2017年10月13日金曜日

Day4-1 宿の朝食とFlatiron Building



とうとう今日が、実質観光できる最後の貴重な一日。

目が覚めると、お天気の確認のために空を眺めてみる。安い宿だから、当然部屋の窓からの景色は良くない。けれどこの給水タンクや煙突が並んだ影が見えるのって、かえってニューヨークらしい眺めだよなぁ~と思ったりする。


そして、宿の朝食を食べることができるのも今日が最後。昨日はサラベスに行ってしまったし、明日は朝食の提供時間前に出発しなくてはならないのだ。とは言ってもここはホステルなので、そんなに残念がるほど豪華な食事は出ないのだが、朝からマフィンやパウンドケーキなど、甘いものを美味しそうに頬張るおじさんの姿を見たりすると、平和な気持ちになったりする。私たちは朝からそんなに甘いものは食べれないので、ソーセージやハッシュドポテト、スクランブルエッグ、そして控えめに小さなマフィンをひとつ。



さて、今日の街歩きの始まりはニューヨークで最初の高層ビルともいわれる「フラットアイアン・ビル」から。このビルは、シカゴに深い縁のあるダニエル・バーナムの設計によるもの。縁あってシカゴに住むことになった私たちとしては、ぜひ見に行かなくては!(ルッカリーを訪れた時のブログはこちら)

宿を出発し、東へ東へと歩いて行くと、こんなガラス張りのお店?が見えてきて、初めてそこがフラットアイアン・ビルだと気が付いた。私たちが歩いてきた方向からだと、一枚の大きな壁に見えてわからなかったのだ。
道路を渡って、ビルの向かいにあるマディソンスクエアパークからビルを眺めてみると、本当に薄い。いや、薄っぺらい!屋上部分の形を見てみると、本当にケーキのような三角形の形をしているのがわかる。
少し東側にずれて眺めてみると、やっぱり大きな壁のよう。よーく見るとエアコンの室外機があったりするのだが、それでも細かな装飾がとってもきれい。オフィスビルなので、中に入ることはできない。
(興味のある方はWikipediaでも様々な写真が見れますのでご覧ください)

建築当時は「いつ倒れるかわからない」「すぐに壊れるだろう」などと言われていたらしい。それまでにはない斬新なことをする時には、どうしても批判したがる人がいるようだ。そうそう、ちょうどおととい訪れた自由の女神の建設に携わったエッフェルさんだって、エッフェル塔を作った当時は「鉄くずがパリの景観を汚す!」なんて批判されていたけれど、今では世界屈指の観光スポットとして名をはせているのだから面白いものだ。


この後は夫が最も楽しみにしていたグッゲンハイム美術館へ向かう。

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