2018年5月15日火曜日

Water Taxiで最後の中華街ランチへ



シカゴでは、テンポカフェの次にたくさんお世話になったフェニックスレストラン。もうすぐ日本に帰るんだからわざわざ中華料理食べなくても…とはいかない、我が家にとっては大事な思い出の味。今日はその食べ納めに出かけてきた。

今日はいつものようにレッドラインではなく、ウォータータクシーでチャイナタウンまで行くことにした。暖かくて天気がいいから、ということもあるが、私はこれまで一度もシカゴ川を船で観光したことがなかったのだ。

夫は授業の一環で建築ツアーに行ったり、先日もボートパーティーがあったので、何度かシカゴの景色を船上から見る機会があった。その度にすごく良かったと聞かされていて、ずっと行きたいと思っていたのだ。

とはいえ、私はそこまで建築オタクでもないのでガイドさんの説明はなくてもいい。川からの景色を見るだけなら、ウォータータクシーに乗ればいいんだよね!とひらめいたのだ。

ということで乗り場へ向かう。ミシガン通りのリグレービルの脇にある階段を降りていくと(Wendella Boatsの看板が出ている)、建築ツアーを催行しているウェンデラボート社のチケット窓口があったので、チケットはそこで購入した。ちなみにボートタクシーは運行本数が多くないので、事前にネットで時刻表を確認してから行かないと、ものすごーく待つハメになる。

私たちの乗るタクシーがやって来た。

空いていたこともあり、せっかくなので眺めの良さそうな先頭に陣取る。夫から聞いていた通り、少し低い目線になるだけで、いつも見ていた景色が全然違って見えた。

タクシーは時刻表通りに出発。右を見上げると、マリーナシティがすごい迫力で迫ってくるよう。

いつも歩いていた橋が近いなぁ。

大好きなマーチャンダイズマートはどこから見ても本当に美しい。

一つ目の停留所ユニオン駅を過ぎて、すぐに見えてくるのはウィリスタワー(進行方向左手側)。

そして今回いちばん楽しみにしていたものが見えてきた。リバーシティだ。

ユニオン駅の辺りからでも見ることはできるが、ちょっとだけ遠いし、建築ツアーに参加したとしても、ここに寄らないコースもあるので、タクシーでこんな間近に見ることができるのは、とっても得した気分。マリーナシティと同じ建築家による設計だそうで、よく似ている。

リバーシティを通過すると高層建築は途端に少なくなり、空が広く感じられる。

チャイナタウンに隣接する公園が見えてきた。残念ながらもうすぐ下船しなくてはならない。たったの5ドル(おとな片道料金)でとても楽しい時間を過ごせた。

せっかくなので、少しだけ公園内を散歩することにした。

ダウンタウン方面の景色。

野うさぎを発見。枯れ草ばかりだけど、ちゃんと食べるものはあるのか?

公園内の様子。

公園を一周歩いた後、住宅街を抜けて、フェニックスレストランに到着。

まずは、いつものようにポットのジャスミンティーを注文。

お料理もオーダーシートに記入をして注文したが、一番最初に運ばれてきたのは、まさかの杏仁豆腐(笑)。
お腹が空いていたので、ちびちび食べながら他の料理を待つ。それにしても、初めて杏仁豆腐を注文したのだが、おいしくて驚いた。もしまた来る機会があったら必ず食べたいと思うくらい。

今日は食べ納めということで、いつもよりたくさん注文してしまった。食べ切れなければ持ち帰れると思うと、つい気が大きくなってしまって。

しかし、持ち帰りは発生することなく、すべて食べきってしまった。それくらいここはおいしいお店だということ。あと今日はいつもよりほんの少しだけ味付けが優しくなっていた気がするので、そのおかげでもあるのかも。

帰りはレッドラインでダウンタウンに戻ってきた。腹ごなしに散歩&ウィンドウショッピングをする。今の時期は、どこを歩いてもチューリップがきれいに咲いている。ちょうど去年の今頃もこんな感じだったなぁ。まだ全然シカゴに慣れていなかった頃が懐かしくて、思い出し笑いしてしまった。

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