X finityの解約手続きを終えたあとは、ピンクラインMorgan駅へと向かう。連日忙しくてほとんど下調べなしの状態なのだが、最後の観光として、ずっと行ってみたかったメキシコ人街を訪れてみることにした。純粋に興味があったというのもあるし、帰国前に予定していたメキシコ旅行に行けなくなった悲しみを少しだけ和らげたいという目的もある。
ギリシャ人街の辺りからMorgan駅までは、これまで一度も歩いたことがない場所だったので、若干の緊張を感じながら歩みをすすめる。が、割と歩いている人がいたのと倉庫で作業をしているような人の姿も見られた。いかにもヤバい、という雰囲気はなくてひと安心。
線路に沿ってウォールアートを施された倉庫が並んで建っている。
18th駅に到着すると、真っ先に見えたのはアステカカレンダー!
見渡す限りの壁という壁にメキシコらしいペイントが施されていて、気分は一気にメキシコへ~♪
美術館へと向かう道でも、通りのあちこちにかっこいいウォールアートがたくさん。
歩いているのはほとんどがヒスパニック系の人々で、みなさん歩くスピードがゆっくり。ベンチに腰掛けておしゃべりを楽しんでいたり、ただぼんやりひとり時間を過ごしていたり。普段自分たちが生活しているエリアとは明らかに時間の流れる速度が違って、何だか不思議と落ち着く。チリンチリン♪と鈴を鳴らしながらリヤカーを引いてアイスを売るおじさんも現れて、まるでメキシコの田舎町に来てしまったような感覚。
iPhoneの地図を頼りに、メキシコ美術館に到着。
さっそく中へ。お昼前だったせいか、お客は私たち二人だけ。例によって冷房がきつかったので、冷える前にどんどん見学してゆく。
最初のほうは工芸品やオブジェの展示が多く、とても楽しかったのだが、後半の現代メキシコアートのところに来るとちょっと理解に苦しむものが多くなってきてしまった。
例えばこのくらいの感じなら全然ついて行けるのだが、
この感じが連続してくると…(汗)。
とはいえ前半部分は楽しめたし、入場も無料だったので、ドネーションボックスに気持ち程度だが寄付させてもらった。
さて次は、お楽しみのミュージアムショップ!ここは建物の中に入ってきたときから面白そうだなと思っていたのだ。民芸品やガイコツモチーフの雑貨など、いわゆるメキシコ土産のようなものがたくさん置かれている。本当は帰国前にメキシコ旅行を予定していたのだが、諸々の事情でナシになってしまったので、このショップでかわいい雑貨をたくさん見て心が癒やされた。
夫も私もすっかり冷え切ったところで美術館を出て、適当に街をぶらついてみることにした。
しかし、結局これといった景色にもお店にも出会えず…。やはり下調べなしの街ぶらは難しい。今回はピルセンの予習編として、また来ることにしよう!と夫と話し、帰りはバスでループまで戻ることにした。
帰りの車中、食べ納めしたいよね、しないと帰れないよね(笑)という話になり、ミシガン通りのスタンズドーナツに寄り道。今日のおやつ用と明日の朝食用にドーナツを購入した。
本当にかわいいお店。次に来れるのはいつかなぁ。
(もう家財道具はほぼ処分してしまったので、ピクニック用の使い捨て食器を使っている)
更に、どこかで外食すればいいものを、追加でホールフーズのデリを持ち帰りにした。大して美味しいわけでもないんだけど、でもこの味はアメリカでじゃないと食べれないんだよな~。
この夕景を見ながら過ごすのも明日まで。
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