入居した部屋は、玄関から居室内すべてカーペット敷きになっている。
バスルームとキッチンスペースだけはタイル。
譲り受けた掃除機の吸引力がいまいちなので、今日はカーペットの掃除をあきらめることにした。そして掃除機は急遽アマゾンでサイクロン式の横型を注文した。代わりにディスカウントストアTargetで買ってきた住居用洗剤で午前中はキッチンの拭き掃除をすることに。
しっかり体を動かしたので、お昼にはしっかりお腹が空いた。
何を食べようかと地球の歩き方を見ながら考えていたが、ずーっとシカゴドッグを食べたいと言っていた夫が近所にシカゴドッグの名店があることに気づいた。
という訳で、いざPortillo's Hot Dogsへ!
レンガ造りの外観からは思いもしなかった広い店内。
まるでディズニーランドのレストランのように賑やかな装飾がされている。古き良きアメリカ、という例えがぴったり来る感じ。
ホットドッグ、パスタ、アルコール、デザートと大まかに注文場所が分かれていて、自分の食べたいもののカウンターに行き、注文後、番号が呼ばれて受け取るというフードコートのような仕組みになっている。
たくさんあるテーブルはほとんど埋まっているが、みんなあまり長居しないらしくどんどん入れ替わっていく。先に席をとる必要がなさそうだったので、私たちは迷わずホットドッグのカウンターへ直進した。
ホットドッグを2つとSサイズのフレンチフライを1つ、そしてなぜだかLサイズのコーラを1つ、夫が注文した。コーラ、絶対飲みきれないでしょう…と思ったけれど、すぐにオーダーが通ってしまったので今回は異議申し立てはしないことに。
番号を呼ばれるまでの間、店内を見回していると来店した有名人の写真がたくさん飾られていることに気が付いた。残念ながらそのほとんどがスポーツ選手で知っている人はいなかったのだけど。
そしてこのお店、会計の人が厨房へオーダーを通すときと注文品を渡す番号を読み上げるときのマイクパフォーマンスがとても面白くて思わず聞き入ってしまう。まるで歌っているような、でもきっと誰にも真似できないリズム。おかげであまり時間を感じさせられなかった。
すぐに空いている席が見つかって、お待ちかねのホットドッグ開封~!
夫の英語プログラムの先生方に教えてもらったシカゴドッグの特徴をまず確認。
①ビーフ100%でボイルされたソーセージ
②スライスなんてしない大きなピクルス
③パンにポピーシード(黒いつぶつぶ)が付いている
そして、ケチャップはつけないとも聞いていたので私たちもそのままかぶりつく。ホットドッグのパンといえば、これまではパサついている生地のものが多かった気がするがこれはしっとりとしていておいしい。そしてピクルスとトマトに挟まれているトウガラシ。これが辛さと酸味を発揮して最高のアクセントになっている。
たかがホットドッグ、されどホットドッグ。
シカゴ名物とは言え、わざわざ食べにくることはないだろうと思っていたので目から鱗、ケチャップはナシで正解だった。これで2人で11ドルほどの値段だから、物価の高いシカゴでは最高のコストパフォーマンスと言えるのでは。
そして案の定Lサイズのコーラは半分ほど残してしまった。だって1リットルくらいの大きさ。日本人には攻略不可能でしょう。
お腹を満たしたところで、ミレニアムパークへ。
ホットドックに続き夫の希望で、野外音楽堂で行われているGospel Music Festivalを見にやって来た。
夏の観光シーズンに入ったシカゴでは、これから毎週のようにこういった音楽やアートのイベントが行われる。しかもプロが出演するにも関わらず無料というものが多いので見なきゃ損なのだ。
舞台の近くは座席が設置されているが、後ろの方は芝生になっている。椅子やシートを持ち込んで、みなさん自由にくつろいでいる。
ゴスペル界の大御所と思われる女性シンガーが登場したときはお客さんが総立ちになった。アニーのようなかわいらしいカーリーヘアで力強い歌声。
アフリカ系のお客さんはノリがスゴイ!
正直なところ、私は音楽より周囲の人たちを観察して楽しませてもらった。
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Portillo's Hot Dogs(ホットドック)
100 W. Ontario St.
(1-312)587-8910
最寄り駅:レッドラインGrand、もしくはChicago
ホームページはこちら。
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。
地球の歩き方2016~17に掲載のお店。
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