2018年5月27日日曜日

The Field Museumを見学する



今日も「帰国前に行っておきたい場所」へ、せっせとお出かけ。

まずはミシガン通りからバスに乗って、フィールドミュージアムに向かう。ここは、昨年の夏セドナを訪れた際に、偶然にも昔シカゴに住んでいたというタクシーの運転手さんから強くおすすめされていた自然史博物館だ。

バスは建物の南側入口前に近いバス停に停車した。降りるとすぐにその外観が見えてくるのだが、とっても大きい!一日では見きれないほどの大きな博物館と分かってはいたものの、その大きさに圧倒される。

フィールドミュージアムはシカゴ美術館と同様、市民割引がある。今回も念のため公共料金の通知書などを持参したが、全く確認されることはなく、郵便番号を伝えるだけで割引チケットを購入することができてしまった。

入場すると吹き抜けになった広ーいホールが。
ここだけでもトーテムポールやら、恐竜の骨格標本やら、興味深いものが展示されていて、いきなり足止めを食らってしまう。別の意味で興味深いと思ったのは、ゾウの剥製の前で記念撮影をするインド系の方が多いこと。やっぱりゾウを見るとヒンズー教の神様ガネーシャを連想してしまうのだろうか…(笑)。

閉館時間は17時と意外に早いので、館内マップで見学する場所を絞ってから動くことにした。

最初にやってきたのは、3階「惑星の進化」のコーナー。
私たちの住む地球が、どのような変化を繰り返しながら現在のような状態になったのかを、映像などを使って詳しく説明してくれる。こういうのはもう何回も見ているはずなのだが、博物館ごとに表現の仕方が違って面白いからか、ついつい立ち寄ってしまう。

古代魚か?海外に来ると、日本の博物館では見ることのできないような化石が見れて楽しい。

ぽっちゃりしていてなんだかかわいい四足歩行の恐竜?

ちょっとだけ休憩。
恐竜の展示コーナー辺りからは、こんなに素晴らしいシカゴの景色を見ることができる。


しかし、このあと今日イチ残念なことが…。

おそらくこの博物館の目玉展示であるティラノサウルス「スー」の骨格標本が、なんと展示替えの作業中で、ガラス越しにちらっとしか見ることができなかったのである。私の周囲にいた人たちもとても残念そうな表情をしている人が多かった。この情報ってホームページに載せていたのかなぁ。

「惑星の進化」のコーナーはかなりのボリュームで、ざっと見てもかなりの時間を費やしてしまった。若干の焦りはあるものの、疲れてしまったので3階のベンチで再びの休憩タイム。ここから先ほどの広いホールを見下ろすと、展示されている恐竜の大きさがよくわかる!

また、その傍らでは何やら作業をしている様子も見ることができた。骨の入れ替え…?

次に見学したのは、2階「古代アメリカ」の展示コーナー。序盤はメキシコの歴史についての説明があり、メキシコシティの国立人類学博物館を訪れたときのことを思い出した。後半は、これまたすでに色んなところで見ているはずのネイティブアメリカンの衣装や日用品、工芸品が山ほど展示されていた!刺繍など凝った手作業の跡が見えてため息が出てしまうほどだった。

最後に「アフリカ」についての展示を見学したのだが、こちらは展示物の量自体が少なく、解説もあまりなくて期待したようなものを見ることはできなかったため、ささっと退散。

ここまでで閉館30分前になってしまったので、外に出ることにした。あまりにも広くて、半分も見れていない気がするが、冷房が効きすぎで冷えたので(珍しく夫も)ちょうどいい頃合いだった。続きはまたいつかシカゴに戻って来たときに。次回は隙間からじゃなく、ちゃんとスーが見たい!

外に出ると、すっかり冷え切った体が一気に温まって、まさに生き返る~という感じがした。さて、今日はあともう一つ見ておきたい景色があるのだ。ということで、フィールドミュージアムからアドラープラネタリウム方面を目指して歩くことにする。

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