2017年10月24日火曜日
ニューヨークのMetro Card、カード決済のエラー処理
少し前の話になるが、ニューヨーク旅行の初日のこと。
メトロカードを購入する際に、券売機の磁気不良か何かで、夫も私も持っていた全てのカード(チェイス銀行のデビット/クレジットカード、日本で発行されたクレジットカード)が使えずに、仕方なく現金で購入したという出来事があった。
そして、旅行から帰った翌日。
券売機の画面にはエラーメッセージが出ているのをちゃんと確認していたが、まさか誤って引き落としされていないよねと、念のためチェイス銀行のホームページから残高を確認してみた。すると最悪なことに、夫と私がトライした計7回分の引き落としがされてしまっているではないか。金額にして231ドル。ちょっといいレストランに行けてしまう金額だ。
幸い、クレジットカードの方はきちんとエラーで処理されたようで、夫も私も使用履歴が出てこなかった。しかし、ニューヨーク初日のことを思い出したのか、夫は怒りだしてしまった。そりゃまぁ私も腹立たしいが。
こんなこともあろうかと、あのとき券売機から出てきたレシートは保管していたし、使用したメトロカードの番号も残していたので、すぐにニューヨーク地下鉄のホームページから、払い戻しをしてほしいとクレームのメールを送信した。少々心配だったが、使用したカードの番号を添えておいた。
それから数日後して、ニューヨーク地下鉄の担当者から返信が来た。
決済に関する問い合わせを一括で受け付けている担当窓口があるので、そちらに連絡してほしいという内容だった。加えて、クレジットカードのエラーはエラーとして処理されているから大丈夫そうです、という文章が添えてあった。これでクレジットカードの方はほぼきちんと処理されているかなと納得できたが、デビットカードについての記述はなく、やはり再度問い合わせをしなくてはならなかった。
決済担当のサイトにアクセスしてみると、返金の申し出をするのに必要な事柄が書かれていたのだが、その中に「使用した券売機の番号」というのがあった。それを見て私も夫も絶句。レシートにはそれらしき番号が印刷されていないし、もうシカゴにいるのだから分かるはずがない。
ということで今、使用した券売機についてどのように説明したものかと夫と悩んでいる最中なのである。
日本の会社のように親切に対応してくれるわけではないから、時間や手間をかけてでもこちらが声を上げなくてはならない。それに何より、231ドルは大金だ。それを向こうのエラーで取られたままにするのは、やっぱり納得がいかない。どうしたらいいんでしょうねぇ、こんな時…。
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