2018年3月17日土曜日

シカゴで迎えるSt.Patrick's Day(前)



昨日の計画通り、川沿いに8時半ごろに到着するため、夫が学校に行く朝と変わらない時間に起床。川沿いは寒いので、朝のコーヒーを飲むのは我慢することにした。

テレビのニュースを見ていたら、昨年のセントパトリックデーの映像と、今年のイベント関係者のインタビューが流れていた。それにしても今日は本当に寒そう。テレビ画面の左下に出ている気温は35度。摂氏だと1.7度。日本で言うところの真冬の寒さ…。私たち、耐えられるのか?楽しみな気分より、やや不安のほうが上回る。


8時40分ごろ、Wabash St.にかかる橋にやってきた。しかし、橋の上で立ち止まって見物するのはダメだと言われてしまったので、そのまま橋を渡ってWacker Drive側のトランプホテルの前辺りから見物することにした。

すでにちらほら人が集まっていた。ターゲットなどで売られていた仮装グッズを身に着けた人もたくさん。

9時少し前、ミシガン通り側からびゅーんとモーターボートがやってきた。緑のインクが流れているのが見えるので、これはセントパトリックデーのイベントが始まったということらしい。

夫は今回もタイムラプス撮影に挑戦。日本から持ってきたダイソーのスマホ用三脚が、シカゴでこんなに出番があるとは思わなかった(笑)。

川にインクを流している船。作業している人に注目していたら、船の上で黄色と赤のインクを混ぜ合わせ、その場で緑色を作り出していた。思いもしなかったアナログな方法に驚き。インクを流している船と並走しているのは、日本で言うところの海上保安庁の人たちが乗った船で、子どもたちには人気の仕事のよう。
ずーっと見ていると、船上で混ぜてから流しているのは丁寧なほうで、川に直に黄色と赤を流している作業員の方も。きっと段々面倒臭くなってくるのでしょう(笑)。

後半になると、船もこの通り。染まってしまっていた。

緑に染めるイベントの最中も、水上タクシーや観光船(通常は建築ツアーを行っている)は通常運航?川の上からの眺めはどんな感じかな。

と思ったら、観光船の後ろではホースで派手にインクをまく人の姿が!

たった20分ほどで、シカゴ川は完全に緑に染まってしまった。


そして今日のタイムラプス。
インクを流している船のうしろをモーターボートが通ることによって、インクを撹拌し、川全体に緑色が広がっていく。
(またしても寒さのため、途中でバッテリーがダウンしてしまった・悲)

午後から外出していきなり川が染まった状態だけを見たら、たぶん「へぇ~すごい」と思うだけで終わってしまうだろう。でも、シカゴでセントパトリックデーを過ごすなら、絶対に作業風景を見たほうが楽しめそう。かと言って、始まりも終わりも何となく…というぼんやりした雰囲気のイベントなのだけど。


こんなに寒くても相変わらず周りの人たちは、コーヒーをガバガバ飲んでいる。毎度のことながら、トイレ問題はどうしているのだろう。

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