2018年5月19日土曜日

家具引き渡しの準備をする・3



思いのほか順調に家財道具の処分が進んでいる。
全然引き取り手が見つからなかったらどうしようと心配していたのが、杞憂に終わってよかった。

ただ、アパートの住人向けの掲示板に出している品物のやり取りには少々苦戦している。というのも、やり取りの途中で連絡が取れなくなってしまう人もいるし、約束の日時に現れない人もいるからだ。

同じアパートの住人とはいえ、面識のない外国人同士だから、トラブルになっても困るので深追いはしないことにし、部屋番号もすぐには教えないようにしている。



昨晩は、夫のクラスメイトだったインド人の女性陣がボーイフレンドを連れて、家財道具の引き取りに来てくれた。

渡した荷物を見て、なんて完璧な準備なの!と驚く様子が可愛らしかった。昔から思っていたことだが、インドの女の子って本当に美人だ(もちろん、男性もかっこいい。そして優しい)。

ところでインド人と言えば、今回のシカゴ滞在で、彼らに対する印象が大きく変わった。

昔インドを旅行したときに出会った人々といえば、とにかく強引な人が多かった。お節介が過ぎるし、騙そうとするし…で、早くインドから脱出したい!と思わせられるくらい。危うくインド人の印象は悪いものになりそうだったのだが、夫のクラスメイトになった子たちは全くそんなところがないのだ。もちろん、一口に日本人と言っても様々なひとがいるように、インドにも様々な人たちがいるのは理解しているのだが。

これってやはり、社会に根付く身分・階層の問題なのだろうかと考えさせられた。毎日観光客や外国人にたかって、日銭を稼ぐのに必死な人たち。お金に困らない実家に生まれてきちんと学校に行くことができて、教育水準が高いグループに属しているように見える彼ら。「私たちが体験したインドの思い出」とのギャップに、大きな衝撃を与えたのは確かだ。

そしてそんな彼らから、差し入れにもらったチョコレートケーキ。朝食時に少し食べてみた。
(わざわざホールフーズで買って来てくれたらしい)

カットしてみると、中までチョコレートみっしり。

あ、甘い…。脳みそを活性化するには糖質が必要とは言うけれど、この甘さは脳にガツーンと突き刺さってくる。甘いものが大好きな私だが、あまりに刺激的なレベルに一口でギブアップ。でも夫の好みにはフィットしたようで、おいしそうに食べていたので良かった。この数日忙しかったから、甘いものがしみるよね。いや、単に味覚がすっかりアメリカ人化しているだけかも?

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