Yolkでランチ

月曜は夫の授業が午前中の一コマだけなので、今日もランチは待ち合わせて外で食べることに。

すっかり習慣となってしまって良くないとは思いつつも、大学院の本プログラムが始まれば忙しくなるのは目に見えているので、一緒にゆっくり食事ができるのも時間に余裕のある今のうちだけよねー、と自分に都合の良い言い訳。

で、Yolkなのだが、市内の店の前を通ると時間帯に関わらず、たいてい行列ができている。日本のガイドブックにも「今いちばん人気のある店」なんて書いてあるし。メニューはエッグベネディクト、オムレツやパンケーキなどの一般的な朝食系なのに、なんであんなに行列ができるのかその理由がずっと気になっていたのだ。

やって来たのはSouth Loop店。
レッドラインRoosevelt駅からは歩いて5分もかからない距離だった。

もう１時を過ぎていたので店内は空席もちらほら。すぐにテーブルに案内された。やはり行列の正体はループエリアやリバーノースの観光客だったようだ。

お店のロゴが入ったボトルでお水を用意してくれたのはメキシコ人のおじさん。

メニューを見てみると、ものすごい品数とトッピング、カスタマイズの多さに圧倒されてしまい、夫とふたり、なぜか無意識の笑いが。しかしせっかく行列にも巻き込まれず入れたので、上からゆっくりじっくりメニューを見ていく。

オムレツは気分じゃないな～。
サンドウィッチって感じでもないかな～。
うーーーん…

と、さんざん悩んで注文したのがこちら。
私、Farm House。
(ソーセージグレービーをかけた温かいビスケット。たまごを二つ使ったスクランブルエッグのせ。チーズグリッツを添えて。)

Chilaquiles Verde with chorizo
(自家製トルティーヤチップ、青唐辛子ソース、アボカド、ペッパージャック、レッドオニオン、クリーム添えにチョリソーを追加。たまごを二つ使ったスクランブルエッグのせ。)

メニューを見ながら厨房をちらりと見ると、調理しているのがメキシコ人と思しきおじさま方ばかりだったので、ここはメキシカンおいしいんじゃなかろーかと夫はチラキレスにしたらしい。

結果、夫は大正解。チョリソーが激辛なのは予想外だったがおいしかった。しかし以前バックパック旅行中にグアナファトの宿のお母さんが食べさせてくれたサボテン入りの家庭の味にはやはりかなわなかった。

私のは半分ぐらい食べて飽きてしまう味。マズいわけではなく単調な味というか。チーズグリッツもかなり薄味だったのでコショウをかけてみたが、コショウ自体の風味が弱くて、味に変化がつけられなかった。

ほかに３ドルで注文できるコーヒーは特別良くも悪くもなく、という味だが、お代わりし放題でどんどん注ぎに来るのでたくさん飲みたい人にはお得かもしれない。

という訳で。
せっかくきたYolkなのだが、今回は残念ながら満足いく食事ができなかった。味と金額と量のバランスが取れていないような気がするのだ。夫の様子からするとリベンジ無しかな。


ところで。
Roosevelt周辺はやや治安が悪いと言われているエリアだが、真っ昼間の時間帯は車も人もたくさん。大きな通りに沿って歩いていれば問題はなさそうな雰囲気。

駅周辺の様子。
写っているのはグリーンラインRoosevelt駅。
グリーンラインは地上、レッドラインは地下に駅がある。

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Yolk(朝食)
1120 S. Michigan Ave.
(1-312)789-9655
最寄り駅:レッドライン、グリーンラインRoosevelt
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地球の歩き方2016～17に掲載のお店。