自宅に続いて、次は建築設計事務所の見学へ。
1898年に建てられたこちらの外観はPrairie Style。写真はChicago Ave.側から見たところ。
自宅玄関とは全く異なる雰囲気の事務所玄関。
中に入って最初にあるのは設計部屋。ライトとその弟子たちがここで仕事をしていた。
この部屋の中央部は吹き抜けとなっている。八角形になっている天井の梁から吊るされたチェーンによって支えられたバルコニーがあるおかげで、柱を建てることなく、広い空間を作ることができたのだそう。
明かりとりの役割をしている天井のガラスがきれい。
玄関、兼顧客との打ち合わせスペース。
最後に、私が一番すてきだなぁと感じた書斎スペースへ。ここはライトが企画書や設計書を顧客に見せるために使われていた。あえて壁を高く作ることで、外からの音を遮断し、商談に集中できる環境を作ったのだとか。
家具のデザインは「和モダン」という感じで、今の日本の住宅にも馴染みそうだし。
このキャビネットなんかは水屋箪笥を思い出させるデザイン。
下の戸棚には当時、設計書を収納していた。
扉がファブリックパネルになっているものも。
これで建築設計事務所も見学が終了した。混んでいたのでかなりの急ぎ足ではあったが、こんなに見応えのあるツアーにたった18ドルで参加できてとても満足だった。
ところで、30分ほど間隔をあければ十分間に合うと想定していたユニティテンプルのガイド付き見学ツアー。しかし、Home & Studioのツアーが終わった時点ですでに予定の時間を15分ほど過ぎていたので、小走りで移動することに…。
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