2017年10月10日火曜日
Day1-2 Katz's Delicatessenでランチ
ニューヨーク最初の食事に選んだのは、前回の旅行の時には訪れることができなかったKatz's Delicatessen。全く高級店ではないのだが、あの時は貧乏旅行すぎて(恥)お店の近所の日本人宿に泊まっていたのに、毎日前を通り過ぎるだけだった。
そんな懐かしい気持ちを胸に地下鉄F線、2Av駅で下車すると、お店に向かって歩き出す。周りの景色は以前来たときとあんまり変わっていないような…。いつもバスケットボールをする少年グループがいた公園も、壁の落書きも。変化と言えば、新しくホールフーズマーケットができていたことくらいか。
お店に到着。あいにく工事の足場が組まれていて、ネオンサインが一部隠れてしまっている。
一歩店内に入ると、ものすごい熱気で圧倒される。これは「圧倒されそうになる」ではなく、「圧倒される」なのだ。本当に。だって平日の15時前なのにこの混みようなのだから。みんなお仕事はどうなっているの??
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ここでこのお店のルールについて少し。
まず入口で店員さんにチケットを一人1枚渡される。注文カウンターで商品を受け取る際に、このチケットに注文品の明細?金額?を記入してもらう。追加で注文した際にも同様に、チケットを渡して記入してもらう。支払いは店を出る際に、出入口近くにある会計窓口でまとめて支払う。
そして重要なことは、チケットをなくすと罰金が発生すること(チケットにもその旨書かれている)と、カード支払いができるのは30ドル以上の利用があるとき、ということ。罰金は、地球の歩き方の情報によると50ドルらしい。
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私たちはあらかじめ、このお店の名物であるらしいパストラミサンドを注文すると決めていたのだが、他にもどんなメニューがあるのか気になって注文カウンターの前をウロウロしていたら、フロア係と思われる店員さんが声をかけてくれて注文の仕方を教えてくれた。しょっちゅうこの店に来ているお客でないとすぐにわかったのだろう。そもそも日本のような丁寧な案内なんて期待していない場所で、こうやって声を掛けてもらえるとそれだけで嬉しくなってしまう。
「CUTTER 1」のサインの下からフォーク並びで順番を待つ。すると空いた番号のところのお兄さんが呼んでくれて、サンドウィッチの注文をする。サイドメニュー、飲み物はまた別の注文カウンターに分かれている。
無事に注文を終えて席に着く。のだが、ここでも一つ気をつけなくてはならない事がある。壁に沿って置かれているテーブルは座席でオーダーができるレストラン席(チップを払う)で、中央のテーブルがセルフサービスで利用しているお客さん用のカフェテリア席(チップが不要)と分かれているのだ。壁のところに小さく注意書きが出ているが、初めてだとなかなかわからないかもしれない。
注文したパストラミサンドとフレンチフライ。
パストラミサンドには大きなピクルスがセットで付いてくる。
飲み物は持ち込んだペットボトルを飲んでいる人もいるし、店内に無料のお水も置かれている。
横から見るとものすごい迫力!
お肉が細かくカットしてあるおかげでとても食べやすくなっている。
サンドウィッチが出来上がるのを待つ間にすでに試食させてもらったのだが、とても柔らかくておいしい。
私たちはとってもお腹が空いた状態だったけれど、2人でシェアしてちょうど良い分量だった(ポテトが想像以上に山盛りだったせいもある)。あと、ピクルスの塩加減が絶妙で、これがあったおかげでサンドウィッチを最後までおいしく食べることができたと言っても過言ではないくらい!最初はこんなにたくさんピクルスいらないよ~なんて思っていたのに。
これが入口で渡されるチケット。
追加注文で裏に数字が書き込まれたが、意味するところは全く分からない。
私たちはカードで支払いたかったため、二人の注文を1枚のチケットにまとめてもらったが、使わなかったチケットを返そうとすると「次に来た時に使って」と言われて受け取ってもらえなかった。
店内ではお肉の販売もしている。
お客さんが絶えずカウンターを訪れていた。
カード支払いができる最低金額が、地球の歩き方の情報では25ドルとなっていたのだが、30ドルに変更されていたため、最後にコーヒーを注文し金額調整してお会計。しかし、特に期待もなく頼んだこのコーヒーがおいしくて、また驚かされた。
このサインの言葉に偽りなし。味にも店員さんにも満足してお店を出た。
9年越しにわざわざ来た甲斐があった。
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Katz's Delicatessen(サンドウィッチ、ユダヤ料理)
205 E.Houston St.(at Ludlow St.)
(1-212)254-2246
最寄り駅:F線 2Av
ホームページはこちら。
地球の歩き方ニューヨーク2016~17に掲載のお店。
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