2017年10月13日金曜日

Day4-3 East River Ferry でブルックリン・ダンボへ



再び地下鉄6線に乗って、33st駅まで移動する。その後は歩いてイーストリバー沿いのフェリー乗り場を目指す。この辺りを歩くのは、今回が全くの初めて。宿泊している地域と似たような下町感は感じるが、歩いている人がそれほど多くない(車はたくさん走っている)のと、なかなかフェリー乗り場らしいものが見えてこないのとで、少々不安になった。

でも、やっぱりどんなところにも売店はあるもので(笑)。小さなパラソルの下で台車に積んだジュースやスナックを売るおじさんを見つけると、もうそこから50メートルほどのところにフェリー乗り場を見つけることができた。
今日はEast 34th Streetから乗船して、DUMBOで下船するルート。ガイドブックには乗車料金4ドルとあったのだが、券売機では2.75ドルとなっていた。
フェリー乗り場のすぐ隣はヘリコプター乗り場となっていて、フェリーが来るのを待つ間にも頻繁に発着を繰り返しているのが見えた。イーストリバー沿いには大学病院など、規模の大きな病院がいくつか並んで建っているので、ドクターヘリも含まれていたのかもしれない。地形を考慮した上手いつくりに夫とふたりで感心。


15分ほど待って、フェリーがやってきた。特別大きな船ではないが、市民の足的存在なので、当然自転車の積み込みも許されている。
今回はダンボへの移動がてら、マンハッタンの景色を眺めることも目的としていたのだが、かなりの強風で波が高く、船の揺れも激しい。写真を取ろうときょろきょろ、うろうろしていたらヤバい、酔うかも…。そんな中写した、エンパイアステートビルとクライスラービルが一緒に収まった一枚。
フェリーのスピードは意外と速くて、気が付けばもうワンワールドトレードセンターが見えてきた。もうそんなに南下しているの?実はフェリーのアナウンスが全然聞き取れず、この時自分がいまどの辺りにいるのか、さっぱりわかっていなかった(なぜか夫がやたらと不安がっていた)。恐らく、ノースウィリアムズバーグの辺りからの景色。
ノースウィリアムズバーグとサウスウィリアムズバーグの間は、まだ開発途中なのだろうか、こんな廃墟のような工場も。でもお隣にはテナント募集中の新しいビルがすでに完成している、という不思議な風景。

ウィリアムズバーグブリッジを過ぎると、マンハッタンブリッジとブルックリンブリッジが見えてきた。もうすぐダンボに到着だ。

石造りの重厚なブルックリンブリッジもかっこいいけど、マンハッタンブリッジのスラッとしたフォルムもなかなか素敵。

ブルックリンブリッジをくぐって、ダンボのフェリー乗り場に到着。さっきまで、どこで下船したらいいのかわからないんじゃない…?と不安そうにしていた夫だが、フェリーでの移動が地下鉄よりも楽しかったらしく、満足げな表情をしていた。スケジュールを組んだ私としてもやったぜ!という感じ。

ここからは再び私の趣味に夫を付き合わせることになるのだが、ゴシップガールのなかで、ハンフリー一家が感謝祭の日にタッチフットボールをした公園を目指す。というか、すでにその公園はフェリーから見えてしまっていたのだが、夕方だからだろうか、かなりの数の子供たちが遊んでいる様子にびっくりした。もっと静かなところかと想像していたので…。フェリーから見たエンパイアフルトンフェリーステートパークの様子。
公園に着くと、まさにドラマで見た通りのブルックリンブリッジ&マンハッタンの景色が目に飛び込んできた。遊んでいる子供たちの隙間をぬって、ベストポジションを探す。空が曇っているのが残念だけど、私がここで見たかったのは、この景色!
しばし公園とその周辺を散歩する。もともと海運業の盛んだったブルックリン、レンガ造りの建物がたくさん残っている。そこを改装してお店として再利用している様子は横浜の赤レンガ倉庫とそっくり。鉄製の鎧戸がカッコいい。

ほんとはカフェで休憩したり、ダンの家(の設定だった建物)からのブルックリンブリッジの景色を探したり、行きたい所はまだまだあるのにまたしてもタイムアップ。はぁ、これじゃあもう一度ニューヨークに来なくては、人生に後悔を残してしまいそうだ。

ブルックリンに後ろ髪を引かれつつ、マンハッタンに戻るためにブルックリンブリッジへ向かう。そう、またいつか来ればいいのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿