2018年1月26日金曜日

Dinkel's Bakery でランチ



今週も無事に1週間の授業を終えた夫。午後は時間に余裕があると言うので、前々から行きたかったディンケルスベーカリーへ出かけることにした。

このお店はクリスマス市に出店していて、シュトゥルーデルとベルリーナがとてもおいしかった。あれ以来、ずっとお店に来るチャンスを狙っていたのだ。

ブラウンラインに乗って、Paulina駅で下車。電車を降りたらすぐにホームから大きな看板が見えてしまったので、迷うことはない(笑)。

駅から徒歩3分ほどでお店に到着。クリスマス市で見たのと同じロゴマークが見える。1922年創業ということは、かなりの老舗。

ウィンドウにはオーダーケーキのサンプルが飾られている(反射してほとんど写っていないけれど…)。
こんなのとか、
こんなのとか。
ドイツ系ベーカリーだからか、普段近所で見かけるケーキよりも毒々しさがなくて落ち着く(笑)。でも注文すれば、アメリカらしい派手なのも作ってくれるみたい。

ではいざ中へ。

「街の小さなベーカリー」を想像していたら、かなりゆったりと広い店内。日替わりのサービス商品があって、この日はボックス入りクッキーがお安く買えるという日(写真に写っているピンクの箱)。

店内を順に見ていくと、入口の左手側には冷凍ケースがズラリと並んでいる。このお店の名物商品シュトーレンや私のお目当てのシュトゥルーデル、それにアイスクリームケーキが陳列されている。今日もシュトゥルーデルを買いたかったけれど、1ピースではなく1ローフ単位でしか販売していないようだった。

入口正面のガラスケースにはクリーム系のケーキ。
そしてその隣には、様々な種類のクッキーが並んでいる。
アイシングされたクッキーは私の手のひらほどもある大きなサイズ。
値段がついていなかったバラ売りクッキーは量り売り?

そして、最後に入口右手側のガラスケースには素朴な見た目のパンやドーナツが並んでいる。私たちのお目当てのサンドウィッチも、このカウンターで注文する。

売り場の脇にあるイートインスペース。この時は2時くらいだったので、ドーナツとコーヒーでのんびりしているお客さんが数名いる程度。

しばらくすると、サンドウィッチが到着した。
こちらは「カレーチキンサラダのサンドウィッチ」。
そしてこちらが「ツナサラダのサンドウィッチ」。
パンはどちらもはちみつ入り全粒粉で、大きなピクルスと小袋のポテトチップス付き。どちらも8ドルくらい。

ベーカリーなので、パンがおいしいのは当然のことながら、こんなにおいしいサンドウィッチは久しぶりに食べたねと夫と感動してしまった。めっきり「カレー味」から遠ざかっているせいもあるかもしれないが、カレー味のチキンはしっとりとしていたし、ツナもセドナで行ったWildflower Bread Companyと甲乙つけがたいくらいにおいしかった。

その後、持ち帰り用にいくつかパンを購入して帰宅した。この時間帯にいた女の子(アルバイト?)が日本語を勉強した経験があり、日本や日本人に興味津々のようでしばらくおしゃべりをして楽しかった。他の店員さんも親切でとっても好印象。


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彼女によると、日本人客にどこから来たのかと聞くとだいたいみんな東京と答えるのだと言う。けれど、それが本当なのか信じられないのだそうだ。うーん、確かに…。でも、例えば関東の人だったら、埼玉とか神奈川とか言ってもわかってもらえないだろうなぁと思って、東京って答えているのだと思う。良かれと思って。それにシカゴに来る日本人って、ほとんどが仕事でのビジネスマンなのでは?だから決して、日本人客がウソを付いている訳ではない、はず。
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帰宅後、さっそくおやつに持ち帰ったパンを食べてみる。
レーズンデニッシュ、約2ドルと
レモンケーキ、約3ドル。

レーズンデニッシュは日本で食べるパンのような生地で、さっぱりとした甘さ。ふわふわしたパン生地に懐かしさを感じる。レモンケーキはその名の通り、レモンのいい香りがするこってり甘いケーキ。どちらもおいしい。こういうお店こそ、近所にあったら良かったのに。



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Dinkel's Bakery(ドイツ系ベーカリー)
3329 N. Lincoln Ave.
(773)281-7300
最寄り駅:ブラウンラインPaulina
ホームページはこちら

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