※今回のブログは失敗談となっています※
タイトルの通り、口座を開設したことには違いないのですが、それを使うことはありませんでした。失敗から得る気付きもあるとはいえ、くれぐれもこんな失敗をすることのないように、これから準備をなさる方は十分にお気をつけください。
ここまでの話はこちら。
海外送金について調べる①、②
海外送金について調べ、私たちの理想とする条件を満たしてくれそうなのが楽天銀行であることがわかってからも、しばらくは様々な方法を検討していたのですが(もっと簡単、簡潔に自分たちで送金できる方法があるのではないかとすこしばかり欲が出ていたのかもしれません…)、出発までの時間も迫って来つつあったため、楽天銀行のホームページから口座開設を申込みました。
しかしその一方、申込みの直前まで、楽天銀行の海外送金を利用する上で必要な条件を解決できていない状況にありました。それが次の文章です。
【セキュリティのため、取引の都度ワンタイムパスワードを受け取る必要があるのだが、その受け取りのためにプロバイダーメールアドレスが必要となる。WEBメールは不可。】
夫も私も日常的に使用しているのがWEBメールアドレスしかなかったので、プロバイダーメールアドレスをどのように取得しようかという点が悩みの種でした。しかし、それ以外の点では最も理想的な送金システムでしたので、ワンタイムパスワードの受け取りの問題がクリアできれば楽天銀行を利用することに、ほぼほぼ決めていました。
程なく、この問題はicloud.comのメールアドレスをつくることで解決できましたので、あとは出発までに口座に入金を済ませておけば問題なし!…と安心してしまい、他の準備に気を取られていたのが大失敗のもとでした。海外送金の事前準備段階で、マイナンバーカードが必要だったのです。
私たちの場合、出国間際ですでに役所でマイナンバーカードを失効させてしまっていたので、結果的に楽天銀行で海外送金の手続きを完了することができませんでした。
その経緯を簡単に書いておきますと、口座開設の申込み後、数日で書類が送られてきました。ホームページから無事にログインし、「初期設定」のところまでは済ませておいたものの、しばらく放置状態にしてしまっていました。ですので、ログイン後さらに海外送金の準備をしておくためのステップでマイナンバーカードが必要なことに全く気がついていなかったのです。この時すでに出発3,4日前だったと記憶しています(あのときの絶望感と言ったら…)。
結果的に独力でなんとかできる状況にはできなかったため、他人に助けてもらうパターンとなりました。最も心配で避けたかった「親に海外送金を依頼する」パターンです。
夫の親に一旦日本円を預けて出国し、アメリカで口座開設したタイミングで親から送金をお願いする形をとりました。振り込み詐欺を疑われないかと心配していた点については、LINEでの通話を利用して日本側の銀行員さんと直接お話することで疑われることなく、無事に送金手続きをしてもらうことができました。
そして、この海外送金について調べていた間に、夫の学費の支払いについて分かったことがありましたので、それについても書いておこうと思います。
夫の大学では「FlyWire」という送金システムでの支払を受け付けていました。FlyWireは日本のクレジットカードでの支払を受け付けていたため、結果的に学費の支払は日本のクレジットカード経由で行うことにしました(学校によって受入可能な送金方法が異なると思いますので、確認が必要かと思われます)。
この事により、海外送金で学費・生活費のほぼ全額を用意しなければならないのではと思っていたのですが、以下のような三本柱が見えてきて、思いがけず現地でのお金の管理方法を大まかに決定することができました。
①学費はFlyWireを利用して支払う
②基本的な生活費はシカゴで作った銀行口座に海外送金してもらった分で管理する
③金額の大きな買い物やネットショッピングは元々使用していたクレジットカード(日本の銀行口座に残高を残していく)を使う
→送金手続きをしてもらう時間、手間、手数料の節約にも○
我が家のケースでは結果オーライとなりましたが、これから準備をされる方はお金に関する作業でくれぐれもこんな失敗をされませんように…。
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