2017年8月12日土曜日

GINZA HOLIDAY & CHICAGO HOTDOG FEST



8月のシカゴは毎週末のようにどこかでイベントが行われている。
私たちもネットなどで情報収集を欠かさずして、夏のシカゴを楽しむ努力をしているが、今日のこの二つのイベントは実はほとんど関心を持っていなかったのに、偶然に行くことになったものだ。

最初は「バド・ビリケン・パレード」というアフリカ系アメリカ人のパレードを観に行く予定でいた。日本ではなかなか見ることのできなさそうなものでとても楽しみにしていたのだが、グリーンラインが週末の集中工事で運休しており(CTAのホームページ上では間引き運転していることになっていたのだが)、会場にすらたどり着くことができなかった。

そんなタイミングで手元にあったのが、このGINZA HOLIDAYのチラシ。
昨日アパートのメール室に置かれていたものだ。
 このイベントの情報はだいぶ前にネットで見かけていたのだが、寄付という名の入場料がかかるため少しだけ躊躇していた。しかし、夫の英語プログラムの先生から面白いよとのおすすめがあったので、予定を変更して行ってみることに。

会場はMidwest Buddhist Templeで、リンカーンパークの南の端っこからだと歩いて5分くらいの、静かな住宅街の中だった。お寺だけど、入口にはなぜか鳥居が建てられているのは、外国人の好む日本的な演出にしているのか…?
 寄付金(1人5ドル)を納めて案内の冊子を受け取る。
手には再入場できるように、スタンプを押してくれた。

盆栽や生け花の屋内展示を鑑賞してから、境内の屋台を見て回った。
ものすごい人で大混雑。みんなが照り焼きチキンを食べている。
後から知ったのだが、どうやらこのお祭りの名物らしい。
 日本からは切子細工や焼き物の職人さんたちがわざわざこの日のためにシカゴに来て伝統技術の紹介と直売をしていた。
 折り紙、すごいなーと思ったら中国の方の作品だった。
でもフレームに収めるとこんなに立派なアートになることに驚き。
お昼ご飯は屋台で買った巻きずし。1つ6ドル。
久しぶりに食べる味は日本そのもので、夫とゆっくり味わった。
 食後はステージでの催し物鑑賞。
 「Ho Etsu Taiko 法悦太鼓」というチームの方たちの演奏と、
 続けて「Choyokan Kendo dojo」のデモンストレーション。
和太鼓というと、たまにテレビで見かける「鼓動」の人たちのような激しくて力強い演奏のイメージしかなかったけれど、私たちも初めて聞くような優しくて軽やかなリズムの曲が紹介されたのがとても良かった。見ているお客さんの盛り上がりもやはり太鼓の時はすごくて、剣道のデモンストレーションが始まると、だんだん観客が減ってしまったのには少々残念な気持ちに。サムライ映画みたいなイメージを持っている人からすると、型の紹介などは期待外れに感じたかもしれないな。やっぱり剣道はスポーツではなくて、「道」ですから。

夕方からの柔道やお琴の催し物も気になったのだが、ずっと屋外にいたのですっかり暑さでバテてしまった。首元もうっかり日焼けでひりひりするので、ぼちぼち帰ろうかということになった。

すると、リンカーンパークのそばを通っていた時に見つけてしまったのがCHICAGO HOTDOG FESTの横断幕。さきほどの巻きずしもお腹の中ですっかり落着いてしまっていたので、おやつに(笑)ホットドックでも食べようということになった。
 またしても寄付金という名の入場料(1人5ドル)を払い、手荷物検査を受けて中へ。
こちらもすごい賑わいだ。こういう時、いつもシカゴの人はレジャーシートや折り畳み式の椅子を必ず用意している。感心。
 チケットブースで金券を購入して商品と換えてもらう。
ホットドックは大体どこの店も5~6ホットドックドルくらい。
 20くらいの屋台があるものの、知らない店ばかりで決め手がなかったので、あまり行列が長くない「Byron's Hot Dogs」で。暑さに負けて妥協…。
 バンズにポピーシードは入っていなかったけれど、味は◎。どちらも作り立て。


という訳で、バド・ビリケン・パレードは見れなかったけどこの週末も夏のシカゴを満喫。
楽しみました♪

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