2018年5月11日金曜日

End of Year Showに参加する



今日も引き続き学校行事に参加する。


今日行われるのは、パーティーではなくエンドオブイヤーショーというイベントで、学生たちが授業で作成した作品や研究の成果を展示する「学習発表会」といった感じのもの。昨日のパーティーのように、親御さんが我が子の勉強の成果を見にやってくるというだけでなく、近隣の企業などに学校の取り組みを紹介する場としても重要らしい。さすがアメリカの大学!

夫の通う学部が入っているビルには、入学前の学校見学のとき以来訪れたことがなかったので、最後に学校の中を見学させてもらおうと、少し早めにやってきた。

展示に使われる会場はまだ準備中。

始めにやってきたのは図書室で、写真は最上階の自習室の様子。ライトの数が少なめで、少し薄暗い。アメリカって、レストランとかバーとか、すごく照明を暗めにしているところが多いけど、図書室までとは…。雰囲気はすごくいいけど、文字が読みづらくないのかしら…と老眼が気になる年頃の私は、そんなことが気になってしまう。

つぎに、スタジオへ。デザイン学部の学生一人に一つづつ与えられているデスクがあったり、技術工作室があったり、ミーティングスペースがあったり、と様々な用事がこの大きなスペースで足せるようになっている。


エンドオブイヤーショー初日の今日は、この春をもって定年退職される技術工作室の指導員エドさんのために、パインウッドダービー(Pinewood Derby)が行われることになっていて、私たちが技術工作室をのぞきに行ったときにも、レースに出品するダービーカーを作っている学生たちで賑わっているところだった(夫はすでに提出済だった)。

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Pinewood Derbyとは
もともとは、アメリカのボーイスカウト活動ではじまったプログラム。パインウッドダービーの名前の通り、松の木の木片を使ってダービーカーを作り、公認サーキット場にてレースを行なう。ダービーカーには車長・幅・重さに厳密なルールがあり、その規定を守って作られたダービーカーでないとレースに参加できないという。
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最後に、ランチなどでお世話になったカフェテリアに立ち寄ってからイベント会場に戻ると、展示の準備は終わっていて、代わりにその片隅ではパインウッドダービーのコースの準備が進められていた。

その脇には、エントリー済のダービーカーがズラーッと並べられていた。今回は速さを競うだけでなく、デザインやアイデアに関する賞も設けているという(本物のダービーのような規定はなしにしたんだとか)。気に入ったダービーカーに投票するように言われたので、じっくり見ていくことに。
(立派なトロフィーも用意されている!)

電子パーツを上手く使ったユニコーン型の車や、
スピードの出なさそうな(笑)マリオ。転倒しないかな。
そして本物そっくりのバナナカー!驚いて触ってみたら、樹脂?のようなものにペイントしてあった。見た目もすごいし、スピードも出そう。


投票を終えると、いつの間にかなんとなくイベントが始まったようで、飲み物やケータリングの料理(メキシカンと中華でした)が配られ始めたので、それらを頂きつつ、展示を見学していく。理解するのが難しいものも多かったが、それでも夫から〇〇ちゃんが作ったものだよと聞くと親しみが湧いて、わからないなりにも楽しめた。

一通り見学を終えて休憩していたら、レースを始めるよーとのアナウンスが聞こえてきた。設置されたコースのほうへ行くと、ものすごい人だかりと熱気!そんな中、エントリーしたダービーカーが紹介されて、次々とレースが行われていった。

レースの様子。音が出ますので注意。
久しぶりに会ったグレースと一緒に応援。


ちなみに夫の作ったダービーカーは…。まぁ、エドさんのために参加することに意義がある、ということで。

夫のダービーカーの出場を見届けて、今夜は帰宅することにした。私が気疲れしたというのもあるが、明日は大事な卒業式があるので。

寒い寒いと言いつつ、ぶらぶらと散歩しながら帰ることに。もうこの景色を見れるのもあと何回だろう…。

夜のマーチャンダイズマートは本当にどこから見てもきれい。
 シカゴ川沿いの夜景。


アパートに帰り着くと、入り口のお花もすっかり春モードに変わっていた。

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