不在の間に印鑑や通帳、保険証券などの貴重品を、どこで、どのように保管するかについても散々悩み、調べるのにはかなりの時間がかかってしまいました。
まずは「どこで?」という点です。
最初に思い浮かんだのは、やはり夫か私の実家でした。が、家財道具の保管について検討した時と同様、予期せぬ出来事(火事や空き巣、天災など)が起きたときに身内に責任を問うことはできないということで、この案は却下となりました。
実家の次に検討したのは、銀行の貸金庫でした。出発まで時間もなく迷っている時間も惜しかったため、口座を持ち合わせている銀行のいくつかの支店に電話をしたり直接出向いて空きがあるかを確認したのですが、どこも一杯で断られてばかりでした。
銀行の貸金庫がだめならと、最後に検討したのは倉庫会社や民間の貸金庫会社が運営しているセイフティボックスや貸金庫でした。過去に電車などで見かけた広告を突然に思い出したのです。このときに調べた結果、借りることを検討したのが以下の4社でした(社名のところをクリックするとそれぞれのホームページにリンクします)。
①セフティボックス
②三菱倉庫
③住友倉庫
④寺田倉庫
また、ここまで調べている間に、私たちが貸金庫を借りるにあたって求める条件が徐々に固まっていきました。
まずは大きさですが、一般的に書類で最も多いA4サイズの紙を折らずに平らに入れられるくらいが好ましいと思いました。そして、万が一の際の保証があることです。料金についてはいまいち相場がわからなかったため、1年で2~3万円以内くらい?と、条件としては優先順位がいちばん下になりました。
結果的には私が候補に挙げた上記の4社は、立地や保証の面で夫との意見が折り合わず、申込みを断念しました。とはいえ、出発までの時間が迫っており、どうしたものかと困っていたところ、偶然にも口座を持ち合わせている銀行の貸金庫で空きがあるとの情報を入手することができ、何とかそちらで契約することができました。
一応審査というものがあり(形式だけとは言われましたが…)、それに通過して貴重品の預け入れが完了したのは出発のわずか5日前という冷や汗モノの日程でしたが、希望の条件をほぼ満たす出合いに恵まれました。
ちなみに、12ヶ月借りて料金は2万円ほどです。支払方法は銀行口座からの自動引落でしたので、残高さえ確認しておけば渡米中にもなんの問題もなく引き落としがされるだけで、特にトラブルはありませんでした。
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