※今日のブログには、至近距離で撮影したコウモリの写真が出てきます。
※そんな写真見たくない!という動物の苦手な方はここまでで止めておきましょう。
船便の段ボールに入れてしまうか、それともスーツケースで持ち帰るかを迷っていた薄手のコート。悩んだ末に、スーツケースで持ち帰ることにした。やはりまだ涼しい日があるので。という今日も日差しはあるが、気温はそんなに高くない。室内でもフリースを着ないと肌寒い。
ヤマトさんへの荷物引き渡しは、いよいよ明日に迫っている。朝のうちに船便で送る品物の量が確定したので、いよいよ品目リストを作成する作業に取り掛かった。日本を出発するときにもしたこの作業、一つづつ品名、数量、値段を記入しなくてはならなくて(トラブル時の補償のために)、本当にきつかった…。
それをまたするのかと憂鬱になるところだが、通関の際に箱を開けられたりしたくないので、途中夫とケンカしながらも、夕方にはなんとか17箱分のリスト作成を終えた。どの程度通関の職員がちゃんとチェックするのか知らないが、こんなに時間をかけて記入したのだから、一応全ページに目は通してほしいものだ。
昼食は冷凍庫に残っていた最後のピザ。シカゴに来てからというもの、冷凍食品のピザが種類豊富でおいしくて、月に一度は食べていたなぁ。それも家に大きなオーブンがあったからこそ。もし将来自分の家を建てることがあったら、アメリカの家のような備え付けのオーブンがほしいなぁ。
(一昨日作ったまな板の代用品が役に立っている)
ところで、一昨日から我が家のベランダに滞在中のコウモリ。作業で疲れた時、ふとベランダの景色に目をやると、いまだにか細い一本足で壁につかまってじーっとしている。そんな様子をずーっと見ているうちに情が湧いてきてしまったらしく、夫はすでにコウちゃんと名付けてしまっていた。
最初は怖がっていたくせに、あまりに長いことそこにいるので、ついに自撮り棒を持ち出して夫が写真を取り始めた。棒を最大まで伸ばしきって、かなり至近距離にiPhoneを近づけても、コウちゃんはそんな事態に気付いているのかいないのか、全く動じる気配がない。
(黒い塊は本当にコウモリだった!)
なので、夫も調子に乗ってどんどんコウちゃんとの距離を詰めていく。そして最後にはこんな一枚が撮れた。腕?翼?をぎゅっと折り畳んで、細い足で壁のちょっとした突起にぶら下がっているコウちゃん。細かい毛が背中にびっしりと生えている。コウモリにこんな毛が生えているとは知らなかった。よく見ると、顔もなんだかかわいいではないの。
コウちゃんで癒やしを得て、再びリスト作りに戻る。しかし、作業の終わった夕方、コウちゃんの姿はそこにはなかった…。私たちが気づかぬうちにひっそりと旅立っていたようだ。
2日も姿を見続けていたので、なんだか寂しくなってしまったが、一説によるとコウモリが家にやって来るのは幸運の前兆らしい。あくまでもネットの情報なのでその信憑性は定かではないが、帰国後に夫がシカゴでの学びを生かして活躍できることの前触れかと、都合よく解釈することにして、コウちゃんとの別れの寂しさをごまかした。束の間の楽しみをありがとう、コウちゃん。
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