2017年8月11日金曜日

日本の洗顔料の使用を止めてみる



肌荒れを改善するためにその後も色々と調べてみているのだが、最も気になるのはやはり水が肌に直接触れる洗顔の時のこと。

先週のブログで書いたカルキ除去機能の付いたシャワーヘッドのことは、夫と相談して我が家では採用しないこととなった。上手くいけばいちばん簡単に効果が出そうな方法ではあるが、あと10ヶ月もここに住まないし、固定式のシャワーなので本当に付け替え作業が自分たちでできるのか不安…ということがその理由。

そんな訳で毎日使う洗顔料について考えてみた。
私が日本から持ってきたのは、蜂乳クリーム石けん。はちみつとグリセリン入りなので洗い上がりがしっとりするし、シカゴに来てからも日本にいた時と比べてそれほど泡立ちが悪いとは感じていなかった。なのでそのまま使い続けていたのだが、どうやらこれが吹き出物ができる一つの原因になっていたかもしれないのだ。


-----------------
そもそもどうして硬水が肌に悪いのか?

硬水に多く含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが、石けん成分と化学反応を起こして石けんカスが発生すると、その石けんカス、つまり脂肪酸が毛穴を詰まらせたりアクネ菌の養分になったりしてニキビの原因になりやすい。

また、日本から持ってきた石けんは泡立ちが悪くなる場合が多いので、肌をこするように洗ってしまうと乾燥しやすくなる。
-----------------


日本の洗顔料にも界面活性剤は入っているが、やはり日本の水質に合わせて作られているので、硬水と合わさると脂肪酸が発生しやすいようだ。そして、自分ではこすり洗いはしていなかったつもりだけれど、最初のころは日本から持ってきた化粧水をケチって使っていたので、乾燥がひどくなっていたということが考えられた。


こちら、現在使っている洗顔用品。
左側二つが日本から持ってきたクレンジングオイルと洗顔料(このDHCのオイルは日本ではすでに販売終了しているが、今の時点でアメリカのDHCオンラインショップでは購入可。ただし配送はアメリカ国内のみ)。

1本目のDHCクレンジングオイルが使い終わったところで、アメリカのオーガニックコスメを試してみたくなり購入したのが「AVALON ORGANICS」のクレンジングオイル。オーガニックだから優しいのか?薄化粧の私でもきちんと落とせているのか少々気になることがあるほど。しかし洗い上がりのツッパリ感がない点は◎。肌に合っているかはまだよくわからないので様子見。ホールフーズマーケットなどで12~13ドルで購入できるが、私はたまたま訪れたMarshallsで約8ドルで購入した。

そしてOLAYはどこでも売っているのを見かけるアメリカの「ビオレ」みたいな存在かと思われる。以前利用したAirB&Bでボディソープを借りた時に、洗い上がりがとてもしっとりして良かったのでお試しのつもりで購入した。洗顔ネットがなくても泡立ちがよく、洗い上がりもしっとり。約7ドル。


そんな訳で、まず吹き出物の原因となる脂肪酸(石けんカス)をなるべく肌に残さないようにするために、日本の洗顔料の使用を止めてこちらで買ったOLAYでしばらく様子を見てみることに決めた。

自分が持ってきた洗顔料に含まれる界面活性剤の性質がよくわからないので、何とも断定できないのだが、本当は「水の硬度に左右されない界面活性剤入りのもの」を使用することが良いらしい。ならば郷に入っては郷に従えで、現地のものなら硬水に合う成分仕様になっているのでは…と考えたのだ。

そして可能ならクレンジングも拭き取り式にするか、ミルク状のものを使う方が肌への負担はかなり抑えられるようだ。確かに、フランス人は顔を洗わず拭き取りだけで済ませるって昔聞いたことがある!とは言っても、拭き取りだけで済ませるのは何だか抵抗がある。この辺りは肌の様子を見ながら考えていくとして、洗顔料で状況は変わっていくのかしばらく観察することに。

0 件のコメント:

コメントを投稿