゴの日本人の間ではあまり評判が良くないといわれているスーパーマーケット、Jewel Osco。そしてSignature Kitchensというのは恐らくジュエルオスコのPBブランド商品だ。

このトマト缶、日本でも売られているのと同じくホールトマトとダイス状トマトのほかに、もっと小さいプチダイス状、ピューレ状、シチュー状などととにかく形状の種類が豊富。さらに、写真に写っているようなグリーンチリ入りやガーリック入りだったり、ここには写っていないがセロリ入りやビタミンC入りなんていうのもある。

グリーンチリ入りやセロリ入りは、コンソメキューブを加えるだけで塩コショウをほとんどしなくてもいいくらい味が整ったスープがすぐに作れるし、辛さもちょうどいい。日本にもこんな缶詰があったらいいのにというくらい気に入っているし、帰国の際にはグリーンチリ入りを持ち帰る!と今から夫に宣言しているほどだ。日本でも作れないのかなぁ、こういうの。


ちなみに、ジュエルオスコは「庶民的な」のジャンルに入るスーパーだと思う。シカゴに住んでいる日本人の多くはオーガニック食品を多く扱うホールフーズやトレジョを好むらしいが、ジュエルも使い分ければなかなか便利ですよ。

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