バックパック旅行の経験はあるものの、海外の同じ地点に長期にわたって滞在するという経験は夫婦どちらも初めてで、どうやって住居探しをしたらよいのか全く見当がつきませんでした。
そこで、2016年の秋に学校見学に訪れた際、夫が話を聞かせていただいた日本人の先輩Aさんにメールで質問をしてみました。住居探しは時間がかかるだろうと予想していましたので、合格後すぐにAさんに相談させていただきました。
するとその方が、同級生の中で帯同家族とともに来ているまた別の先輩日本人Bさんを紹介してくださいました。
その後、Bさんとメールでたくさんのやり取りをさせていただいた末、卒業・帰国のタイミングで、Bさんが住まわれていたアパートに我が家が入れ替わりで入居することとなりました。
(厳密には、Bさんの契約期間が約1ヶ月残っていたため、私たちがサブリース契約で引継ぎ、サブリース期間中に本契約のための審査を受ける、という手順になりました)
詳しくはこちらへ→シカゴでの住居を決定する
ですので、実際のところ家探しに伴う苦労というのは全く経験していないのですが、ただでさえ出発まで時間がない状態でしたから、学校見学での出会いがなかったら、かなり大変なことになっていたと想像できます。(「学校見学のためにシカゴを訪れておいて良かった!」というのは、大いに実感しました)
先輩とのメールのやり取りの中では、物件に関する情報や室内設備の写真を送ってもらい、現地での生活を想像するための材料にしました。自分たちでしたことと言えば、物件が建つ地域の犯罪発生率や家賃の金額の妥当性を調べたことです。「本当にその場所でよいのか」という決断をするのには時間をかけました。
私たちがよく参考にしたのが「Trulia」というサイトです。
海外生活で最も心配だったことのひとつは、居住地域の治安でした。Truliaでは町の地図に犯罪の発生率・種類を重ねて表したものを見ることができます。例えば、シカゴのダウンタウンエリアだと窃盗・泥棒などの犯罪の割合が高く、殺人やレイプなどは少なめ。だけど、比較的貧しい方たちが多く住むと言われる場所などはその逆、といったような感じです。
また、様々な物件の情報が載っているので、なんとなくですがエリア家賃の相場を想像することができます。
シカゴは都会なだけあって家賃が高めですが、金額が安全に比例しているようにも感じられました。それなりの物件はドアマンやフロント係が配置されていたりして、建物内通路に居住者以外の人間が入れないようになっています。
夫が大学に行っている間、私が一人で過ごす時間も長いのでとにかく安全に過ごせることが第一の優先事項でした。
(参考までに「realtor.com」というサイトでも、同様の情報を見ることができます)
他にも、アパート内の共用施設は確認しておいた方がいいでしょう。そもそも留学のために行っているのでそんなものはなくてもいい、という考えもあるかもしれません。
しかし、今回の私のように帯同家族がいる場合は、同じ建物内の住人とそういった場所で顔見知りになれたり、お子さんの安全な遊び場が確保できるというメリットも考えられます。必須ではないものの、知っていると便利な面もありますので、一応確認しておくと良いと思います。
ちなみに、私たちが入居するアパートには、フィットネス設備、プール、屋外テラス、バーベキュースペースなどがありました。ただし、家賃とは別で共用施設使用料の支払いがありました。
詳しくはこちら→設備について
シカゴは冬の間、寒さでなかなか外出ができず運動不足になりがちでしたので、これを解消するのにはフィットネス設備があってちょうど良かったかも知れません。
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