2018年3月10日土曜日

夫のクラスメイトのホームパーティへ参加する



メリカフェでふくれたお腹が少し落ち着いて来たころ、夫のクラスメイトから連絡が入った。
「今夜うちでパーティしようと思うんだけど来ない?」

いやー、だいぶ以前からパーティを企画しているとの話は聞いていたけれど、こんなに直前になってからお誘いがくるとは。思うように人数が集まらなかったら、とか考えていないのかな。なんだかインド人らしくて笑ってしまう(私の意見です、あくまでも)。


夕方、他のクラスメイトと合流して飲み物など買い物をし、おうちへ向かう。参加者の出身国がバラバラなので、それぞれの食習慣を考慮すると手みやげ選びにはかなり悩んだが、無難に果物とスナック菓子にしておいた。

誘ってくれたのは、ハーシュ&プラプティのインド人カップル。まだ新婚さんで、ふたり揃ってIITに留学しに来たというすごいご夫婦。

ふたりが住んでいるアパート周辺はインド系スーパーマーケットが多く、スパイスなども入手しやすいようで、振る舞ってくれたのはインドの家庭料理。

まず最初に、サモサを出してくれた。サモサには、こまかく刻んだ玉ねぎやライムの絞り汁などを合わせて作ったタレをつけて食べるのだという。

日本の自宅近所のインド料理屋でサモサを注文すると、いつもケチャップが添えられていたけれど、本当はこんなに野菜たっぷりのタレを合わせるのか。知らなかったなぁ。

サモサは冷凍食品だと言っていたが、それでもとてもおいしかった。手作りのタレの威力はすごいねと夫と二人で感心する。

カレーは、バターチキンカレーだった。最初に辛くしていない状態のカレーが盛り付けられて、もっと辛くしたい人には辛さの調節をしてあげるよということだった。

しかし、私には辛くしていない状態のカレーでちょうどよかった。辛さはほとんどないのだが、スパイスの香りがとても良くてご飯がすすむ、という感じか。辛いものが得意であろうと思われたメキシコ人のナタリーと夫は、辛いソース?を足してもらっていた(ナタリーについてはかなりの量を!)。

二人の手作りカレーはとてもおいしかった。何ならタッパーに入れて持ち帰りたいくらいだった。

デザートには、謎の缶詰が登場した。「あまーいシロップ漬けの丸い何か」なのだが、食べても何かはわからなかった。でも私たちを含むアジア人にとってはお団子に似ているかなぁといった感じで、食べれないものではなかった。しかし、どうもナタリーには奇妙な物体に感じたらしく(笑)、一口かじるとものすごい苦しげな表情を見せた。

プラプティは良かれと思っておかわりを勧めてくれるので、夫と私はひとつづついただいた。ナタリーのお皿にも半ば強制的にひとつ入れる様子に、昔インドを旅行したときの強引なまでのインド人のお節介や客引きのおじさんを思い出して、笑いを我慢することができなかった。結局ナタリーのお皿に入れられたお団子は夫が食べて、事なきを得た。


大学院のクラスメイトは、英語プログラム受講時のクラスメイトと比べると年齢が近い人が多いので(それでも一回りは違うけど)、あまり気を遣いすぎることなく話しやすい。今日も初めて会った人ばかりで最初はちょっと緊張したけれど、とても楽しい時間を過ごさせてもらった。

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