調理器具もなければ、十分な食材も調味料もない。
家具もほとんど処分してしまった殺風景な部屋。
そんな無い無い尽くしの状態の中、準備を進めた我が家での寿司パーティーだったが、なんとか無事に終えることができた。少なくともお寿司には満足してもらえたみたいで、夫も私もひと安心。
本日集まってくれた夫のクラスメイトのみなさん。
お土産にいただいたレッドベルベッドケーキ。
ホスト自ら切り分けてみんなにサーブする。
のだけど、その間もガールズトークは止まらない(笑)。
ちなみに、このケーキに書かれたメッセージについて。
夫のニックネームはKatsuという。日本食について少しばかり知識がある外国人にとっては、トンカツやチキンカツの「カツ」と夫のニックネームの「カツ」が全く同じ発音なので、食べ物の名前がファーストネームの中に存在しているということが、とても不思議で面白く感じるようだった(中には日本食レストランからわざわざ、Katsuの名前がついた料理があるよ!と連絡してきた子もいたっけなぁ)。
そんな訳で、ニックネームがKatsuの日本人の皆さんは、予め適当な答えを用意しておくといいでしょう。結構な確率で質問されるハズ。ちなみに我が夫は漢字で名前を書いた場合の意味を示して、同音異義語なんだと説明していたらしい。
話を元に戻して、こちらもお土産にいただいた「LOLLI & POPS」のチョコレート。シカゴに来てから食べたアメリカのチョコレートの中で、いちばんおいしい!と夫と私も感動した味。しつこさが全くないのだ。日本へのお土産にしたら「アメリカでこんなにおいしいチョコがあるのー!?」と逆にびっくりされるかも。
フレンチ・マーケットの中にある店舗に、空になったこの容器を持参すれば、リフィルの購入ができるのだとか。こんなに素敵なお店、もっと早くに知りたかったなぁ。いつかまたシカゴを訪れる時まで、この瓶残しておかないと。
他にもテキーラやフルーツジュース、台湾のパイナップルケーキなどなど、もう食べきれないほどのお土産をいただいて、本当にありがたい限り。
会の終盤には、私たちが日本人の先輩ご夫婦から引き継いだ炊飯器を、メキシコ人のナタリーへバトンタッチ。昨日のうちに用意しておいた操作の手順書をもとに、夫から説明してもらった。彼女から見ると、炊飯器の丸いフォルムがとても可愛らしく感じるようで、「Cute~♪」を連発していた。数回でもいいから使ってもらえたら嬉しいなぁ。
ハーシュと別れのハグ!次は私たちがみんなのところに行くから案内してねと再開の約束をしてお別れした。
ところで、すでにいろいろなモノが無い我が家でのパーティーで、今回とても役立ったのが、レストランのデリバリーサービス。冬の間、ポストに大量のチラシが投函されていたのを何となく保管していたおかげで、今回は料理の調達がスムーズにできた。
寿司はOsaka Expressに注文すると決めてあったのだが(シカゴで食べた持ち帰りパック寿司では最もおいしかったので)、生魚を食べられない、もしくは寿司があまり得意ではない友人のために選んだのが中華料理。1つはチキンが入った炒めもの、1つは野菜だけの炒めものを選んで、みんなに食べてもらえるように考えてみた。
これまで韓国・中国人のクラスメイトが遊びに来てくれたときには、食べる物にさほど気を遣う必要がなかったので準備はかなり楽だったのだが、今回はインド人のハーシュが寿司が全くの初めてで、口にできるかすらわからない、とか、刺し身が食べれない子もいる、とか、寿司パーティーをするというのになかなか難しい状況だった(笑)。それでも、多国籍のメンバーでパーティーのホストをするというのはとても貴重な経験になった。
でもでも、これが「スシ」とは思ってほしくないなぁ。日本に遊びに来てくれたらちゃんとおいしいお店に案内するからね!
以前にオーサカスシの店舗を訪れたときのブログ → こちら
今回の中華料理を注文したお店 → Peking Chinese Food
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