2017年10月10日火曜日

Day1-5 The High Line 夜の散歩



今日最後の地下鉄移動。
F,M線、23st駅で下車し、西の方角へ歩いて行く。24丁目や25丁目の通りを歩いてみたのだが、住宅街の中に時々小さな飲食店の明かりが見える静かな通りであった。あまりに静かで、ここがニューヨークとは思えない。シカゴのアパート周辺の方が、よっぽど騒々しくて落ち着かない雰囲気だ。

それにしても、駅からハイラインまではたったの4ブロックという距離なのに、ずいぶんと歩かされた気分だ。ニューヨークは東西の1ブロックの距離がとっても長い。

23丁目の階段から上がっていくと、足元はしっかりとライトアップされていて思ったよりもたくさんの人が歩いているのが見えた。夫には言わなかったが、実は、夜に行ったら危ないのではないかと心配していたので安心した。
高架の両脇にはたくさんの緑。そして、線路の跡もしっかり残されていて、高架鉄道だったころの名残を見ることができる。歩いているのは観光客っぽい人もいれば、地元の住民なのか早足で過ぎ去っていく人もいる。たくさん設置されているベンチでは、若いカップルがあちこちでいちゃついて楽しそうにしている。そんな感じなので、夜のハイラインはそんなに危険な場所ではないのかな。
26丁目辺りで東の方を見てみると、エンパイアステートビルが少しだけ見えた。
さらに北に向かってずんずん進んでいくと、何だか個性的な建物が。これはアパート?オフィスビル?気になって見ていたら、「ザハ・ハディド」の横断幕が掛かっているのが見えた。
ザハ・ハディドと言えば、新国立競技場の設計で日本とひと悶着あった建築家、というくらいしか私には知識がなかったのだが、調べてみると実はすごい実績のある建築家だということが分かってびっくり。そして、すでに昨年亡くなってしまっていたということで、さらにびっくりした。日本とは揉め事があったから、亡くなったこともあまり大きくニュースとして報じられなかったのか。私も夫も訃報のニュースを見た覚えが全くなかった。

ところで、私が見たあの個性的な建物は高級コンドミニアムだそうだ。ハイラインを歩く人から部屋の中が見えちゃうよ、と庶民である私なんかは気になるところだが。
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歩き疲れたので、29丁目辺りで折り返して帰ることにした。



メトロカード券売機でのトラブルで、予定が少々変更になってしまったものの、観光も買い物も満喫して一日目が終了。明日も楽しみがたくさん待っているのだ。しっかり休まないと。

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