2017年9月4日月曜日

サワークリームに目覚める



今さら、という感じではあるが、だいぶこちらで調理することに慣れてきた。

IHコンロは夫の実家で使ったことはあっても、自宅で使ったことはなかった。お湯を沸かしたりフライパンを温めるのにガスコンロよりもやや時間がかかるので、慣れないうちはその計算がうまくできず段取りが悪かったなぁと思う。

それよりも大変だったのは、食材や調味料の味や食感が日本とは異なることだ。日本で料理するのと同じイメージで同じ食材を買っても、風味が違ったり、皮が固くて煮物や炒め物には向いていなかったり。最初の1ヶ月くらいは出来上がりの味も「何か違うよね…」と感じることが度々あった。特筆すべきはマヨネーズ!日本のとは全然違って正直おいしくない(そもそも卵がおいしくないから仕方ないのかも…)。なので、サラダはほぼオリーブオイルと塩コショウで食べているのだが、実はこのシンプルさが最高だとシカゴに来てから気が付いた。

そんな調子なので、中華街や韓国系のスーパーで扱い慣れた食材を買うことができて、あまり考えることなく調理ができることは、この上なく楽でありがたいことだと最近つくづく感じる。およそ月1の頻度で出かける買い出しは、私にとって最高のレジャーと化している。


がしかし、現在キャベツで苦戦している。先週安かったので、思い切って一玉買ってしまったのだが、とにかく葉が固い(思いのほか巻きがキツくないことは意外だった!)。

細かく刻んでしっかり煮込んでスープにしても、日本のキャベツみたいにクタクタにならないのだ。今日はトマトやマッシュルームと一緒に煮込んでミートボールに合わせてみたのだが、こりこりした歯ごたえが残ったままで、まるでキムチを食べているみたいだった(笑)。キャベツもグリルして食べるのが実はちょうどいいのかな。
キャベツには振り回されているのだが、今日はトマトに合わせようと買ってみたサワークリームがとてもおいしいことに、遅ればせながら気が付いた。アメリカのトマトは結構酸味が強いので、サワークリームを足すと程よくまろやかになってとても食べやすくなる。これはいい発見!



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料理の話つながりで。
夫に「なんでそんなに毎日スーパーに行くの?」と聞かれたことがある。答えは簡単で、一個一個の品物が大きい・重たい、欲しいときに必ずしも在庫があるわけではないから、だ。買いたい量と自分が持ち切れる量は一致しないのだ。

夫はよく分かっていないようだが、例えばヨーグルト。日本だったら大きな容器のはだいたい450~500グラムのサイズだと思う。しかしアメリカだと、2ポンド≒約900グラムの大きさになってしまうし、ミネラルウォーターは1ガロン≒3.7リットル入り、セロリなんかは一株単位で売られている。

一番最近げっそりしたのはクラッカー。こんなものまで1ポンド入りって!もうちょっと少ない容量で販売できないものかしら。

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