2017年10月10日火曜日

Day1-1 移動日



飛行機の搭乗時刻は朝8時。それまでに朝ごはんを空港で済ませるという段取りになっている今朝は、3時半起床、5時にアパートを出てオヘア空港に向かう。空港に行くためのレッドライン、ブルーラインは、早朝夜間は減便されるものの24時間運行なのがとても便利。駅の中にホームレスの方々が集まっていて怖い、なんてこともなかったのはちょっと意外だった。

昨日のうちにウェブチェックインをしておいたので、空港に着いたら(想定通りぴったり1時間で到着)すぐに手荷物検査の列へ。預ける荷物がないと、このくらいのことでも時間が省けるのはとっても楽に感じる。手荷物検査では夫がバックパックに入れているカメラの三脚が引っかかって一度事情聴取を受けることになることも想定済み(笑)。アメリカン航空では機内持ち込みを許しているのに(ホームページにも書いてあるし、カウンターでも許可されているよと言われる)毎度毎度これなので、もう変に慣れてしまった。

シカゴ、オヘア空港の搭乗口へ向かう通路。
今日はピンクリボン運動の旗が並んでいる。こんなシンプルな装飾もたまには素敵。
(ちなみに独立記念日の際の様子はこちら)
夫はマクドナルド、私はダンキンドーナツで各々ザ・アメリカな朝食を済ませたらいよいよ搭乗。今回は珍しくほぼ予定通りに離陸してくれた。一眠りしていたらあっという間にそこはもうニューヨーク・ラガーディア空港。飛行時間は2時間ちょっとなので、シカゴからは本当にご近所なのだ。

ラガーディア空港の案内表示に従ってバス乗り場に出ると、予約していたNYCエアポーターの制服を着た人が複数いたので、乗り場に迷うことはなかった。係員に予約ナンバーの書かれたホームページの印刷を見せるとすぐにチケットを発行してくれて、次に来るバスに乗るように誘導してくれた。

空港バスは10分ほど待ってすぐに乗ることができた。ラガーディア空港からの景色を楽しみつつ、大した渋滞もなくマンハッタン島に入るトンネル入口に到着。ここからは少々道路が混んだものの、グランドセントラル駅、ポートオーソリティバスターミナルと順に乗客を降ろしていって、ペンステーションは次だね~なんて夫と話していたら、私たちもポートオーソリティバスターミナルで降りるようにと言われてしまった。

これは完全に私の確認不足だったのだが、近年ペンステーション付近の交通渋滞がひどすぎるため、ペンステーションの停留所はなくしたのだという。ホームページに小さく注意が出ていたのを私が見落としていたため、この時は訳が分からず。ドライバーのおじさんもそっけない感じで荷物を降ろすとさっさと去って行ってしまった。

降ろされてしまったものは仕方がない。地下鉄でたった一駅分距離が伸びただけだし。
ということで、C,E線の42st./ポートオーソリティバスターミナル駅へ移動する。

8th Ave.に出るとイエローキャブがうじゃうじゃ。
右端に写っている3段重ねにしたカゴを押しているおじさん、見えますか。
この方は郵便配達中の職員。ちなみにシカゴもほぼ同じスタイル。だけど、カゴではなく布のバッグが付いたカートを押している人を見かけることが多い。高層ビルに住居やオフィスが入っているところでは、こういったスタイルの方が小回りがきいて便利なのでしょう。

駅に到着。ここで7日間乗り放題31ドル(カード発行手数料2ドルが追加で加算される)のメトロカードを買いたいのだが、普段使っているデビットカード、日本で使っていたクレジットカード、どちらを使用しても自動券売機の画面にはエラーメッセージが表示されてしまい、購入することができない。券売機の場所を変えてチャレンジしてもダメだし、係員のいる窓口はものすごい行列ができていて、並ぶ気がしないと夫が言う。

時間がもったいないので、ここは現金支払いで乗り切ることにした。夫がものすごい不機嫌になってしまい、私もそのイライラに感染してしまいそうだったが、それでは初日から楽しめなくなってしまう。「アメリカのくせに券売機でカードが使えないなんて」夫の言うことは確かにその通りなのだが、カードの磁気が悪いのか、券売機が悪いのかがわからないので、怒るエネルギーのほうがもったいない。それよりもったいないのは、この「時間」だ。駅の混雑もあって、40分ほどの時間をここでムダにしてしまった。

地下鉄でホステルの最寄り駅23st.に着いてからは、通りを一本間違えたものの、無事に到着することができた。間違えなければ2,3分で着けたかな。
今日からお世話になるThe Leo House
ホームページによると、こちらはカトリック系の団体が運営している非営利の宿泊施設だが、どんな人でも宗教などに関係なく利用することができるという。私たちは料金の安さに惹かれて予約を決めたのだが、対応してくれたフロントの女性はとても穏やかで親切で、まさにこのホステルの雰囲気にぴったり!というような方だった。

フロントとロビーの様子。
まるで日本の古い旅館のように落ち着く雰囲気。ロビーにはクッキーとレモネードが置かれていて、自由に頂くことができる。
部屋の様子。なんだか学生寮のよう。
古くてとても質素だけれど清潔な部屋。
ベッドの足元の壁には小さなキリスト像が掛かっている。
メイク落としシートと固形石鹸、プラスチックカップが置かれている洗面所。
久しぶりに固定シャワーでないお風呂!
水圧はやや弱かったものの(最上階だったから?)、しっかり熱いお湯が出る。
ホステルなのにタオルもたくさん!
周辺は住宅と小さな飲食店が並ぶエリア。
夜はちょっと飲食店が賑やかなので気になる人もいるかも…、ということで耳栓がサービスで置かれていた。過去にも「耳栓が欲しい場合はフロントまで」というホステルはあったけど、夜になってもらいに行くのが面倒だったから、最初から部屋に置いておいてもらえるととても嬉しい。

駅でメトロカードを買うのに手間取ったものの、そのおかげでちょうどチェックインできる時間になり、部屋に荷物を置くことができたのは良かったかもしれない。
今夜の宿に満足したところで、さっそく遅めのランチへ。
ニューヨーク最初の食事は9年越しに行きたかったあの店へ。

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