2017年8月27日日曜日

スメハラの話



先日ネットニュースで、強い柔軟剤の香り(ダウニーの香りと思われる)で体調を崩してしまう人が多い、という記事を見かけた。

日本人は自分の香りというか匂いについて割と気にしていて、何かしらの工夫をしている人が多いのではないかと思う。柔軟剤自体の香りが好きだから身にまとっていたい…という人もたまにはいるだろうが、他人に不愉快な思いをさせないつもりでしたことが、湿度が高い気候のせいでネットニュースの記事のような事が起きてしまうのだろう。

この柔軟剤の件については自分の香りを気にしすぎるあまり、対応策のベクトルが違う方向に行ってしまったという感じなのだろうか。

ところで。

この夏、夫と時々話していたのが「以前バックパック旅行をしたとき(2008年)よりも、道行く外国人とすれ違って体臭を感じることがないよね~」というどうでもいい話題。だけど面白いことには、外国人特有の体臭を感じることもなければ、香水などの香りを感じることもないということ。もう最近の欧米人は体臭を香水でごまかすことは止めたのだろうか。

いやそれよりも「ほほぉ~」と思ったのは、スーパーのチラシの日用品の欄にデオドラントケア用品がよく載っていること。実際に売り場に見に行ってみると、そういったケア用品がたくさん品揃えされている。

正直なところ、今まで海外に旅行に来てもスーパーやドラッグストアでデオドラント用品があるかどうかをじっくり見たことはないので、今の状態が何年か前と比べてどうなのかということはわからないのだけど、もしかして少なくともアメリカの都市部では、日本と同じようにスメハラに対する意識が高まっていたりするのだろうか。

そう言えば、自分がいま使っている柔軟剤もドライヤーシートも食器用洗剤も香りづけはされているが、昔と違ってとってもソフトな気がする。それに、香りの強度を選べる商品も結構見かけるし。

香りのマナー、足し算ではなく引き算することになってきた?

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